服好きに欠かせない情報収集のツールとなっている、ファッションコーディネートアプリ『WEAR(ウェア)』。
そのアプリ内の人気コーデランキングで、1位の常連だったげんじさんがブランド「LIDnM(リドム)」を立ち上げることを発表したのは今年の1月。
そこから9ヶ月、同じくWEAR内で人気ユーザーであるRyoさん、9月にはとっしーさんがLIDnMに加入することを発表。
え、それってつまり少年ジャンプ的に言うと、
悪魔の実の能力者が3人も集まったようなもんじゃん!?
ということでファッションインフルエンサーとして、絶大な人気を誇る3人がなぜこのブランドに集結したのか? ブランドへの思いや今週末に開催される期間限定のPOP UP SHOPのことまでがっつり教えてもらいました。
げんじ
1994年生まれ。2014年12月よりWEARを投稿し始めフォロワー36万人の人気ユーザーに。
昨年5月より始めたYouTubeでは、コーデやアイテム解説をしファッション情報を届ける。チャンネル登録者数は20万人超え。
WEAR
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Ryo
1992年生まれ。アパレルブランド「STUDIOUS」の人気店員として活躍する。8月よりLIDnMのプレスとして加入。
現在は、雑誌「MEN’S NON-NO」が認定するインフルエンサー「MNFC」のメンバー。
WEAR
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▲左からRyo、げんじ、とっしー
——げんじさんは、ブランドの立ち上げは元々やりたいと思っていたんですか?
げんじ:そうですね。以前から自分自身が思っていたのと同時に、ファンの方から、「げんじさんのブランドがあったら買いたいです」という声もいただいていて。
去年の秋くらいまではなんとなく思っていただけだったんですけど、YouTubeで自分のブランドのことを配信したら、より楽しんでもらえるのではないかと思い、11月頃から12月にかけて本格的に立ち上げに向けて行動しました。
——今年の1月にはブランド立ち上げ発表と、わずか2ヶ月の間にすごいスピード感で展開されましたね!
げんじ:周りの環境に恵まれていたと言うのもありますし、WEARもYouTubeもやりたいと思い立ったらすぐ行動してやってきたので、悩む時間はなかったです。
▲LIDnM AWビジュアル
——3人揃ってまだ1ヶ月弱だと思いますが、一緒に働くようになってみて実際どうでしょうか。
げんじ: 3人ともWEARで培ってきた服の魅せ方があるので、そこを共有し合うだけでも発見や刺激があります。結果的にそれがお客様に参考にしてもらえる情報につながると思うので、そこはどんどん3人の持つ個性を相乗効果としてブランドの発展に活かしたいです。
ブランドの運営に関しては、まだ地盤が固まってないというか課題もあるので、お客様によりスムーズにわかりやすく購入していただける環境づくりを徹したいです。
——WEARISTAならではの目線が活かせるのは3人ならではの強みですよね!
そういえば、ブランドに所属する方や店員さんがWEARにあげるコーデは通常自分のブランドのアイテムしか使いませんが、3人のコーデは今でも他のブランドのアイテムも組み合わせてのコーデを組んでいるのが印象的です。
げんじ:そうですね。僕ら3人を昔からWEARでフォローしてくれていたファンの方もいるので、そういう方は今までのコーデのテイストやいろんなブランドを着る僕らを見たいという声もあると思うんです。
僕は最近全身LIDnMコーデが多かったんですけど、これは宣伝目的というより、純粋に好きで着たいアイテムばかりなんですよ (笑)。
僕の場合はYouTubeでの発信もそうですが、これまでのみんなのスタイルも大切にしつつ、LIDnMの商品の良さも伝えていけるよう模索していけたらなと思います。
WEAR出身者ならではの提案というか、純粋に僕自身、2人がどんなコーデをするのか楽しみにしているところもあるので。
——げんじさんはプロデューサーという立場だと思いますが、Ryoさんやとっしーさんはどういう役割でいくか決まっていますか?
げんじ:とっしーさんはまだ入って1ヶ月なので一通り覚えてもらっている段階というか、本当にやってほしいことっていうのはまだ100%できていない段階です。なので余裕ができてきたら、もっとSNS周りや新しいシステムを導入するとき担当してもらいたいなと思っています。
Ryoくんはプレスというポジションなんですけど、販売員だった経験を活かして、今POP UPのことを主導になって進めてもらっています。
Webショップ中心の展開をしていく予定が現状ではありますが、やっぱり店頭販売で見て触れる良さもありますよね。それはRyoくん自身が一番理解していて、いろいろ提案してくれたからこそで本格的に進んだところがあります。
——お二人は商品開発にどれくらい関わっていくのでしょうか?
