人それぞれ理由はあると思いますが、「朝どうしても起きれない」「授業がつまらない、意味がないと感じる」など、さまざまな理由で単位が取れずに悩んでいる方もいるでしょう。
時間がたてばたつほど、同期は卒業していくし、学校に友達も減る。このままなんとなく大学にいてもしょうがない…そう思っていませんか?
「大学中退」はあなたの人生でも大きな選択となってくるでしょう。だからこそ、ちょっと待った! まずはみんなの中退ストーリーを知って、自分は本当に中退するべきか考えてみませんか?
あのホリエモンだって中卒だし、T.M.の西川さんも我らが佐々木希も、叶恭子さまですら高校中退です。成功するのに学歴は関係ない、そんな成功談もたくさんあります。
もともと起業したいと思っていたので、自分の稼ぎに学歴は関係ないと思っていました。文系大に行って得られるものは、同じ職欲を持つ同志と知り合えたり、顔の広さを得ることができるくらいだと思い、半年で中退。今は自分の会社をもっと大きくするためにがんばっています。(慶應大中退・24歳)
サラリーマンになることを考えているなら、学歴は就職に重く関わってきます。しかしフリーランスや起業、芸能方面などを目指している人は、学歴にこだわらずとも人生を謳歌しているようです。
悩んだ末、同期の卒業式と共に自分も中退を決め、その後中途採用サイトを使って就職しました。本来の自分を評価してもらえたので、自分に合う職場を見つけることができました(明治大中退・23歳)
サラリーマンでも、中退がハンデにならなかったという人もいます。ポテンシャルがあれば、中退をハンデとせず生きていけるんです。
しかし、誰もが学歴なしの人生に満足できているというワケではありません。「今からもう一度やり直せるなら、大学は中退しない」…そう考えている人もいます。
その後学歴なしでも入れる会社になんとなく入社したのですが本当に仕事がつまらなく、職場の人たちのリテラシーも低くて気が合いませんでした。すぐ転職しましたが、やはり仕事も人も好きになれません。こんなに苦労するなら、奨学金が大変でも大学は出るべきだった…。(立命館中退・26歳)
学歴がないことで、自分の望む会社に就職できず悩んでいる人もいます。就職先を学歴のレベルで見てしまう……中退者ならではの学歴コンプかもしれませんね。
結局大学で友達が作れず、2年我慢しましたが中退しました。現在ベンチャー企業で働いていますが、周りからは”コミュ障”と呼ばれています。人間関係の挫折が、社会人になっても悪く働いているような気がしました。戻れるなら学生のコミュニティにもう一度戻ってみたいなと思っています(早稲田中退・26歳)
自分の「中退」という事実を受け入れられないことで、いつまでも中退を後悔してしまう人もいます。やはり学校の中退はその場の気持ちだけで決めるべきではなく、その後の人生プランをよく考え抜いてからでないと後悔が多そう。
中退者のエピソードを聞く限り、「授業がつまらなくて」「単位が取れないことを親に怒られて」といった小さな理由の人がたくさんいました。しかし、「なんとなく中退」してしまうと、その後やりたいことが見つからず、結局人生自体もぼんやりしてしまったという人が多かったです。
逆に中退を後悔していない人は、その後やりたいことが明確で、「自分の人生に大学卒業という肩書は必要ない」という強い意志がありました。きっかけはお金や単位のことだったけれど、その後の自分の人生をしっかり考えて、後悔しないと決めて辞めた、という気丈な人が多かったです。
中退という選択は、目先のことだけを考えて選択すると後悔も多そう。なぜ中退したいのか、中退した後に自分がどうなりたいのか、もう一度しっかり考えて見てください。
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■ライタープロフィール
ミクニシオリ
サブカル屁理屈ライターです。前職は広告代理店営業、フットワークはめちゃめちゃ軽いです。
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