新歓で歓迎される側の1年生は未成年であることがほとんどです。ですが、お酒に誘われてしまい、トラブルになってしまうことが少なくありません。
先輩に断りづらかったり、無理に飲まされそうになったりするかもしれませんが、角を立てずに断るのが良いでしょう。今回は、いざという時の断り方をいくつか考えていきます。
そもそもお酒が出される場に行かないことで自衛するというのも選択肢です。飲み会自体を断る場合、どんな言い方ができるか見ていきたいと思います。
大学生は実家暮らしの人が多いはず。親が夕飯を作ってしまったことを伝えれば、仕方ないと思ってもらえるでしょう。
前々から日程が決まっていたら、「なんで伝えておかないんだろう」と思われてしまうかもしれないので、「言ったんだけれどなあ……」なんて愚痴をこぼしてしまっても良いかもしれません。悪いお誘いを断る理由に親を使って、不快に思う親は少ないです。
一人暮らしなら、「兄弟が急に遊びに来て夕飯作っちゃった」という理由もありです。
筆者はアルバイトをしていた時、シフトとは別に欠員や急な混雑で、「学校が終わったら入れない?」と連絡が来ることがありました。ですから、「急にバイト入ったわ」「人が足りないかもしれないから、今日頼むかもって言われていて。入りたてだから断りにくいんだよね。いけたら行くわ」と断ってしまうのも良いでしょう。
嘘をつきたくない場合は、「〇〇だから、行けたら行く」と本当は行きたいそぶりを見せるのも方法です。
もし、飲み会の日程決めの段階なら、「バイトの予定がまだわからない」と伝えて、予定が合わなかったことを伝えても良いでしょう。
1限から大学がある人だけでなく、朝に短時間のバイトを入れている人や夜勤の人もいます。性格によっては、理由がなくても寝坊が不安なこともあるでしょう。
「夜遅くまで騒いでいると寝坊しそう」「楽しくて、最後までいたくなっちゃうから」と伝えてみてはいかがでしょうか。仮に飲み会には行く場合でも、アルコールを飲むことで寝坊してしまうケースは少なくないため、寝坊で断るのは有効です。
飲み会に行かなくても人と仲を深めることはできますが、「せっかくなら行きたい」という場合や、「盛り上がるイベントには参加したい」という人もいるでしょう。続いて、飲み会に参加する場合のお酒の断り方を考えて行きます。
「親が厳しい」「すぐに酔っちゃうからバレる」など、親が認めていないことを伝えてみましょう。
それでも「一気!」「全員が飲むって決まりだから」と強引に押し進められそうなら、「あ、やべ。門限だったわ」とか、「親戚来たみたいで、帰らなくてはいけなくなってしまった」と、親のせいにして退出してしまいましょう。帰り道や後日の謝罪は忘れずに。
お酒は体質によって、合う・合わないがあります。1口飲んだだけで気分が悪くなってしまう人もいます。それどころか最悪、救急車を呼ぶことになってしまうこともあり得ます。
「まだまだ子どもだからウーロン茶で十分だわ」「口にキラキラした虹がかかる」「ガチで救急車騒ぎになっちゃう」と、場を盛り下げるリスクをさりげなく伝えても良いかもしれません。言葉選びは、飲み会の空気感で臨機応変に対応したいところです。
酔いやすさだけでなく、酒癖の悪さが露呈することもあるでしょう。それを心配して、最初は親の目に入るところで飲む大学生は少なくありません。
「最初は親の前で飲んで、お酒の付き合い方を知れってうるさくて」「親の前で飲むって決めていて」と、ルールがあることを伝えてみてはいかがでしょうか。
「考えが古いよね」なんて愚痴をこぼしても良いですが、愚痴をこぼしすぎると、「なら飲んじゃえば?」「誰もバラさないから」となりかねませんので、注意が必要です。困った時は、「いやあ、これでもマジ親LOVEだからさ」なんて家族愛を語りつつ、笑わせてしまうのも一考です。
他にも、断る内容に困った時に参考になる記事や、いい言葉が思いつかない時に参考になる記事を『MTRL』ではお届けしています。こちらは、新入生以外も使いやすいものが多いはず!ぜひ、無理なく新歓を楽しんでくださいね!
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