付き合う上で金銭感覚の一致は大切。例えば「デート代割り勘でいいのか問題」は、男女間の金銭感覚を語る上で一番シンプル且つ論争が起こりやすく、いまだに答えが見つからないテーマでもあります。
「全額出してもらいたい」派の女子だって、別にデートで得をしたいわけではないのです。ただ紳士的にエスコートしてもらいたい、一緒に歩いていて恥ずかしい思いをしたくないという気持ちからどうしても「デート代を出す全額出す男性」に憧れを抱いくのです。要するに自分がケチな男といるような辛気臭い女だと思われたくない。
つまり女子の中では、ケチ男=恥ずかしい男なのです。当然モテるわけもありません。
ではケチ男と言って思いつくイメージは? 1円単位で割り勘する男? デートにサイゼを使う男? 食べ放題で元取ろうとする男?……それだけではないんです。
令和に入ってキャッシュレス推進や増税など、お金の常識が変わってきたことにより、女子が思う新種のケチ男が続々誕生しています。
ということで今回は、デート中に出現する令和のケチ男を紹介します。MTRL読者の皆様は、こうはなってはいけないと胸に刻むべし!
しれっと消費税が10%になった10月。そして増税に合わせて導入されたのが「軽減税率制度」。例えば食品はこれまでの8%だけど、酒は10%など…基準は正直曖昧。そんな中、よりこの制度をややこしくしているのが「外食」に関して。店内飲食は消費税10%ですが、テイクアウトだとこれまで通り8%のまま。
ケチ男はこの制度を見逃さない。
デートであってもカフェやファーストフードでやたらとテイクアウトをごり押し。「天気良いから公園で食べようか?」も、1回ならば楽しいですが、2回目からは流石に女子も気が付くもの。さらにメンタルタフなケチ男になると、女子の同意を得ずに店員さんに食い気味で「持ち帰りで」のパワーワードを発言。もちろん横にいる女子はドン引き。
季節が冬に移ろい、野外飲食が厳しくなってくるころには一緒にテイクアウトを食べてくれる彼女はもうそこにいないでしょう……。
クレカ決済やスマホ決済、QR決済など、現金以外での支払いの種類が増えてきた昨今。キャッシュレスメインで生活していると支払いがスムーズなだけでなく、財布が小さくなる分荷物も減り、スマートな印象も得られます。
が、しかし。まだまだ完全キャッシュレスじゃないのが日本の現状。個人店や駐車場など、デート中に訪れる場所でも、支払いは現金のみという店がちらほらと。
そんな時仕方がないから彼女に現金を借りてしまう…。1度なら仕方ないで済みます。それなのに次のデートでも「支払いは現金のみ」のリスクヘッジをせずに、懲りずにキャッシュレスにこだわり続ける…。その結果細々したところでまた彼女に金を借りる…。
しかも現金のみの店に限って支払いは少額だったりするもの。借りた金が小銭だと故意なのか偶然なのか返し忘れて見事ケチ男の道へ……。誠意を忘れたケチ男に女子が付き合い続けるわけもありません。
世はポイント戦国時代。様々なポイントカードが溢れ、ポイント還元サービスが乱立しています。普通にポイントカードを使う分には全く問題無いのですが、ケチ男はここでも執念を見せつけます。
デート中の買い物も自分がポイントを集めている店へさりげなく誘導。そしてたとえ彼女の買い物であっても、「あ、ポイント付けておいて~」と当たり前のようにポイントを盗む。
もちろん彼女はポイントを盗まれたことにムカつくのではなく、その執念に付き合わされることが気持ち悪いのです。ケチ男になりたくなければデートの時はポイントカードを家に全部置いて行きましょう!
日々開催されているネット通販の限定セール。やたらこの情報に詳しい男もケチ男予備軍。
さらにそのセールに合わせ物欲をコントロールし、彼女にも「え、来月のセールまで待とうよ~」などと購入時期を推奨し始めたら立派なケチ男。
オトクに買いたい気持ちはわかりますが、基本的に欲しい物は欲しい時に買わなきゃ意味ない! ましてや人の物欲に口出しするのは辞めましょう!
時代が移ろい、その種類が変わってもケチな男性が嫌われるのは世の常。これらのケチ男にうっかりならないように気を付けましょう!
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