【仏教界の東大?!】ココが変だよ駒澤大学あるある

09 July 2018 （更新日: 08 July 2018）

こんにちは。ミスター駒澤2017の関沼良太です。

皆さんは、駒澤大学についてどれだけ知っていますか？　多くが、「滑り止め」「Fラン？」「駅伝」というイメージかと思います。

しかし、駒澤大学は、「仏教界の東大」の異名を持つ、超エリートのお坊さんが集まる裏の顔があり、また、渋谷から5分、二子玉川５分、三軒茶屋から１分、という好立地で、セレブや芸能人が多数住む、世田谷区にあります。

MARCH落ちという学歴コンプレックスを抱えている人や、お坊さん、奇抜系ファッションの人、ケバい女の子、偏差値低めの内部進学生…。ウェイ系と陰キャで二分されたカオスな雰囲気の駒大あるある問題別に紹介したいと思います。駒澤大学を志望校に考えている高校生の皆さんは、入学後のキャンパスライフを想像しつつ読んでみてください。

http://up-j.shigaku.go.jp/school/category01/00000000261001000.html

都心なのに設備しっかりしてない問題

駒澤大学の校舎は基本的に古いものが多いです。パソコンを充電したい時に、気軽にコンセントをさせる場所がなかったり、悪い意味で、高校みたいな校舎の作りをしています。

そんなところに新たに出来上がったのが種月館。この校舎は古い駒澤のイメージを一新するかの如く昨年から創られ、今年完成しました（竣工スピードの速さ…！）。校舎内には新しい食堂ができて、丸亀製麺が入ったり、空のテラスという人工芝のテラスができたりと期待はされていました。

しかし、いざ使い始めてみると、この校舎もやはりコンセントをさせる場所が少なすぎる。そして、エレベーターがくるのが異常に遅い、エスカレーターも遅い。そして断水やトイレが壊れたりなど新学期に入ってから問題ばかりで、やはり校舎の利便性は低いのでした。

https://www.komazawa-u.ac.jp/news/event/2017/1222-6045.html

昼休みの食堂・コンビニ混みすぎ問題

どこの大学もそうかもしれませんが、駒澤大学の昼休みは（全学年全学部がほぼ同一キャンパスなので）非常に混むため、席の争奪戦です！

食堂の席はサークル・部活などの団体のメンバーが教材やクリアファイル、コップで席とりをします。ちなみに、下記の写真は、筆者が遭遇した席取りの様子です。このようにコップ飲みが置かれていて無人で席がとられています。

２限が終了してからの12時以降では、席は埋まっているので空きコマの人が席取りをしなければ、座れなく、食堂を嫌う駒大生が多いです。（席取りは現在禁止となっています。）

また、学内のセブンイレブンで、ご飯を買って食べようと思うとセブンイレブンは校舎の外まで続く大行列になっています。そんな時、賢い学生は、お弁当を持ってきて、次の授業の教場で友人たちとまとまって、お昼ご飯を食べます。（高校生かな？）

また、混んでいる学食にうんざりした時、駒澤大学の真横には駒沢オリンピック公園という大きな公園があります。もう一つの選択肢として、公園にお昼ご飯を持っていって優雅にピクニックランチするというライフハックがあります。青空の下で自然に囲まれて食べるご飯は格別ですし、ほかの大学では味わえない駒澤大学の良いところの一つ。

駒沢オリンピック公園では、お昼を食べるだけでなく、運動場が多数あるため、部活動やサークル活動でも利用されます。
特に春の新歓シーズンには、各サークルが公園で新歓お花見を開催します。お花見の新歓を大学から徒歩１分でできるってすごいですよね！

さらに、ラーメンフェスや肉フェスといった、”食フェス”が行われることでも知られている駒沢公園。フェスが開催されている期間は、授業終わりや昼休みに気軽に食べにいけるのも駒澤大学の魅力の一つです。

必修科目落とす人が多い問題

駒澤大学は全学部共通の一年時での必修科目「仏教」と「体育」があります。

一見、ただ受けるだけで単位が降ってくる講義だと思いますが、実は、この二つの授業は駒澤大学の飛び地である二子玉キャンパスで行わるんです…。

この二子玉キャンパスは二子玉川駅から徒歩20分、バスで10分のところにあり、その二単位のためにわざわざ二子玉まで行かなければならないという煩わしさたるや。

そして、（駒沢大学特有の）通年科目のため一年間通わなければならない＆１・２限に多いというめんどくささに落単者が多数います。再履修となると一年生と混じって授業を受けなければならないので、まさに公開処刑です。

大学が駅から遠い問題

駒沢大学駅。東急田園都市線で渋谷から５分、二子玉川５分、三軒茶屋から１分の位置にある、駒澤大学の最寄り駅です。

テキストだけ見てみればただの好立地ですが、実は、駅から大学まで10分弱かかります。特に朝の一限の時間帯などは、大学から駅までの道のりは交通警備委員のおじいさんと一人の若いイケメンの職員が立っていて、必ず二列で歩かなくてはなりません。

そうなると、駅にギリギリにつくと走って追い抜くことができず、遅刻してしまいます。これは大学生にとっては命取り。さらにこの道は、雨よけナシ、夏は暑い、冬は寒いので、最悪。大学から駅が直結になるか、地下道を作って欲しいです。

仏教界の東大の異名を持つ

冒頭でもご説明したように、駒澤大学は「仏教界の東大」ともよばれている、仏教大学の中でもエリート中のエリートな大学です。そのため、他大学とは少し違った光景があります。

まずは、入学式です。通常の入学式というと、壇上に机のようなものが置いてあって学長のお話をいただいて、校歌を歌いますが、駒澤大学では、まず壇上に仏像が３体置いてあり、壇上に立っているのはお坊さんなのです。

これには、入学早々、驚かされた人が多いではないでしょうか…？
（筆者も入学当時は駒沢が仏教の大学だと知らなかったため、いきなりの展開に焦りました）

余談ですが、以前文化祭に忌野清志郎さんを招いてライブをした際、壇上にある三体の仏像に登って出入り禁止になったそうです。

https://www.komazawa-u.ac.jp/topics/2017/0413-5073.html

次に、駒澤大学には禅研究館というものがあります。そこは普通の学部生は通常出入りすることはなく、お坊さんを目指す、坊主の仏教学部の生徒が出入りしています。

しかし例外として、駒澤大学には、全学部共通の「座禅」という授業があり、この授業に限っては、禅研究館にある、座禅堂で座禅をします。足は痺れますが、座禅をするだけで２単位もらえるって画期的ですよね！　単位に必死な駒大生は是非取るべき授業の一つ。

大学周辺にご飯を食べるところがたくさんある

駒澤大学は、芸能人やお金持ちが多数住む、世田谷区にあります。そんな駒澤大学駅周辺にはたくさんのオシャレなご飯屋さんやカフェがあります。オシャレな駒大生は、ランチは二子玉、ディナーは駒大周辺のオシャレなレストランとイキっています。

また、男同士やしっぽり飲みたいときは三茶の個人経営の隠れ家的な飲み屋に行きます。そして、サークル飲みはもちろん渋谷！　このように目的や雰囲気によって気軽に場所を変えられるのも駒澤大学の良いところですよね。ちなみに筆者のオススメは、駒沢大学駅の『Gorge』、三茶の『オオモリヤ』です。是非行ってみてください！