バイトやインターンは、なぜかほとんど受かっている人から、全く受からない人まで様々ですよね。これほど明確に分かれてしまうとなると、人事は何らかの基準で採用しているはずです。
編集部のメンバーの体験談も参考にしながら、バイトやインターンに受かりやすい人の特徴をまとめてみました。
バイトやインターンに応募しようとしている皆さん、自分なりに改善できそうなことがあればぜひ参考にしてみてくださいね。
日本人はほとんどが人見知りだと言われています。そのため、面接でドキドキしてしまい「えっと…」「多分」と自信なさげに話をしてしまう人もいるでしょう。ですが、大学生のアルバイトはほとんどが接客業です。また、受け答えがはっきりしているだけで指示を理解しているのか判断しやすいだけでなく、社内のコミュニケーションにも安心感があります。
インターンにおいては、グループディスカッションが盛り込まれている選考も多く、あいさつや自己紹介、自分の意見がはっきり述べられるかどうかが重視されがちです。普段、コミュ強に見える人も人見知りであることが多いですから、まずはコミュニケーション取る意欲と、Yes/Noあるいは中立の立場でいる理由をはっきり言える自信をつけたいですね。
人の第1印象の55%は見た目で決まると言われています。その日に会って合否が決まるような場面では、特に、身だしなみや表情を意識する必要があります。
最近は、バイトもインターンもオンラインで選考する機会が増えてきました。画面上でアピールできるのは上半身だけです。笑顔をはじめとした表情を豊かにできるよう、顔の筋肉をつけておくと良いかもしれませんね。
バイトでは聞かれる機会が少ないかもしれませんが、インターンでは必ずと言ってもいいほど長所と短所を聞かれます。この質問は、単純に長所・短所を答えれば良いというわけではありません。採用担当の人は質問することで、なぜその人が長所・短所を認識するに至ったのかという分析したり、どのような経験を通して長所を獲得したのか、短所に対してどのように向き合っているのかという過去・現在の努力を探ったりしています。
学生のこれまでの経験をもとに、前向きに業務に取り組んでもらえるのか、学生がどのような成長をしていくのかなど、会社が受け入れていく意義を見極めているのです。
どんなに「自分は一人で生きていく」と言っても、社会生活を営む以上、人間関係は発生します。協調性がなければ、会社全体をうまく回すことも困難でしょう。そのため、周りに気を使いながらタスクをこなせる人が求められています。
グループディスカッションの場合にも、目立つ人ばかりが採用されるわけではありません。全体を管理している人やうまく回している人も採用されやすい傾向があります。コミュ強になるのが難しいと思うなら、会社の潤滑剤となる縁の下の力持ちを目指してみても良いかもしれません。ただし、1日で見られることには限りがあるため、それが人事に伝わるようなアクションは大事です。
バイトもインターンも「数ある中で、なぜこの会社を選んだのか」聞かれることが多いです。そして、「その製品が好き」という気持ちよりも、「こういうビジネスだから働きたいと思った」というビジネスに対する目線で話した人の方が採用される傾向にあります。理由は、商品(やサービス)が好きなら購買者になれば良いからです。バイトやインターンでは、その商品の売り手としての視点が必要になります。
なぜ応募するに至ったか、どうしてその企業で努めたいのか、求めている学生像や企業の理念をしっかりリサーチし、ビジネス視点で応募先を選んだ理由を説明しましょう。
インターンの場合には、求めている人物像やチャレンジしてほしい人物像が公開されていることが多いため、自分がマッチしているのかも吟味してみましょう。そして、これから携わりたいことに向けて成長できるのか分析していきましょう。そうすることで、自分自身の後悔も減らせずはずです。
どれも、会社で働いていく上で必要な基本的スキルですよね。会社で働いていくとはどういうことか、会社からお金をもらうとはどういうことか考えると、
会社が求めている学生像が見えてくると思いますよ。
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