アラフォーです。
日々消耗していく身体に鞭打ってます。
予約していて、本来発売しているはずの「canon 5Ds」(ハイスペックカメラ。高いやつ)が届くのは…
「6月30日です。」
とビックカメラに言われ途方にくれています。
俺のモチベーションはどこにもっていけば…?
そう切ないのです。
さて、今回はそんな所にまつわるお話。
(過去の写真を引っ張り出してみる。見るのすら10数年ぶりです)
それなりに楽しんでいた専門学校時代。
ただ髪の毛を作るのが楽しかった。
業界誌やファッション誌。
そんなものを見ながら真似したり、当時は装飾的エクステンションやドレッド、ねじりパーマなど様々なヘアスタイルが。
むしろその頃の方が個性あったんじゃないかな?とかって思ってしまう。
そう考えると、現代においてのヘアスタイルって停滞気味な感じがして、過去の写真を洗い出してみる作業はまんざら悪くなかったかもしれませんね。
皆も是非やってみてくだい。
そんな学生生活、下手くそながらどうやら作品撮りなどやっていた様です。
……………。
どうなんでしょうか…。これは…。
センスのかけらも感じません。
全く何がしたかったのかもわかりません。
パーマをかけているんでしょうが、根元割れてたりとか謎でしかありません。
記憶では確か「コンピューター2000年問題」とかが話題になっていた様に思うので1998年辺りでしょうか…
今ではみるのもここに出すのも恥ずかしく思ってしまうものも…
そう、写真のモデルさん達も喜んでくれていたんですよね。当時。
地元帰って行ったものだったかと思うのですが、やはり「東京ブランド」が強かった様に思います。
心の底から楽しかった。
髪型を作るのが。
もちろん今も楽しいのですが。
そう、思い返してみると「上手くなりたい」という「想い」しかありませんでした。
ここに始まり、その当時から「もっと上手く作るには?」それしか考えてなかった様に思います。
そのマインドは今も変わっていません。
ほんの数年前、「美容師が自ら写真を撮るというフォトブーム」が発生して現在にも続いていますが、まだその走りの頃…
(初めてデジタル一眼レフを持って撮影した頃の作品。しかも後輩のカメラを借りて撮影していました。)
この頃なんてほとんどの人がまだ「自分で撮影をしてSNSなどにアップする」という習慣がなく、自分の店のスタッフですら「何をやっているんだろう副店長は?(当時副店長だった)」とキョトンとした目で見られていた様に思います。
それからたった数年で…
表現の質はどんどん変わってくる。
そういう風に思ったのはつい最近の事だ。
なので今なんて全然下手でもいい。
だだ…
「上手くなりたい…」
その想いだけで。
yoッ!俺だってこんなんだったんだyo!
今回ちょっとヒストリーからは脱線気味でしたが、また次回はタイムスリップ。
〜そして「お店」に入る〜
ですね。
また来週。
■アーカイブ■
【木村直人連載vol.1】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
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【木村直人連載vol.10】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載vol.11】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
【木村直人連載 最終回】yoッ!俺だってこんなんだったんだからお前ら絶対大丈夫!
■ライタープロフィール■
木村直人
ヘアスタイルスキルにおいては語るに及ばず、常に先を走る日本のトップクリエイターの1人。「上質、洗練」をテーマにし、グラデーションカラーに代表される様に斬新な価値観で世の中にトレンドを発信し続けてきたオールラウンドプレイヤー。
情報発信者としても高いスキルを誇り、常に精度の高い情報を提供し続けている。
主宰するオンラインサロン「マルチバース」においては開始2日で400名の会員を動員。LINEスタンプディレクション、美容メディア構築など、美容師の仕事だけにとどまらない活動を通じて社会に対しての貢献を成している。
芸能人顧客多数、雑誌などでも目にしない事はない程にサロンでもサロン外でも精力的な活動を行っている。
【著書 ハラドキヘアスタイルブック(三栄書房)】はAmazonビューティーランキング第1位を獲得。