インフルエンサーと言えば、ご存知! 「影響力・キワモノ力・スピード感」の3つをあわせ持つ主戦場がインターネット上のすごい人たちです。また、TwitterやInstagramでのフォロワー数が1万人以上の人を指す言葉でもあったりします。
今回紹介するインフルエンサーは、「セックス中の脳波を計測」「みずからの性感染症を告白」など奇抜な企画を連発する体当たり系ライター・合コンコンサルタントとしてテレビ出演もしたことのある「マドカ・ジャスミン」。
僕の彼女です。
マドカ・ジャスミンことマドジャスを既に知っている人は、僕のことも少なからず知っているかもしれません。マドジャスとお付き合いをしている秋ノ宮公太郎と申します。
「朝這い」をキッカケに始まった僕たちの付き合いも、1年半を過ぎる頃です。
毎日欠かさずいろんなテーマでSNSに登場する彼女を横目に、そろそろ僕も愚痴の一つでもこぼそうかな、なんて思いましてインフルエンサーの彼女をもつ大変さを紹介していこうと思います。
一口に”インフルエンサー”と言ってもいろんなスタイルの人がいます。しかし、マドジャスさんは周囲の人を企画にガンガン参加させる、「巻き込み型」のインフルエンサーです。
付き合い当初は、インフルエンサーとしてのマドジャスにとっても大きな転換期であった「#マドジャス2ヶ月で-10kgダイエットするってよ」企画が始動したタイミングでした。
僕はすぐにその企画の一部となり、ダイエット料理の献立作りと、加速度的な減量によるストレス性精神失調のケアを行いました。
特に毎日のメニュー作りが大変…。毎日体重が1グラムでも減らないとゴジラのように発狂する彼女の満足する献立を数種類しかない材料で2〜3ヶ月毎日考えるとか普通に無理!
おかげでメインにしていた糖質制限中でも食べられる鶏胸肉やささみの調理がレストランばりに上手くなりました。(出版された書籍にレシピが載っています!とか宣伝してみたり)
そのほかにも撮影の同行や企画に出演させられたりします。
僕も乗り気なところがあり楽しめているのですが、不規則な生活リズムになるのは避けられません。
でも彼女は結構やさしみの深い人なので、企画に付き合った分のサービスもあったり、異業種の世界に心労は絶えませんが、それだけの充実感とか経験値UPが楽しくもあるわけです。
だけど、やっぱり知らない世界に毎日ひたるのは普通に疲れる!
様々な価値観の中でも、当時タク代・ギャラ飲みなどで賑わっていた港区女子のマドジャスさんといて一番困ったのが「金銭感覚のバグ」でした…。
あらかじめ言っておきますが、金銭感覚がバグると言っても、しこたま裕福というわけでははないです。ウン千万とウン百万とか全然ない。
もともと僕は、そんなに高くないシェアハウス暮らしをしていました。そこに、ある日乗り込んできたのがマドジャスさんなわけですが、同世代の人と比べて羽振りがいい漢気がある彼女がポンっとそんなところにやってきても、感覚が違うのは当然。僕からすればミタコトナイ世界でした。
3,000円握りしめて中央線の安居酒屋に通っているときに、華やかなワンピースにキラキラのハイヒール。テンション高めに「飲みに行こ‼︎」なんてとてもついていけない…。
けれども、もともと僕も良いものとかレアものが好きなところがあり、そのうち彼女の持論である「お金は使った方が増える」理論に感化され、月の食費に数万円をかけてしまうことがあったり、いつの間にかお財布を軽くして生きるようになってしまいました。
東北に住んでる兄に、「どこどこ行った」「何飲んだ」とかたまに電話すると、「おめの話は40代のおっさんの話だど」と言われて、このままではいけないのでは? と気がつきました。
彼女の言う通り、経験と価値を知ることは大事だと思うので、「いや、そうじゃない!分相応にやろうよ!」などと言った周囲からのお言葉をしっかりと胸に留め、いましめつつ楽しもうと思います。
金銭面での価値観の違いを受け入れるのは思いのほか大変でした。
インフルエンサーにとっても大切な勉強や経験には、こんな感じで消費も必要な苦労の一部なのだと実感しています。
彼女は常に仕事を求め、お金を稼ぐことに心血を注いでいるかなりの劇場型インフルエンサーです。
ひとつひとつの仕事に一生懸命ですがその反面、アクシデントやミスにこれでもかというほどダメージを負います。
僕自身も仕事でミスをすると叩きのめされたほどのダメージを負いますが、彼女はその2兆倍インパクトがあります。
その代償は主に、過食・うつ・散財・発狂です。
これには僕もひとたまりもありませんwww
※一旦草生えます。
そんな一生懸命なところが彼女の魅力であり、インフルエンサーとして多くの人に影響を与えていることは十分にわかるし、見習うべきポイントです。
しかし!…しかし、身が持ちませんっ! そのケアに追われ、一体何人に助けを求めたかわかりません。
なんか最近は、量子力学とか用いて彼女を説得しています。一体どんなカップルだよ、という話です。
「もっと落ち着いて!」「いや、落ち着いたらマドジャスじゃないのか…?」
こんな思考が延々と繰り返すのです。
彼女の仕事やキャラクターを理解すればするほど、そんなジレンマに押しつぶされそうになります。
インフルエンサーの彼女を持つには、こんな理解力が必要になるみたいです。僕は、音楽と料理と自然があれば無限にストレス発散できるので都合が良いですが、その手段がない彼女が、インフルエンサーとして活動して戦っていることを考えると多分300回は死ぬくらい辛いんだろうな、と思います。付き合い一年半のうち6割は死ぬほど苦しんでいます(笑)。
そんな彼女を支えるのは大変だねぇと言う、様々な人の顔が浮かびます。
マドジャスさんはSNSで僕の写真とかネタを投稿しています。
するとどうでしょう…普通に僕も中傷されます。
考え方や見え方は人それぞれですが、あるネタではクソ乞食の異名を獲得しました(笑)。
彼女は、「私生活まで切り売りして大変だな」なんて言われることはザラです。実際、僕との喧嘩や不満をもとにしたツイートで「いいね」を稼いでいます。
僕はそんなにSNSに興味がないし、会ったこともない人にそんなに影響されませんが、人によっては結構傷つくと思います。
中傷や炎上と背中合わせの修羅場で活躍するインフルエンサーにとっては当たり前のことかもしれませんが、それに慣れていない立場では他人からの攻撃に違和感があります。なんで認めたり、受け入れるっていう方法はないんだろう…とか、思うことはいくつかあります。
結果が伴わないと意味がないのが社会です。
だけど、なんの得もない中傷に時間を割かないといけない意味がわからない。彼女と出会ってからはそんな懊悩を抱えるようになりました。
最近ではそんなに気にしないようになりましたが、SNSに疎かった出会いたての頃は、そんなことが意外と苦痛でしたね。
インフルエンサーの彼女を持つ大変さを紹介してみました。
インフルエンサーと一口に言っても、本当に様々なタイプがいます。その中でもマドカ・ジャスミン氏は特に大変なインフルエンサーの1人なのではないだろうか。
もちろん、苦労を引いても十分な経験や楽しみが満載です! 彼女はBtoCタイプのインフルエンサーなので、出会いがとにかく多いです。今度はそんな側面についても紹介できればと思っています。
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