3−Aの
君が使って
いるだけで
違った色に
見えてた机
こんにちは、歌人の鈴掛真です。5・7・5・7・7の短歌の作家です。
やって来ましたゴールデンウィーク!
学生のみんなにとっては、4月に学校やクラスが替わって、新しい環境にやっと慣れてきた頃なんじゃないかな?
実は、GW明けは学生の自殺が増える傾向にあるんだとか…。
確かに、大型連休の終わりっていつもより「明日学校行きたくない!」って思って死にたくなるよね…。
でも、死ぬほど行きたくないなら行かなくてもいいんだからね!
自分の命より学校が勝つなんてあるわけないんだから!!
学生の自殺といえば、去年、一橋大学の学生がゲイだってことを同級生にバラされて自殺したニュースが話題に…。
僕は同じゲイとしてとっても悲しかったな…。
みんなのクラスにも自分がゲイだってことに悩んでる子がいるかもしれない!
というわけで、連載【ゲイだけど質問ある?】今回もいってみよ~!!
日本労働組合総連合会の2016年の調査によると、3.1%の人が自分は同性愛者だと回答しています。
学校に例えると、100人の学年に3人、3クラス作られている場合クラスに1人は同性愛者がいてもおかしくないことに!
どう?
思ったより多かったでしょ?
同じクラスになったり、席が隣になったり、仲良しのグループの中にいてもおかしくない数の同性愛者がこの世界には確実に存在しているんだね。
でもクラスの中で、同性愛者だってオープンにできている子は少ないんじゃないかな。
実際、僕も学生の頃は女の子が好きなふりをしていたし。
いろんな価値観の人がいるクラスや学校というコミュニティの中でカミングアウトすることは、同性愛者にとって凄く勇気のいることなんだ。
「別に隠さなくてもいいのに~」って思う人もいるかもしれないけど、僕は大学生の頃、彼女がいないことを同級生に疑われて「もしかしてゲイじゃないよね?w」って言われたとき、「もし他の子に打ち明けてもコイツにだけは絶対言わないようにしよう…」って思ったよね!
だって否定から入る人に心を開こうなんて誰も思わないでしょ?
そうしたちょっとした心無い一言が、本当だったら解り合えたかもしれない可能性を少しずつ奪っていくんだ…。
みんなのクラスにもきっと1人はいるはずの同性愛者のために、一体何ができるだろう。
その子が思い悩まなくてもいいように、「隠さなくても大丈夫だよ」っていう雰囲気をみんなが協力して作ってあげることが大切なんじゃないかな。
ちょうど今週末の5月6日(土)7日(日)、ゲイやレズビアンなどのセクシュアル・マイノリティが集う日本最大級のフェス『東京レインボープライド2017』が渋谷で開催されます!
普段はひっそり影を潜めてる同性愛者たちが、この日ばかりは自信を持って渋谷を歩ける、笑顔溢れるイベント!
中島美嘉ちゃんのLIVEも見られるから、ゲイやレズビアンじゃないみんなも気軽に参加できるよ!
実は鈴掛も、伊勢丹が出展するブース「ISETAN kaleidoscope」にクリエイターとして参加します。
お悩み相談、大歓迎!
ぜひ会いに来てね!!
【ゲイだけど質問ある?】では質問を大募集!ゲイに聞きたいこと、お悩み、なんでもOK。
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