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【松村淳平 連載】「ビリギャル男!?学年ビリのギャル男が早稲田に現役合格した話。」

【松村淳平 連載】「ビリギャル男!?学年ビリのギャル男が早稲田に現役合格した話。」

Views 16 June 2015 (更新日:
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高1の頃の僕です。

松村_1

渋谷のセンター街でドヤっていますが、これでも早稲田大学高等学院という偏差値76の高校に通っていました。

友達はこんな人たちばかりでした。

 

松村_2

ピンク!!
(右が僕です)

 

 

毎日渋谷で遊びまくりながら、モデルもしていた当時の決めゼリフがこちら。

 

松村_画像3

放課後は渋谷だね♪

 

 

そんなギャル男でありながら高学歴という人間がなぜ生まれたのか。

 

 

モテたかったから勉強した。

 

小学生時代、年中無休でサッカーをしていた僕はサッカー以外の事がまるでできず、もちろん勉強なんてできるわけがなかった。

 

学校の試験でもビリ。

 

それでも全く気にしていなかった。

 

その頃の写真がこちら。

 

松村_4(中学時代の松村さんの写真)

松村_5(中学時代の松村さんの写真)

しかし、中学校に入ると姉から衝撃的な言葉を突きつけられた。

 

「やっぱり男は勉強もできないとモテないよね!」

 

まじか!そうなのか!勉強できないとモテないのか!このままでは中学校3年間が台無しだ!!

 

ということで、学校中の頭のいい友人に「なぜ君は頭がいいの?」と聞いて回った。

 

彼らは口を揃えてこう言った。

 

「塾に行っているからだよ」

 

なるほど!塾か!よし!それなら僕も塾に行けばいいんだ!

 

バカすぎて塾から入学を断られた。

 

母に相談し、地元ではそこそこのシェアを誇る市進学院という塾の門を叩き、入塾テストを受けた。

 

入塾希望者はこのテストの成績によって「上級クラス」「中級クラス」「下級クラス」という3つのクラスに割り振られる。はずだった。

 

テストを終え、結果を待つ僕と母のもとに神妙な面持ちの講師がやってきて思いがけない事を告げた。

 

松村君の偏差値は30しかありません。うちでは勉強できないのでコタロウジュクへ行ってみて下さい」

 

30!?コタロウジュク!?何それ!?

 

実は市進学院は本当に頭が悪い人の受け皿として「個太朗塾」というマンツーマンの個別指導教室も運営しており、そちらでしか対応できないと言われたのだ。

 

 

つまり、バカすぎた僕は入塾を断られてしまったという事だ。

 

 

学校で一番になったらモテるかもしれない。

 

最初こそチンプンカンプンだった勉強も次第に理解できるようになった。

 

すると女子から「すごい!」と褒められるようになり、「これは学校で一番になったらモテるんじゃないか」と本気で思いはじめた。

 

 

モテへの欲求が全てを超越した。

 

授業中に誰よりも早くプリントを解き終われば女の子に褒められ、テストの成績が良ければまた女の子に褒められる。

 

確かに姉の言った通りになったのである。

 

もっと勉強すればもっとモテるかもしれない。。。

 

塾も嫌だった。勉強も嫌だった。

 

でも、モテたかった。

 

それだけだった。

 

塾も勉強も宿題も全部嫌だけど、、、モテるためならやってやる。

 

モテへの欲求が全てを超越した瞬間だった。

 

 

全国偏差値2位 超自由な高校を目指す。

 

高校入試ガイド本を購入した。

 

関東圏の高校が偏差値順に並んでいた。

 

1ページ目、開成高校。言わずと知れた超名門校だ。

2ページ目、早稲田大学高等学院。このページのある一行に心を奪われた。

「容姿・服装自由。早稲田大学の付属校なので大学受験はありません。」

 

これだ!頭がいいのにオシャレができる!しかも大学受験がない!嫌いな勉強からも解放される!

 

もう僕の気持ちは決まっていた。

 

それから3年間、死ぬ気で勉強した。

 

モテたい、という不埒な欲求から生まれた目標ではあったが、一度掲げた目標から逃げるような男にはなりたくなかった。

 

友達と遊ぶ時間も減らし、

携帯を触る時間も減らし、

食事の時間も風呂の時間も減らし、

 

全てを勉強に捧げた。正確に言えば、その先にあるモテへと捧げた。

 

その結果、勉強が大嫌いな僕もなんとか早稲田大学高等学院に一般入試で正規合格する事ができた。

 

夢の高校生活のはずが…

3年前までは偏差値30で塾にも断られた僕が、偏差値76で全国2位の高校に合格できたのだ。

 

倍率的には早稲田大学に入るより難しかったらしい。

 

やはりモテへの欲求ほど男を動かすものはない。

 

これで花園のような高校生活を手にしたはずだった。

 

 

が、

入ってみたら男子校だった。
—Vol.2へ続く。

連載の続き

【松村淳平 連載】第2回:「ビリギャル男が間違えて入った男子校で洗礼を受けた話。」
【松村淳平 連載】第3回:「お前、この半年何かした?」
【松村淳平 連載】第4回:「仕事と恋愛どっちが大事?答えは決まってんだろうが。」
【松村淳平 連載】第5回:「たった一人の彼女を本気で愛せない男はカスである」
【松村淳平 連載】第6回:「若者が丸くなって何が面白い?トガっていけよ!」
【松村淳平 連載】第7回:「24歳イケメンIT社長が100円焼き肉で5万円使った話」
【松村淳平 連載】第8回:ギャル男だったらバイトなんて辞めて社長になれ!
【松村淳平 連載】第9回:注目されずに批判だけする人生か、批判されても注目される人生か。
【松村淳平 連載】第10回あ、YouTuberはじめました。

ライタープロフィール

松村_プロフィール
 高校2年生の頃にブログ広告枠の販売を行う広告代理店事業を立ち上げ、早稲田大学2年生の時に起業し代表取締役社長に就任。早稲田大学を卒業後、サイバーエージェントより1.3億円の出資を受けて株式会社WAVESTを創業し代表取締役社長に就任。

Twitter:https://twitter.com/junpei1114
Instagram:https://instagram.com/junpei1114/
ブログ:http://ameblo.jp/junpei-1114/

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