バカッターという言葉が誕生し数年。SNSで炎上した学生が内定を取り消されたり学校を退学処分になり将来を棒に振ってしまう。これらは、遠い世界の話ではなく、いつ自分の身に降りかかるかもしれない出来事なのです。
今回は、SNSで炎上しやすい学生の特徴や、学生が炎上した事例などから注意すべき点を紹介。炎上とは、明日は我が身。正しいリテラシーを身につけ楽しいSNSライフを送りましょう。
SNSで炎上しやすい学生の特徴とは、ズバリ高学歴・高スペックです。SNSでの炎上の燃料は、「誰かを困らせたり陥れたい」という妬み・足を引っ張りたいという黒い気持ちなのです。なので、高学歴な有名大学の学生や有名企業に内定の決まっている学生、ミス・ミスターコンに出ている顔面偏差値の高い学生などの「肩書き」のある人が炎上のターゲットにされやすいのです。
インターネットリテラシーの授業があったら、きっと1時間目に習うであろうこと。それは、個人を特定される情報をSNSに上げないということです。
イマドキの学生は、先人たちの人柱を見て炎上の怖さやリスクを知り、個人情報をネットに上げることは感覚的にヤバイと思う人がほとんどかと思います。が、時々SNSをパトロールしていると免許証・学生証を載せている人がまだいます。免許証などを取得した際は嬉しくてツイートしちゃう気持ちもわかりますが、免許の投稿は本当に危険なのでやめましょう。
ここからは、実際にあった炎上のお話と、今後同じ過ちを繰り返さないために前例から学ぶ炎上を回避するためにすべきことを紹介します。
こちら記憶に新しいバカッターによる炎上の模範解答。アイスの冷凍庫にダイブ事件! なんと模倣犯による迷惑行為が全国各地で多発。他にも車のボンネットに乗り走行する動画のSNSへの投稿などなど…こんなこと普通に考えてしちゃいけません。
■気をつけるべきこと
かの有名な「キセルしちゃった♡」というイキった犯罪自慢ツイートで炎上した”たなしゅん事件”を筆頭にSNSで犯罪自慢しちゃうバカッターは今でも後を絶たない。
この他にも飲酒運転や未成年との交際など、自慢して満たされる浅ましい承認欲求に支払う代償は大きいです。
■気をつけるべきこと
「こんなことでも炎上するのか…!」というもののひとつにリア充自慢があります。ナンパ自慢や乱行自慢、キス動画やきわどい写真などなど…。また、某中学の卒業式で男女が集団でキスしている写真をSNSに公開、非リアの嫉妬心に触れ炎上お祭り騒ぎとなり学校側が謝罪、生徒たちには厳重注意・指導という事件も。
同じくリア充自慢に迷惑行為のコンボをキメたのが青学生のサークルによる「サンバゲーム事件」である。スーパーのようなみんなが利用する場所で大学生がはしゃぎすぎてはいけません! しかし、これも「青学生」「男女」「サークル」というリア充要素が故にここまで炎上してしまったのでは…とも思うのです。
■気をつけるべきこと
学生の炎上に多いシチュエーションといえばバイト先。アルバイトをするということは立派な社会の一員。内輪ノリのつもりでも周囲の見る目は厳しくなります。バイト先の制服を着て仲間と悪ノリで写真を撮りツイート→特定され炎上という流れがテンプレです。
バイト先の炎上の特徴としては飲食店が多く、その理由としては「食品の不衛生」という騒ぎに発展するため。学生の悪ふざけでは済まされずお店が謝罪したり、最悪のケースだとバイト先が閉店したりということもあるので、本当に気をつけよう。
■気をつけるべきこと
寿司屋の醤油に口をつけて飲む・お好み焼き店のソースなどのチューブを鼻に入れる等…これら全て飲食店での不衛生な行為により炎上したケースです。
また、すき家で爆誕した「しょうがトングで牛丼混ぜ男」や某コンビニで目撃された「おでんツンツン男」などこのカテゴリでは独特のネーミングセンスが光る。ただし、誰もが口にするかもしれない食品を使った迷惑行為なので考えるだけで率直にキモイ。
■気をつけるべきこと
以上が学生も陥りやすいSNSでの炎上の事例でした。炎上一瞬、失うものは数知れずです。とくに有名大学に通う学生や内定を貰っている学生、リア充の自覚のある皆さんは標的になる確率も高いので要注意です。
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