今年も残念ながらコロナ禍での入学となる新大学1年生。気になるのは「大学デビュー」どうするべきか。
成功のメソッドは、先人たちの失敗から学ぼう! ということで、昨年、人類史上初のコロナ禍大学デビューを経験した新大学2年生の先輩方に「大学デビュー失敗談」を聞いた!
実は、入学前から大学デビューの戦いは始まっています。TwitterやInstagramでの「#春から○○(大学名)」などのタグからDMで招待される「入学前LINEグループ」。その規模は学部や学科、学年全体に及ぶものまで。
特に入学後もなかなか同級生に会えないコロナ禍では、ここでの振る舞いもキャラ作りにおいて重要! まずはこのLINEグループでの失敗から!
「『入室したら最初に挨拶をするルール』と書かれていたので、入室後すぐに名前・あだ名・高校時代の部活・住んでいる場所・趣味をダラダラと長文で書いてしまった。とくにその紹介が活きることもなく、その後の皆の挨拶は『○○です。よろしく!』の一言のみ。気合い入れすぎて恥ずかしかった」(酔うとSNSにポエム投稿しがちな経済学部)
「発言は最大3行まで」はグループLINEの鉄則!
「最初のキャラ付けが肝心! と気合いを入れて『高校ではケンケンって呼ばれとっちゃけん! 明日から東京いるけん誰か遊んでくれんね!』と方言全開で挨拶。もちろん全員スルー。恥ずかしくて実際に会う時は標準語に戻しました」(九州にいたのは中学までだった法学部)
たぶん「方言」自体がダメだったんじゃなくて、過剰なアピールがうざかったのかも?
「100人規模のLINEグループ。みんなの挨拶やら雑談でちょっと目を離しただけで何十件と通知が来ていたのがウザかった。『群れない方がカッコイイ』というすかした気持ちもあり、何も言わずに退会。入学後、面倒くさい人として扱われ、普通に孤立した」(タロットカードに詳しい文学部)
通知オフ推奨です!!
続いては昨年から登場し、もはや当たり前となった「オンライン授業&飲み」に関する失敗!
「授業中、マイクオフを忘れてしまい、給湯器の『♪お風呂が沸きました』の音と、母親の『先、お風呂入って~』という声が全員に聞こえてしまった。教授がツッコむわけでもなく、みんな聞こえないふり。ただただ恥ずかしい思いをした」(今年こそ一人暮らしをしたい工学部)
どうせならいじりやすい音漏れが良かった…
「オンライン授業が基本になるからと、親にねだってMac Book proを購入。でも実際使うのはワードとパワポとzoomくらい。持ち運びもかさばるし、宝の持ち腐れ。友人からは『意識高い系』の認定までされてツライ」(スタバのバイトに落ちた教育学部)
PCは自分のバイト代でも買える範囲が無難。事前に先輩に聞いたりネットで調べたり、情報集めが重要です◎
「入学後、全てオンライン授業だったので、クラスメイトとの交流はゼロ。せっかくだからとオンライン飲みを企画したが、結局参加したのは4人。30分で話題が尽きました。陽キャ達は、コロナ禍でもリアルで会っていたっぽいです」(カシオレしか飲めない経営学部)
確かに、初めましての状況でオンラインだとかなりリスキーですよね…。友だち作りはサークルかバイトでしておくとテスト前に困らないかも!
最後は、いつの時代もやりがちなオーソドックスな失敗談。なぜか歴史は繰り返されます。
「大学用にアウター、シャツ、パンツを某高級ブランドで購入。そこでお金が尽きて靴は履きつぶしたスニーカー。コーデもワンパターンです」(メルカリで稼ぐ商学部)
プチプラでシンプルコーデのパターンは揃えておこう!
「高校の校則が厳しかったので、入学時は憧れの金髪に。お金もなかったし、美容院にも行ったことがなかったので、セルフブリーチを。ブリーチのあとに髪を染めないといけないことを知ったのは、入学して3カ月後です」(皮膚科でピアスを開けた情報学部)
悲しいことに、ただ髪が痛んでいる奴認定です。
「大学から始めたタバコを『中学から吸っていた』と言っていた友人。一口吸ってむせていた。しかも教授や職員と喫煙所で一緒になると『やべえ1年なことバレたかな』と言っていてとにかくダサい」(工業高校出身の国際学部)
タバコは20歳を超えてからにしましょう…!
「地元の友だちへのアピールもあって、サークルやクラスで撮った写真など全てのSNSに投稿していました。いまその写真を見返すと、仲良い人ゼロです」(フォロワー300人の社会学部)
全員が「ヨッ友」へ降格!
これを読んだ新入生たちは、先輩達の屍を越え、輝かしい大学生活を送ってくださいね!
■ライタープロフィール