げんじ:Ryoくんが加入してくれたときにRyoくん企画というかコラボアイテムを出したんですけど、今後はとっしーさん企画をやってもおもしろそうだと思っています。
デザイナーさんからの提案はもちろん、各々が作りたいと思ったものはどんどん意見をもらってLIDnMなりの解釈に落としつつ、より多くの人に満足してもらえるアイテムのリリースしていく予定です!
――POP UP SHOPの開催を目前に控えていますが、今後の目標を教えてください。
とっしー:入社したばかりなのでまずは自分の力の把握をしたいと思います。できることを模索しつつ、これまでの強みを発信力としてブランド運営に反映させたいですね。
Ryo:僕は、げんじくんの成長をずっと見てきているので、正直負けていられないって言うところと、同じくらいパワーをつけてLIDnMを広めていきたいです。
げんじ:これは会社としての目標なんですが、
個人としてはより多くの方にファッションの楽しさを知って頂く為
――最後に、読者にメッセージをお願いします。
とっしー:LIDnMを知らない人もいると思うんですけど、実際に手に取ってもらうと、商品の良さがわかると思うので、ぜひPOP UPに遊びに来てください。
Ryo:LIDnMを通じて服を好きになってくれたらそれはすごく嬉しいですし、もしかしたら初めてLIDnMで通販を利用される方もいるかもしれないですし、いろいろな方のファッションのきっかけになれれば嬉しいです。
POP UPでは、ブランドのアイコンとなるアイテム、ライダースジャケットの魅力が存分に伝えられるような世界観作りをしています。もちろん他のアイテムもありますが、ぜひそこは注目してもらいたいところですね。
げんじ:僕がブランド立ち上げて思ったことなんですけど・・・。
自分がこうしたい! と思ったことを実際に行動に移せる人って多くないんだなと思いました。
もし、心配ごとや不安なことがあったとしても進みながら解決していけばいいと思うので、何かに迷ってる人がいたら、とりあえず一歩進んでみてほしいなと思います。
僕たちもこれからLIDnMを成長させていくので、その過程を見ながら、LIDnMが大きくなってるってことは自分も行動すればから変われるんじゃないかとか、服だけじゃなく人生のキッカケになるブランドになれたら嬉しいです。
——近年では、インフルエンサーがプロデュースするアパレルブランドも多くあるが、1つのブランドに3人もいるケースは異例。
アパレル運営の肝とも言われるSNSを使い、彼らがどんな展開でLIDnMを通し、ファッションの楽しさを伝えてくれるのか可能性は計り知れない。
後編は、ブランド立ち上げの裏話として3人の出会いやブランドに加入した理由編をお送りします。
今回、ブランドの中でもオススメのアイテムを使いコーデを組んでもらいまいた。ぜひ買い物の参考にしてみてください。
「今日はやたらとパーカーとライダースを合わせたい気分でした。黒いものが多かったので白のインナーで清潔感を加えています。
スキニーはロールアップして、重い印象を払拭しました」
■アイテム
レザージャケット、パーカー、インナー、パンツ、シューズ/すべてLIDnM
「アウターに今季のトレンドカラーを入れ、全体がシンプルになりすぎないよう凝った装飾のあるチェーンベルトやパンツでアクセントをつけました。スニーカーでカジュアルに仕上げています」
■アイテム
コーチジャケット/LIDnM、インナー・パンツ/unused、シューズ/foot the coacher
「ニットは、LIDnMが推している秋らしいダークチェリーカラー。
中にレイヤードしたオックスフォードシャツでコーデ全体のバランスを取ったちょいゆるカジュアルコーデです」
■アイテム
ニット、シャツ、パンツ/すべてLIDnM、靴/guranisuta
今週末行われるPOP UP SHOPの情報はこちら。
LIDnM初の期間限定ショップが今週末2日間限定で開催!
ブランドのアイコンアイテムとなるラムレザーシングル・ダブルライダースを始め、2017年秋冬アイテムが販売される。
▲げんじさんも愛用しているラムレザーのジャケットは着心地、着丈が絶妙
人気アイテムを実際に手にとって触れられるチャンスはここだけ! もちろん当日はげんじさん、Ryoさん、とっしーさんの3人が店頭に立ちます。
●日時
10月21日(土)、22日(日)12:00〜20:00
●場所
ライトボックススタジオ青山/東京都港区南青山5丁目16−7
MAP
●アクセス方法
営団地下鉄 千代田線、銀座線、半蔵門線、表参道駅下車B1出口より渋谷方向へ。
一つ目の信号を左折して骨董通りへ入る。信号2つ先、CLINTON ST. BAKING COMPANYの手前を右折、50m先右側にあります。(表参道駅より徒歩6分)
※スタジオ駐車場のご用意はございません。