「彼女が生理になった!」そんな時、彼女に対してどんな態度を取るかであなたの「彼氏力」が大きく変わってきます。冷たく接するのがダメなのはわかるとして、どうすれば彼女に喜ばれるのか。今回は心構えから具体的な気遣いをご紹介。これを読んで、彼氏力を上げましょう!!
生理は平均的に28日ごとにやってきて、3日~7日間続くとされています。しかし周期も症状も出血量も人それぞれ。生理前にイライラしたり食欲が増したり、生理中は歩けないほどお腹や腰が痛くなる人もいれば、一方で出血している以外は無症状の人も。
このように生理前~生理中の大変さは十人十色。「元カノ・友達の彼女は平気だったし……」と、誰かと比べて彼女のツラさを推し量らないように注意してください。
生理前や生理中はホルモンバランスの関係で彼女がいつもよりイライラしていることも。このイライラを全て真に受けると無駄な喧嘩の元に。いつもと様子が変だと思ったら、心の中で「今日はそういう日なんだ」と割り切って過ごしましょう。
ただし「生理だからイライラしてるんでしょ?」はNGワード。彼女からしたら「大変さもわからないくせに!」と思われ、火に油を注ぐ原因に。
またしばらくしたらいつもの彼女が戻ってくると思い、大きく構えましょう。
彼女は生理を毎月経験しているものの、症状や期間のパターンが毎回一緒とは限りません。「前回はこれができたから今回もOK」というわけにもいかないのが生理のもどかしいところ。
その時の彼女の体調を一番よく分かっているのは彼女自身。彼氏の方からアレコレ決めるのではなく、デートの有無や過ごし方は二人で考えながらも、最終的な判断は彼女にゆだねましょう。
もし彼女からデートと生理が被った旨伝えられたら、そもそもその日に会うかは彼女に決めてもらいましょう。
良かれと思って彼氏側から「生理なら会えないね」とバッサリ断ってしまうと、彼女からしたら「セックスできないからってこと!?」と勘違いされることも。まずは彼女の体調を心配し、「無理しないで」というメッセージを伝えた後に会えるかどうかを要確認。その際のドタキャンやデートプランの変更は、仕方がないことなので受け入れてください。彼女は病人と一緒です。絶対に「会いたい気持ち」を押し付けすぎないように。
生理中の症状は人それぞれにしろ、出血していることだけは共通です。テーマパークなどの屋外で長時間立っていなければならないデートは避ける提案を。カフェでお茶、レストランで食事など、なるべくゆっくりできる場所に変更すると喜ばれます。
ただし、ゆっくりできるという理由での映画館は、途中でトイレに行き辛いのでNGです。
足の間から出血している時にいつものペースで歩くのは至難の業。歩く速さは彼女に合わせ、いつもより遅いペースを保ちましょう。
生理中の出血は、通常の尿意や便意と違って、気配もなく我慢もできません(コントロール不可能さとしては怪我をしたときの出血と同じです)。出血量が多い人は1時間に1回以上トイレに行かないといけないことも。
しかし付き合いが浅いカップルや、空気を読みすぎてしまう彼女の場合、自分から「トイレに行きたい」と言い出せない可能性も。
ここは彼氏の方から気を使ってくれると嬉しいもの。自分からいつもより多めに「トイレ行ってくるね」と言ってあげると、タイミングを合わせて「私も」と言いやすくなるものです。
目的地に着いた時や外に出る時など、ことあるごとに「大丈夫?」と声をかけましょう。彼女も一緒に過ごす時間を生理で台無しにされたくない、と思っているので体調を装っている可能性があります。彼氏の方から確認してあげましょう。
恋人に心配されて嫌がる人はいません。大切にされているという実感も沸き、よりあなたのことを好きになります。
「学校」「仕事」を休むことを肯定。
平日の朝、生理でどうしても体調が辛そうな場合、仕事や学校を休むことを提案してあげましょう。もしくは彼女が休む判断した時は「その方がいいと思うよ」と肯定を。
彼女としても生理で休むことは「周りからサボっていると思われるだろうか……」と後ろめたい気持ちがあります。せめて彼氏は味方でいてあげることで、彼女の気持ちも随分と軽くなるものです。
もし彼女が一日中寝ていても、「まだ寝てるの?」などの急かす対応は絶対にNG。いつ回復するかは本人にもわかりません。目の前の彼女のペースを尊重し、回復するまで寝かせておいてあげましょう。
いつもは分担していてもこの日はすべての家事を引き受けましょう。料理も自分の分だけじゃなく、彼女の分も作ってあげてください。自分がインフルエンザで寝込んでいる時に何をしてもらえたら嬉しいかを想像して行動を。
離れて暮らしていて、彼女が一人暮らしの場合は、彼女側の食事の心配もしてあげてください。「もし大変だったら届けるよ」と提案してあげると、優しさに沁みてあなたの評価はうなぎのぼりです。
男子にはない現象だからこそ、戸惑ってしまうかもしれませんが、基本的には病人と接するのと同じ。優しい心で労わってあげましょう。辛い時に適切に寄り添ってくれる彼氏こそ、女子の理想の彼氏です。
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