なかなか押してもお付き合いに至らず、「あともうちょっと」という状態から発展できずに悩む男性は少なくありません。ときには、告白する空気を出したら華麗にかわされてしまうこともあるでしょう。
こんなときは、「友達異常、恋人未満」の状態を楽しむ女性に翻弄されている可能性が考えられます。その心理と、彼女たちの理想の付き合い方とは?
『MTRL』では、以前に「友達以上、恋人未満」の定義を記事で扱いました。なぜはたから見たら付き合っているような関係性に止める人がいるのでしょうか。「友達以上、恋人未満」を楽しむ女子の心理を探っていきます。
「バイトと大学で忙しいけれど、青春っぽいことはしたいし異性に癒されたいです。彼氏のためにスケジュールを調整したり、気を配ったりする余裕はないので、彼氏という関係性になってしまうのはダルいのが本音です」(22歳・女性)
「異性友達が多いから制限されるのは嫌。頭を撫でたれたり、2人で遊んだりするのは好き。彼氏を作ったら、浮気認定されてしまうかもしれないから、そんな曖昧な関係が心地よいです」(18歳・女性)
「いい感じの人がいないときは、そういう人がいるかな。恋愛体質なのかもしれません。でも、彼氏が欲しいってわけじゃなくて、デートを楽しんで、ちょっと進展することがあって、そんな恋人雰囲気が味わえればいい。付き合いたいタイプじゃないけれど親友みたいに仲良くなれると、この関係性になります」(24歳・女性)
「彼氏がいないやつは地雷とか、非モテとか、格下とか。そういう目を避けたい。恋バナをしたいっていうのが理由の1つ。あとはやっぱり寂しいと思ったときに気軽に遊んだり慰めてくれたりするのが、友達より恋人だからってところですかね」(18歳・女性)
ネットなどで調べると、半数は「友達以上、恋人未満」の関係性を経験したことがあるなど、よくある男女のあり方になっていることが伺えます。どんなことをしているのか経験者に取材すると、「深いボディタッチはなしで手を繋いだりキスをしたりする程度まで」「デートだけ」「なんとなく一緒にいて周りに『付き合っちゃえ』と言われる感じ」など、ライトな男女関係を理想としていることが多いようですね。
ですが、中には友達だったはずが流される、いい空気になったために体の関係に至ったけれどお付き合いに至らず、というケースもあります。付き合うつもりもセフレになるつもりもない。だけれど、友達に戻れないから「友達以上、恋人未満」という、先ほどとはニュアンスが違うこの場合には、男女の関係性を楽しみたい訳ではないことがほとんどでしょう。
例え「きちんと付き合いたい!」と思ったとして、相手がちょうど良い関係性を超えることを良しとしていない場合、お付き合いに発展するのは困難です。「友達以上、恋人未満」を許容するか、リスクを負ってでもはっきりさせるか、1度考えて見ても良いかもしれません。
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