コロナ禍で家飲みする機会も増えましたが、少しマンネリしてきていませんか? そこでオススメしたいのが、コンビニやスーパーで買えるクラフトビール!
クラフトビールとは「小さい規模の醸造所で作ったビール」のこと。大手メーカーのビールよりも個性的な味でバラエティに富んでいるのが特徴。冷蔵庫に冷やしておけばいつもの宅飲みもワンランク上になること間違いなし!
まずはクラフトビールを選ぶ上で外せないビールの基礎知識から。
ビールは主に発芽させた大麦「モルト(麦芽)」、ハーブの一種で苦みや香りをつける「ホップ」、発酵させるための菌「酵母」と「水」から作られます。
酵母の発酵の方法や、使うモルト、ホップの種類でビールのスタイルは実に100種類にも分けられます。今回は特にオススメしたい、スタイルが異なる5種のクラフトビールを紹介します!
アルコール度数:5%
「THE軽井沢ビール クリア」は「ピルスナー」というスタイル。日本で流通しているビールの約99%がこの「ピルスナー」に分類されるので、慣れ親しんだ味でもあります。ということでクラフトビール初心者はぜひこの一杯から! キレがある爽やかなのどごしなので、キンキンに冷やしてからいただきましょう。のどごしを邪魔しないモルトのコクも味わえて、ガッツリ飲みたい気分の時にオススメ。唐揚げや焼肉などの脂っこい食事のお供にはこれしかありません!
アルコール度数:5.5%
ホップの華やかな香りが特徴的な「アメリカンペールエール」スタイルの「よなよなエール」。柑橘系のフレッシュな香りがするアロマホップ「カスケード」と、モルトのやさしい甘みがする、普段ビールを飲み慣れていない人にも飲みやすい一杯です。
グラスに注いだ瞬間に広がる柑橘系の爽やかな香りがたまりません。柔らかくきめ細かな泡で口当たりも滑らか。苦みは弱いですが、後味にはしっかりと甘みと香りが。気分の高揚感を誘います。
アルコール度数:4.5%
ペールエールよりもホップが多く含まれ、香りと苦みがより強い「IPA」スタイルの「COEDO 毬花」。
シトラス系のアロマホップが華やかに香ります。苦みもしっかりと感じますが、香りとクリアな飲み心地の爽やかさが勝つので、とっても飲みやすい! アルコール度数も4.5%と低めなので、ちょっとした休憩時やランチにもぴったりです!
アルコール度数:5.5%
「サッポロ SORACHI1984」は、北海道産のホップ「ソラチエース」を使用した、きれいな黄金色の「ゴールデンエール」スタイル。一口飲むとヒノキやレモングラスの爽やかな香りが広がります。次第にコク深さが強くなり、麦芽の甘味が口の中に残ります。鼻に抜ける芳醇な香りと、長く続く甘さは唯一無二。甘みが強く、ビール=苦いといった常識が覆されます。
アルコール度数:5.5%
「銀河高原ビール」は、小麦のモルトを50%以上使用した「ヴァイツェン」スタイル。そのため麦の風味がしっかりと感じられます。リンゴやバナナのようなフルーティーな香りとほのかにスパイシーさも感じます。苦みは少なく、まろやかな口当たり。フレッシュな余韻をじっくり感じながら、1日を終える夜もまた素敵。ゆっくりと一人でリラックスしたい時にオススメです。
このように一口にクラフトビールといってもその種類や特徴は様々で、奥深い世界。まずはこの5種類から試してみては?
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