いつの間にか春も爛漫、入学式ももうすぐですね。初めての東京、初めての大学生活…そんな響きに色めき立っている18歳のみんなに、今伝えておきたいことがあります。
大学デビューは一発屋になっては意味がありません。スタートから張り切りすぎると、悪目立ちの噂だけが大きくなり5月から学生生活死亡フラグ…なんて1年生もよく見かけます。
今回はそんな痛い大学デビューになりかねない、この時期の「間違い悪目立ち行動」について知っておきましょう。
男の勲章と言ってもいいくらい、同性マウンティングの中でもレベルの高い「恋愛武勇伝アピール」。
本当のモテ男ならいいのですが、毎年何人か「イキり虚言症」な痛い奴もいたりいなかったり…。
「高校生の頃って世界狭いじゃん? だからいろんな女とミスしちゃったな~」
「俺の彼女めっちゃかわいんだよね、あ、彼女写嫌いだから写真はないんだけどさ…」
「大学生にもなって童貞とかウケるw」
とかドヤ顔で言ってる奴に限って、「自分が童貞」「彼女はブス」なんて大学デビューあるある。イキりチャラ男はすぐばれます。なぜなら大学には本当のチャラ男もうじゃうじゃいるからです。
そういうイキりはガチで遊んでる男子たちと知り合うと急に意気消沈します。そうこうしているうちに、5月、6月になると「最近あの子、どこにいるか分かんないよねw」とか言われ始めます。
大学生になったからには、おしゃれなブランドアイテムをいくつか身に着けてみたくなりますよね。一番目立つサークル新歓などでイチオシのブランドTシャツを着ていって、
「このブランドまじで好きなんだよね。着心地とか最高だし、他のTシャツ着れなくなりそうだわ~」
とか言ってブランドジャンキーアピールする奴。その嘘もすぐばれます。これまた2,3か月経つと、
「あいつ、あのブランド大好きとか言っておんなじTシャツばっか着てるよね…他何も持ってないんじゃね? 洗ってんのかなw」
とか言われ始め、結局本当のおしゃれA級男子の輪には入れず、地味な子の中でイキり続けるしかなくなる…なんて大転落をする羽目になります。
お洒落に自信があるとしても、最初のうちはブランド知識アピールはしない方が懸命と言えます。
大学で入るサークルはどれも魅力的で迷ってしまうのは分かる…分かりますが、
「俺、テニサーもフットサルもオーランも入っちゃったよ! 先輩にどうしてもってせがまれてさ~」
とか言って「サークルに必要とされてる俺」をアピールするヤツ…。こういう人も大体すぐ消えます。
サークル勧誘の時に先輩から言われる「まじでお前には入ってほしいわ」は社交辞令中の社交辞令。ほぼ誰にでも言っていると言っても過言ではないでしょう。
そんな発言に調子に乗ってサークルを掛け持ちしすぎると、お金も人よりかかってくることになります。するとどこのサークルでも出れないイベントや行けない飲み会が多くなってしまい、結果「あんまり来ないやつ」認定されます。
そうすると夏になるころには一定のつるめる友達がおらず、ぼっち授業が増えていつしか学校来れないやつに…なんて事件も起こります。
サークルは絞って選んで、しっかりコミットする方が大学生活を楽しめますよ。
その他こんな行動も「イキり」扱いされやすいので注意が必要です。
新しい環境に浮足立ってしまう気持ちは分かりますが、「大学デビュー」と「イキりデビュー」は違います。自分のキャパを越えて見栄を張りすぎると、あとからバレて同期からの印象最悪…なんてことになってしまうので、見栄ではなくて中身のあるデビューを飾れるように、大学生活内で自分改革していけるようにがんばりましょう!
■ライタープロフィール
フリーライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。