ネットストーキング、略してネトスト。
実際に「つきまとい行為」まではしなくとも、特定の人の情報をインターネットを駆使して集める行為も一般的にこのように呼ばれています。男子よりも女子の方が、ネトストをした経験があるという人は多く、その技術はCIA並みという噂も…。
実際にネトスト女子が、どんな情報をインターネット上から集めているのか聞いてみました。
女子がネトストをしている理由は
の主に2パターンがあります。特に好きな相手のことを詳しく知りたい女子というのは多いもので、まだ相手に直接聞けないような間柄のとき、普段話す内容以上のことを知りたいときにネトストしてしまうんだとか。
②のパターンは、もともと好きな相手のことを調べるのが趣味だったのに、だんだんと自分の実力に気づいてしまい、腕試し感覚で他人を調べるようになってしまったタイプ。
友達の好きな人のことを調べて情報を送ったり、芸能人の情報を独自に漁ったりして楽しんでおり、さながらアマチュア情報屋といった感じでしょうか。
実際に私は、友達に恋愛相談をした数日後、相手のインターネット上のあらゆる情報が送られてきたことがあります。
なかには「本名載ってないのにどうやって見つけてきたの⁈」というようなものまで…。
本名で検索すれば高確率で見つけられるのが、Facebookのアカウント。
何も投稿していない人、投稿を非公開にしている人も多いですが、友達や出身校などの情報を得るには十分だそうです。プロフィール写真を変えずに放置している人も多いので、まだあどけない高校時代の顔写真なんかも見られているかも⁈
またTwitterのアカウントに関しても「鍵がかけられていなければ、自由に閲覧OKという認識で合っていますよね?」とのこと。
ツイートやいいね、リプのやりとりなどを、何年分も遡ってチェックしている女子は多いみたいです。
「ファボっているツイートやフォローしている有名アカウントを把握すると、相手の趣味や考え方がわかってくるので面白いですね」。
ネトスト女子はあくまでも、相手のことをよく知りたいだけだと言います。
学生時代の入賞履歴などはフルネームでネット上に公開されていることも多く、検索でヒットする確率が非常に高いんだとか。
そこから紐付けて分析することで、どんな部活に入っていたのか、何が得意なのか、といった情報も容易に入手できるようです。また意外と多いのが、友達がブログに、フルネームであなたの名前を登場させているというパターン。
中学生頃に書いたと思われるブログはプライバシーの意識がガバガバなので、個人情報がわんさか出てきてしまいます。
一度自分の名前でネット上を検索してみて、変な情報が出てこないかチェックしておいた方がいいかも。
男子の浮気がバレる原因として、意外と多いのが「友達のSNS」。
彼女にはバイトだと嘘をついて行った飲み会の写真を、友達がSNSにアップしているのを発見!そこに写っている女子のアカウントを特定したら、匂わせ発言や2人で仲良く写っている写真があったなんてことも。
浮気は思っている以上にバレるんです。女子の探偵力を侮ってはいけませんよ。
これは私の周囲にはいないのですが、SNSにアップしている写真や普段の発言内容から、相手が住んでいる家を特定できるというネトスト女子もいます。
Googleマップのストリートビューイング、賃貸サイトの物件情報などと照らし合わせながら見つけていくんだとか。
大抵の場合実際に家に行くことはなく、あくまで場所を把握するのが目的だと言いますが、情報を悪用されては怖いですよね。特に雪が降った日は家の窓から外の景色を撮ってSNSにアップしがちですが、それも家バレする原因の1つ。
近所の景色や最寄り駅の名前などは、公開しない方が賢明でしょう。
Google画像検索はネトスト女子の強い味方。
アイコン写真をアップすれば他のSNSアカウントを特定できる可能性が高いですし、投稿された食べ物や背景の画像から、その日彼がどこで遊んでいたのかを特定したりする子もいます。
かなりの精度で見つかってしまうらしいので、バレたくないときは写真のアップは控えたほうがよさそう。
またSNSのIDも、複数のSNSアカウントで同じような文字列を使っている人が多いため、1つわかれば他のものもすぐに特定できるんだとか。実際に私は、スマホが壊れたという友達から勘でSNSをID検索され、DMで連絡をもらったことがありますよ。
情報を把握して満足するだけのネトスト女子ならまだマシですが、実際にストーカー行為を企んでいるメンヘラに家がバレたり、犯罪に巻き込まれたりしてしまっては危険です。
くれぐれも特定されたくない個人情報は、ネット上に載せないよう注意しましょう!
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