アラフォーです…
最近…
11月に生まれるであろう我が子が…
「男児!」
と、いう事で、女児のイメージしかしてなかった僕は急ぎ「日本の文献」を調べまわっています。
共に「安土桃山時代」が好きな僕。
そして「日本の風流」が好きな僕は「その当時の茶器」などを調べまわっています。
ちなみに聞かれるのが「画数とか、占いとかします?」という事なのですが一切しません。
多分、そういったものを見る事もありません。
「佇む」とか「風流」とか「涼しさ」とか…
なんか線の細い感じとか…
そういった要素の入った渋い名前ないかなぁ?なんてページリロードが頻繁で速度制限バリバリです。
いっそ「制限(セイゲン)」なんて名前も浮かびましたが、子に殺意を抱かれますよね。止めておきます。
【木村直人連載vol.5】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫! | MTRL https://mtrl.tokyo/column/6060
(前回まで。)
(都内数店舗ある有名サロン「GARDEN」の幹部として活躍している「深谷氏」)
今回は僕もなんですが、かけがえのないものについてお話しを。
そう。
同期入社の面々です。
僕年代の入社なさったみなさんは同期以外にも猛烈に業界内外で活躍なさっている方が多く、とても誇らしいものです。
(98年当時。今は共に働く「air 中島毅君」今秋オープンの大宮店へ爆裂異動。楽しみです)
後で気付く事になるわけなんだが、その当時は正直言ってクソでした。
「個性強いなぁ…」
多分、各々が思っていたと思うw もちろん僕も含められている。
「現 Belle 代表の飯田君」なんかは本当に飄々としてて、「イケメン!」と言われてなんでも器用にこなして、カリキュラムもどんどん進めて本当に期待されていた。
「現 GARDEN 幹部の深谷君」なんかは「日本男児!」って感じで、感情も出せば、いきなり情に厚い所を見せたりと人間臭く、それでいて美容に熱い。
「現 airで共に働く「中島毅君」」は…
「常に”手を掻いて”いた(手荒れで)」
そんな印象。
入社すると当然行われる「シャンプー練習」というもの。
数週間かけて毎日練習します。
僕の一個上で、シャンプーをよく教えてくれていた先輩。
(現Alfalan代表の越智めぐみ氏。 レギュラーで「にじいろジーン」出演、その他有名タレントなどのヘアメイクとして活躍する凄い人)
今思えば本当にいい先輩としか言いようがないんだけど、注意とか受けても知らん顔だったりとか、あまり上下関係感じない温和な雰囲気からか、セクハラまがいの絡みばかりしていた。
シャンプーがとても上手な人で、とても熱心に教えてくれた。
その当時、あんま言う事聞かなかった自分に反省している。
そうやって「一個上の先輩」がじっくり指導してくれる環境って宝だった。
脱線してしまうかもしれないが、現代においてはそういった上下関係崩れてる部分も感じますよね。
「一個上の先輩。がっちり1年目面倒見てますか?」
なんか、割と「飛び級」と言いますか、ある程度キャリアを積んだ先輩が1年目とかに指導している模様が多い様に感じていて、僕らが1年目の当時とはまた違った感触を感じています。
教育に関しては基本的に「一個上の先輩」に聞くというのが定説だった。
あまり上の先輩に聞くとか教えられるってよりは「一個上の先輩」
どちらかというとスタイリストとかに聞くってのが怖いし、「ああ。そういうのって礼儀ないのかなー?」なんて、小僧ながら思っていた。
そういった中で「尊敬」なんて言葉も生まれてくるのかな?なんて思う。
パーマのターバンからシャンプーから何から…
必要な事は全部「一個上の先輩」に教わった。
一個上の先輩も凄い人ばかりなんだけど、その上なんて更に凄いんだなぁ。という思考が生まれて綺麗なカーストになっていた様な気がする。
デジタル化が進んで「関係が希薄だ」とか…
「こういう世の中だからこそ…」
という言葉が乱れ飛ぶ風潮を感じていますが、僕がもしこだわるならそういうとこ。
「一個上の先輩」ってのがコミニケーションのキーマンとなりて、綺麗な形を作る様な気がしてる。
大事にするのであればそういった所を考えていくのがよいのかなー?なんて思ったり…
今回のオチはここにある。
研修の間、どんどん受かっていく同期。
シャンプーの最終的な合格は…
「オスマン・サンコンさん」みたいなマネージャーの人がいたんですが、それがまた腹立たしい。
「ん、ん……ダメ…ん…」
みたいな謎の発声で神経を逆なでさせる。
もじゃもじゃの天パー。
心の中ではそう思っていた。
が…今思ってみると…
その時に自分が不器用である事を自覚する事になる…
また来週。
■アーカイブ■
【木村直人連載vol.1】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.2】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.3】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.4】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.5】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.6】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.7】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.8】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.9】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.10】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.11】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載 最終回】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
■ライタープロフィール
木村直人
ヘアスタイルスキルにおいては語るに及ばず、常に先を走る日本のトップクリエイターの1人。「上質、洗練」をテーマにし、グラデーションカラーに代表される様に斬新な価値観で世の中にトレンドを発信し続けてきたオールラウンドプレイヤー。
情報発信者としても高いスキルを誇り、常に精度の高い情報を提供し続けている。
主宰するオンラインサロン「マルチバース」においては開始2日で400名の会員を動員。LINEスタンプディレクション、美容メディア構築など、美容師の仕事だけにとどまらない活動を通じて社会に対しての貢献を成している。
芸能人顧客多数、雑誌などでも目にしない事はない程にサロンでもサロン外でも精力的な活動を行っている。
【著書 ハラドキヘアスタイルブック(三栄書房)】はAmazonビューティーランキング第1位を獲得。