恋愛依存症は女性に多いですよね。男性は趣味や仕事、恋愛を分けて考えることができる人が多いですが、女性は恋愛を軸にしてしまう人が多いように感じます。「いかに好きな人といれるか」を考えてしまう女性心理によって、依存を引き起こしてしまうのかもしれませんね。
医学的には、ドーパミンという脳内物質が関わっており、「快」の気持ちにはまってコントロールできなくなることが言われています。今回は、恋愛依存症に陥っている彼女をどう依存状態から抜け出させるか、そして自分の時間を作るか考えていきましょう。
早めに対策を取らないと、生活の中心が彼女になってしまい、バイトがおろそかになったり、単位を落としてしまったりという悲劇を生んでしまいますよ。
「常に一緒にいたい」と女性が思う裏には、もちろん彼氏と幸福な時間を過ごしたいという気持ちがあるものの、浮気をされないかという不安や知らない時間があることへの恐怖があります。特に、恋愛依存症の人は、自身をコントロールできないために、重い恋愛をしがちになり、束縛なども増えるでしょう。
男女で束縛に対する考えが違うというのは、筆者が取材を通して常々感じていることですが、特に男性にとって困るのは、時間の拘束・身体の拘束・強制だと思われます。ときには、大事な集まりの最中でも、愛を試したくて病気を装い、彼が戻ってくるか試してしまう…なんて言う人もいます。とても自分の集中したいことに取り組めない状況ですよね。
束縛というのは、浮気されるかもしれない、他の女性に言い寄られるかもしれないという不安が根底にあると言っても過言ではありませんから、彼女の不安を解消するために、自分からある程度、女性にまつわるルールを定めてしまいましょう。
人から強制されるより自分から決めてしまう方がストレスになりません。また、彼女が「彼は自分からやってくれるタイプだ」と安心してくれれば、どうしても必要なときに、「ちょっと出かけてくる」とさりげなく女性と接触しても、過剰反応を抑えられるはずです。
恋愛依存症の原因として、恋愛が軸になっていることが挙げられますが、多くは彼以外に楽しむことがなくなっている状態です。他でも楽しむ状態、つまり「快」の状態を引き出す別のモノを彼女に作らせるようにしましょう。
ネイルやスマホゲームなど、彼女が打ち込めそうなものがあればそれも良いですが、彼中心の生活だと、どうしても他の趣味に打ち込めなくなりがちです。どうしても難しい場合には、自分に関わる趣味を作ってあげることも視野に入れましょう。
例えば、あなたが「手料理が食べたいな」と話せば、彼女は彼を喜ばせるために料理の練習に励むのではないでしょうか。食べてみたいレシピを言えば、どんどん挑戦しますよね。あるいは「クリスマスにアルバムや手編みのマフラーが欲しいかも」と言えば、彼のことを想像しながら、今から作ってくれるかもしれません。
その時間は、他のものに打ち込んでくれますし、場合によってはそれにハマる可能性もあります。自分に関わるものでも良いので、彼女が楽しめる趣味を一緒に考えていきましょう!
依存状態になると、彼といることを最優先にしてしまうため、友達と会うことさえ疎かになる人が多いです。ですが、人と話す機会がなくなると、その欲求が全て彼氏に行ってしまいます。自分の周りの友達に会わせることで、彼女の息抜きを作ってあげるのが方法でしょう。
また、自分の男友達や女友達に会わせることで、「本気で付き合っているんだ」と安心感を与えることができますし、あなたの友達がどういう人か知ることで、余計な不安は減るはずです。
恋愛依存症に陥っている場合には、とにかく安心させることと自分に関係していても良いので、他に熱中できるものを作らせることが大事です。
彼女が大切なあまり、ついつい自分まで悪い方向に行ってしまいがちですが、彼女も自分も良い方向へ歩めるよう、アプローチしていきましょう。
■あわせて読みたい!
■ライタープロフィール