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マドカ・ジャスミン「私は好きにした。君たちも好きにしろ」 ―映画「シン・ゴジラ」より、引用 #マドジャスク水作戦

マドカ・ジャスミン「私は好きにした。君たちも好きにしろ」 ―映画「シン・ゴジラ」より、引用 #マドジャスク水作戦

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好きなことで生きていく。やりたいことやらなきゃ馬鹿みたいじゃん。そんな、元気づけているようで、現実的じゃない言葉が世には沢山溢れている。

やりたかったことや好きなこと、心の奥底でひっそりと時折煌めく“なにか”を無視し、今日もわたしたちは、誰かの目や声、考えに息をのみ、視線をそらし、時に窮屈になりながら、生きている。

 

 

ご挨拶が遅れました。私、今回の主役であるマドカ・ジャスミンと申します。

肩書きをフル活用し、綱渡りのように生きたJC・JK時代、未知の世界に飛び込んだ高校卒業後、そして、とうとう9月2日にはハタチという枠からも外される。

 

ハタチが節目だとよく言われるが、実際には、このハタチと21歳の境目こそが節目だと考える。なぜ?もう、自分でどうにかしなきゃ自然発生する名目に守られなくなるからだ。年齢が自分の盾にならなくなるのだ。今まで許されていたことが許されなくなり、完全にヤングからアダルトに移り変わる。いままで出来ていたことが、もしかすると出来なくなるかもしれない。ただ、ただ年を1歳重ねるだけ、ただそれだけなのに少しばかり制約ができるのだ。

 

「ハタチのうちに何かできることは…」「私は何をやり残したんだ…」

 

 

「そうだ」

 

 

 

「まだ一度もスク水(スクール水着の略称)を着ていないじゃないか!!!!!!!!!!!!!!」

 

図2

スクール水着。略して、スク水。それは日本古来より伝わる伝統衣装である。

本来ならば、学生のうちにその着用経験を終え、「ほんっとあれ嫌だったよね~」というような学校生活の非常にネガティブな思い出として処理される代物である。

一方、日本のサブカルチャーや、クールジャパンを語る上では欠かせないものであり、伝統衣装として、老若男女問わず、愛されている。もっといえば、学生を終えた大人から愛されている。すごく愛されている。お前らスク水好きすぎな???!!??

 

そんな日本の伝統衣装、スクール水着をわたしはこの人生、一度も着用したことが無かった。時代柄、小学生時はイトー○―カドーなどで買えるようなカラフルな水着などで良かったし、中学生時は「え?うちの学校、プールありましたっけ?まさかあの藻が浮いている巨大な池がプールだなんて言いませんよね?」というスタンスで水泳の授業をサボっていたし、高校生時はもはや授業自体が無かった。

 

もちろん、着る機会はいくらでもあった。なんなら、地下アイドル時代にでも着ることはできた。だがしかし、当時は特有の天邪鬼を発動させ、「アイドルがスク水なんて普通だよ!!!!なにがサブカルだよ!!!ノーマルだろ!!!!」と心の中でぶつくさ言って、結局一度も着ずに終わった。

 

時は流れ、現在20歳(ハタチ)。ずいぶんと遠くまで来てしまった。

今夏はスク水どころか、水着でさえ、一度しか着ていない。いいのかこんなハタチで。

残り約二週間で、年齢の響きだけで様々なことが許される時期が終わる。「そんなことない、まだ若い」という声も聞こえるが、やっぱり20歳と21歳の差は大きいと思うんだ。

 

 

「どうにかして、どうにかして、スク水を着たい…着なければいけない…」

 

後悔というよりも、もはや使命感である。そんな使命だよ。

着るとしても、ただ着るだけならいくらでも、誰でもできる。

ハタチの今、マドジャスとしての今だからこそ着る。それが一番大事なことだった。

 

スク水…日本…カルチャー…エンターテインメント…オンリーワン…

 

「そうだ!!!!!!!!!若者のカルチャーと言えば!!!!!!あそこしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

というわけで、やってきました。

図3

 

そう、このようなメディアでは、最初で最後になるであろうスク水着用を様々なカルチャーが誕生してきた、この渋谷で執り行おうのだ。

ただスク水を着て突っ立っているだけではつまらない。ここで、わたしと言えば、合コン。合コンと言えば、乾杯。乾杯と言えば、そう黄金に輝くTEQUILA!さらにチェキ撮影も実施!

スク水とTEQUILA、チェキ撮影。まるで異種格闘技戦のような組み合わせが、果たして、どのような化学反応を起こすのか。

また、今回のこの企画をタイトルにもなっている、#マドジャスク水作戦と名付けた。もちろん、Twitterでも呼びかける。

 

 

これより、本作戦を開始する!!!!!

