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【カツセマサヒコ連載】『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』第2回

【カツセマサヒコ連載】『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』第2回

Views 25 September 2015 (更新日:
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こんにちは、カツセマサヒコです。

連載も2回目になるのですが、前回の記事を読んだ友人から「仕事しろよ」と言われました。
仕事で書いてるのに。
さて、今回もそんな元童貞の僕が、もしも共学の学校に通っていたらどうなるかを考えていこうと思います。

レッツ、共学!

Vol.2 バスケ部マネージャー系黒髪ショートボブ女子

僕は中学・高校とバスケ部だったんですけど、共学のバスケ部には「女マネ」と呼ばれるちょっとえっちなポジションがあるらしいんですよ。

で、この「女マネ」は大体、学年で5指に入る美人が担当するんですけど、顔だけでなく性格もめっちゃイイんですよね。疲れたらポカリくれるし、ケガするとテーピングしてくれるし、落ち込んでると励ましてくれるとか、それもう最高じゃないですか。

そんな「女マネ」が僕に振り向いてくれるはずないと思っていたんですけど、実は「女マネ」には「絶対にスタメンの誰かを好きになる法則」っていう秘密の方程式があるんです。

どうやらこれによって、共学かつスタメンの僕は、彼女をメロメロにさせてしまったようなんですね。

「カツセー、ユニフォーム洗うから出してー?」

「おー、ほいっ」( バサッ)

「きゃっ!? ちょっとー! 汚いー! (いい匂い…///)」

「汚いって言うなし(笑)。じゃ、あとよろしくー」

最高。
黒髪ショートボブがふわっと揺れる感じ最高。
おそろいのジャージ着てる感じ最高。
首から下げてるストップウォッチ最高。
冬場になると体育館寒いからホッカイロずっと持ってる感じ最高。
たまにヒマすぎるとゴール下でジャンプシュートやってて、それがそこそこ上手い感じ最高。

ちなみに、「女マネ」は勉強も中の上くらいできるんですけど、バスケ選手は基本的にあんまり頭よくないんですよ。
で、僕もしっかりと赤点ギリギリ取ってるタイプの人間だったので、そうすると必然的に「キャプテン命令で女マネとお泊り勉強会(1on1)イベント」が発生するんですね。

これはもうバスケ部なら避けられない道なんです。致し方ない。

「きょ、今日はあくまでもキャプテン命令なんだから、絶対に変なことしないでよね……!?」

「はあ? それこっちのセリフだし。てかなんでお前、風呂あがった後なのにメイクばっちりなの?」

「う、うるさいー! もう勉強するよ! ほら!?」

「えーいいじゃん夜長いんだし。もうちょっと話そうよ。なんか楽しい話ねーの?」

「ないよ! ないない! ほら! 勉強勉強!」

「えーあるでしょ、ホラ、恋バナしようぜ、恋バナ。お前好きな人とかいねーのかよ?」

「っ……! バカッ! ほんとバカッ! だからあんた赤点ギリギリなんだよ!? ちゃんと! ホラ! 勉強して!」

「いやいや顔赤くしすぎだろ(笑)。誰? バスケ部?」

「うるさい本当にうるさいー……。絶対言わないもん。あんたになんか言わない」

「えーなんだよそれ、つっまんね。じゃあ俺が成績上げたら絶対言えよ。約束な」

「え! 何それ! 無理! 無理無理無理! 勝手に約束しないでよ!」

「なんだよいいだろそれぐらい。勉強のモチベーションになるじゃん」

「いいや無理! だってそれ告白じゃんもう」

「……え?」

「……うん?」

「……えっと……?(笑)」

「……あっ! えっ!! やばっ!! わわわわ! えっ! えっ!? ///」

最高すぎか。
全部最高すぎか。

僕が7歳とかだったら間違いなくクリスマスプレゼントに「女マネ」頼んでるレベルですよこれは。
まさかこんなに共学が素晴らしいものだとは想像さえもしていませんでした。
今すぐ精子からやり直して共学に入ってバスケ部でスタメンになって「キャプテン命令で女マネとお泊り勉強会(1on1)イベント」をやりたいです。

はい、第2回はここまでとなります。

ちょっと今回は「女マネ」が最高すぎたので男子校の読者は間違いなく自慰決定だと思うんですけど、そこは申し訳ない。共学ってこういうものだから許してほしい。

それでは、今回はこのへんで。第三回でお会いしましょう。
みなさんが明日もえっちですてきな青春時代を過ごせますように。


連載アーカイブ

【カツセマサヒコ連載】第1回『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』
【カツセマサヒコ連載】第2回『バスケ部マネージャー系黒髪ショートボブ女子』
【カツセマサヒコ連載】第3回「眼鏡はずしたら美人なドジっ子保健係』
【カツセマサヒコ連載】第4回『いい匂いがする学園祭副実行委員長』
【カツセマサヒコ連載】第5回『家族ぐるみで付き合いがあるボブ巨乳美人な後輩』
【カツセマサヒコ連載】第6回『学園祭のミスコンでグランプリに選ばれたマドンナ的先輩女子』
【カツセマサヒコ連載】第7回『あまりに美人すぎるJKがいたので、いきなり告白した話(ほぼ実話)』
【カツセマサヒコ連載】第8回『理想のバレンタインデー』
【カツセマサヒコ連載】第9回『もしも僕が年上OLのヒモになったら』
【カツセマサヒコ連載】第10回『もしも僕が大学入学初日で恋に落ちたら』
【カツセマサヒコ連載】第11回『もしもディ○ニーデートでえっちなことしたら』

 

ライタープロフィール

【カツセマサヒコ連載】『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』第1回

カツセマサヒコ

下北沢の編集プロダクション・プレスラボのライター/編集者。

1986年東京生まれ。明治大学を卒業後、2009年より大手印刷会社の総務部にて勤務。趣味でブログを書いていたところをプレスラボに拾われ、2014年7月より現職。
趣味はtwitterでのふぁぼ集めとスマホの充電。


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https://twitter.com/katsuse_m

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