告白が成功しやすいのは、出会ってから3ヶ月以内だと言われています。気になる人や好きな人ができたら、スマートにアプローチしていく必要があるということです。どのように3ヶ月以内に告白できる空気に持っていくのか、成功した男子大学生に経験談を取材しました。
広島大学では、恋愛について本気で研究者たちが研究しています。小島奈々恵氏らが2007年に出した「恋愛における告白の成功・失敗の規定因」という論文では、短期勝負の方が告白が成功しやすいという結論になりました。具体的には、下記の通り。
・3ヶ月未満…81%
・3〜6ヶ月…61%
・6〜12ヶ月…47%
・1年以上…48%
可能なら、気になる子と出会ってから付き合うまでを、3ヶ月以内に行いたいところですね。
参考文献:小島 奈々恵ら(2007)「恋愛における告白の成功・失敗の規定因」『広島大学心理学研究 広島大学大学院教育学研究科心理学講座』6号、P.71〜P.85
といっても、3ヶ月でお付き合いに至ると聞くと、急展開に思える人もいるのではないでしょうか。段階を踏んでいく必要がある中で、どう3ヶ月以内に告白できるムードまで持っていくと良いのか悩みどころですよね。男子大学生に、3ヶ月以内にお付き合いに至ったケースを取材しました。
「一目惚れでした。同じ大学のその子と、なんとか接点を持ちたいと思って。そのとき、情報機器の授業で動画を撮る課題が出たので、『暇だからついていきたい。ついでに俺も課題を片す』と、半ば強引に約束しました。で、課題でついていったはずなのに、『楽しかったね。今度いつにする?』って、選択の余裕を与えずにデートにこじつけ(笑)」(20歳・男性)
「まずは積極的に話しかける、LINEする。話しかけるのは2人しかいないタイミング。周りの目を気にしてしまうと、距離がなかなか縮まらないので。会話の中で趣味を引き出せたら、『あ、俺もここ興味あるんだけれど、どう?』って行きたがりそうな場所に誘いました。その後のデートは付き合うまで、①ちょっと暗い②ムーディ③おしゃれ④恋愛ムードに浸りやすいという条件にハマる店を必死に探しました。お酒の場に誘うと警戒されるから、付き合うまではバーとかには連れていきませんでした」(20歳・男性)
短期間で勝負するとなると、「好き」という気持ちが多少伝わるようなアプローチも必要です。2人きりになることに成功したら、恋愛を意識させられるようなドキドキ感があるデートを重ねていきましょう。
女子の方はまだ好きかどうかわからない段階で、いきなり「好き」が全面に出しすぎると、温度差で引かれたり、警戒されてしまったりすることもあります。どこまで押して大丈夫そうか、さじ加減を見ることはかなり大事です。
大学生を中心に、6月に急にカップルが爆誕する「6パニ」現象が起きがちです。この波に乗っかっている人は、3ヶ月で告白する戦略がうまかった可能性も……。もし、「気になる子がいる」というよりは、「彼女が欲しい」ようでしたら、ぜひ、6パニの波に乗って、早急に彼女をゲットする方法もご参考ください!
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