 

 

 

作戦開始と同時に、わざわざ待機をしていてくれた友人が駆けつけてくれた!

図4

 

 

乾杯からの、

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シン・ゴジラポーズ

 

渋谷に上陸したシン・ゴジラならぬ、シン・マドジャス。

作戦は幸先のいいスタートを切った。

 

正直な話、ワンピースを脱ぎ捨てた時、「とうとうやってしまった…」という羞恥心がなかったわけではなかった。しかし、TEQUILAの威力は凄まじい。

たったの一杯で一気にエンジンがかかったのは間違いなく事実だった。

 

 

友人の背中を見送り、フリップも用意し、最初から飛ばす。

図6


お盆休みである人もいれば、通常の平日であり、学生にとっての夏休みである渋谷に立つスク水の女。何か見てはいけないものを見る視線が全身に突き刺さる。

いいんだ、この視線こそがわたしのエネルギーの源。そう、自分の原点を思い出し、さらにフリップを高らかに掲げなおす。

 

最初の出だしが良すぎたのか、一向に人が来なくなった。

く、やはり今回も苦戦を強いられるのか…笑みは浮かべていたものの、心の中では嵐の兆しを感じていた。偶然にも、空模様も怪しくなっている。このタイミングでなぜお前と通じ合わなければならないんだ!!!!!!天よ!!!!!!!!

Twitterでは、「平日じゃなければ…」というリプが届く。社会人の参加は困難か。

そう思っていると、

「仕事抜けてきたよ!!!!!!」と数学のお兄さんが登場してくれた!

仕事中のため、乾杯はしなかったものの、チェキはしっかり撮る。

図7

理系と言えばのガリレオポーズ

毎度思う。わたしは常々人に救われていると。

お兄さんが去っていたあとの渋谷駅でそうひとり思う。スク水で。

 

 

「マドジャスさんですか!!!!」

 

そう、わたしに女の子が駆け寄ってきた。

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わたしの愛すべきフォロワーさんである。

「チェイサーです!!!!」と、お水の差し入れまでくれた。

愛だ。これこそが愛だと感じた。

 

 

「流れがきたか…?」そう思った瞬間、

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天からの洗礼を受けた。


なんでだ、なんでいつもうまくいってると思った時に限って、こういうことが起きるんだ。天から降り注ぐ大粒のそれに全身が包まれる。ああ、このまま雨に打たれ、作戦は終わるのか…と、弱気になってると雨が…止んだ?

 

「よかった!ちょうど雨止みましたね!」振り返ると、また女の子が。

今度は誕生日プレゼントまでいただいてしまった。天は雨とともに、黒髪の天使もわたしに寄越したというのか…!??!!

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雨が止み、太陽すらも再び覗きはじめた。

 

「チェキってタダなんですか??!!」

 

揃いに揃って、その言葉を口にしたのは、日本経済を支えるといっても過言では無い、ドルオタのみなさん。

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nerveのエビ反り

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最前背面ケチャ

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最後はお決まりのハートポーズ

 

さすがドルオタのみなさんは全員顔出しOK、というか、むしろ「出たい」という気持ちを強く感じた。本作戦への熱い協力、感謝する!!!

 

残念ながら、顔出しNGのために掲載ができない有志の人々が数多くいた。

中には、Twitter経由でもなく、ただ「じゃあ撮ろうかな…」と、撮影に応じてくれた人たちもいた。日本はまだまだやれる!!!!

 
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16こうして、最後のチェキを撮り終え、台風が迫る渋谷の空の下、スク水デビューと同時に卒業を終えたのであった・・・・

 

この自分の欲を叶えるためだけ、ただそれだけの作戦を通し、日々様々な人たちに支えられているかを改めて実感することができた。

友人たち、フォロワーさん、こんな不審者と臆せず、乾杯とチェキを撮ってくれたみなさん、本当にありがとう。

 

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『何が必要だと思う?それは勇気?』

 

いいや、違う。そんな崇高なものはいらない。

 

『でも、勇気は不可欠と言ったものだよ』

 

いらないんだよ、そんなもの。

 

『何それ。酷い人』

 

酷い?酷いのはだれだ?何かをやるとするひとに“勇気”だとか、そういう理由をつけたがるひとのほうがよっぽど酷い。

 

『じゃあ、何が君をそこに駆り立てた』

 

何かって、そんなもの、やりたいか、ただそれだけだよ。

やりたいからやったんだ。好きにしたんだ。それだけだよ。

 

 

 

「私は好きにした。君たちも好きにしろ」

 

 

これにて、本作戦を終了とする。

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マドジャスのサイン入りチェキをプレゼントします!

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■前回の体当たり企画はこちら♡

【マドカ・ジャスミンが挑戦】ダメな私にパンツをください@新宿

 

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