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『僕がゲイを公言する理由』鈴掛真のカミングアウト記事まとめ2017

『僕がゲイを公言する理由』鈴掛真のカミングアウト記事まとめ2017

Views 20 December 2017 (更新日:
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初雪の
真新しくて
凛とした
匂いにも似た
初恋だった

こんにちは、歌人の鈴掛真です。5・7・5・7・7の短歌の作家です。

2017年も残りわずか。今年はみんなにとってどんな年だったかな?

僕の2017年は、ここMTRLで18回も記事を書かせてもらったり、作家として他にもいろんな仕事にチャレンジできた、充実した一年でした。

そんな2017年ラストとなる今回は、今年執筆してきた記事を振り返るとともに、『僕がゲイを公言する理由』についてお話しましょう。

というわけで、連載【ゲイだけど質問ある?】いってみよー!

僕が吐露したカミングアウトの数々!


今年の4月にMTRLでの連載がスタート。

まずは、一人のゲイとして生きてきた経験をふまえて、同性愛について様々な質問にお答えしました。

そもそも「なんで男なのに男を好きになるの?」って話

“ゲイ=女子”って思ったら大間違いなんだからね!

クラスにゲイがいる確率、知ってる?

「ゲイらしく」より自分らしくの週末

ノンケはゲイの友達を作るべき?!

ゲイに「目覚める」キッカケとは?

 

そして、学生時代の片思いを綴ったエッセイシリーズ。

中学1年生、一目惚れから始まった初恋の相手と自分。2年経った頃には週末は一緒に遊ぶまでの仲に。野球部の彼のランニングに自転車で付き合ったのはキラキラした思い出。
自分の恋愛をこんなに具体的に書いたのは初めて…。
本人が読んだら「あ。俺のことだ!」ってわかってしまうくらい赤裸々な内容が大好評でした。

叶わなかった初恋が教えてくれたこと。

先生への片思いが人生に残したもの

ノンケに恋した。せつない片思いの話をしよう

アメリカでの友情青春物語

 

ところで、2017年のワイドショー・クイーン・オブ・ザ・イヤーをかっさらったのは、松居一代さんだってことに誰も異論を唱えないよね!

彼女を復讐の鬼にしてしまった“男の浮気”や、“付き合う前にセックスした方がいい理由”など、男女間にも応用できる恋愛観も執筆しました。

ゲイの世界の浮気事情と男が浮気をする理由とは

自分の性別、ホントに把握できてる!?

「セックスは付き合ってから」って、もうやめない?目からウロコの恋愛観

 

ゲイの間で話題になった2017年ニュースといえば、台湾で同性婚の法制化がアジアで初めて行われることが決定。

同性で結婚するってどういうことなのか、実際に台湾まで行って現地の様子をレポートしてきました!

同性婚って、ぶっちゃけどうよ!

台湾の同性愛事情が日本のはるか先を行っていた件

 

こんなにも自分はゲイだゲイだって言ってきた僕が、あろうことか中学校の教壇に立って授業を行うことに!

せっかくなので、「先生はゲイだよ」って言ったら子どもたちはどんな反応をするのか、試してみました!!

出身地である愛知県春日井市の中学校で教壇に登る詩人の鈴掛真さん。この日は地元中学の特別授業で先生をした。中学校の先生になってゲイをカミングアウトした結果

鈴掛真はなぜゲイを隠さないのか

ゲイ 鈴掛こうして、家族にも友人にも隠さず、プライベートでも仕事でもゲイとしてオープンに生活するようになってから、早5年。

この機会に「自分はなぜゲイを公言しているのか」について、改めて考えてみました。

その理由は他でもありません。

「それが当たり前のことだから」です。


男性が女性との恋を語るように。女性が男性との愛を綴るように。
今はまだ物珍しく見えるかもしれない同性愛でも、僕の中では当たり前のこと。


カミングアウトしていないゲイの友人から「どうしてわざわざ公言する必要があるの?」と冷たい目で見られたこともありました。

どうして、って?


「わざわざ隠す必要がないから」
です。

同性愛が否定的に扱われてきた長い歴史の中で、いつのまにか同性愛を隠すことが当たり前になっていた時代がありました。

けれど近年、LGBTへの理解が急速に進んだことで、そんな時代もいよいよ終わりを迎えようとしています。

 

そんな中「うちで記事を書きませんか?」と声をかけてくれたのが、他でもないMTRL編集長・佐野恭平さん。(え、CGなの?って思うくらいの天文学的イケメン)

ゲイ向けのメディアではなく、セクシュアリティを問わないファンション系メディアでこうしたテーマを書くことに、大きな意味があると感じました。

ほんの少しでもいいから、時代が変わるための力になりたいと、僕は思うのです。


さて、今年記事を読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
また来年、MTRLでお会いしましょう。

 

※僕が今年書いた記事の中で最もたくさん読まれたのが『Sexy Zone佐藤勝利に今こそ注目すべき理由』だったのはここだけの話です。

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