みなさん、こんにちは。MTRL音楽ライターの坂井です。平成最後の夏、みなさんはいかがお過ごしですか? 私はというとライブの予定こそあれど、フェス参戦の予定がなくちょっと寂しい夏です(仕事で行きたかった…!)。こんなときは、部屋で音楽充するしかない!
ということで、平成最後の夏を加速させる素敵な音楽の数々をご紹介します。
およそ3ヶ月半ぶりのシングルにあたる今作のセンターは齋藤飛鳥。ベトナムの民族衣装であるアオサイのような衣装に身を包んだメンバーは、いつもとはまた違ったナチュラルな雰囲気です。自己中と聞くと悪いイメージを持ってしまいがちだけど、夢をかなえるために一心不乱に頑張る人の背中を押す曲になるはず。
三ツ矢サイダー2018のCMソングとして、既に話題沸騰中。誰しもが胸に抱いている“アイドル”への賛歌とも呼ぶべき楽曲は、おじさん世代たりとも若者にも響く! アラ還になってもキラキラしている彼らこそが、一種のアイドルと言っても過言ではないですね。
“彼らが今一番かっこいいと思う曲をつくる”を念頭において生まれた1曲。映画『BLEACH』の主題歌としても、その存在感を遺憾なく発揮しています。黒崎一護が登場するシーンと相性が良すぎるので、ぜひ映画で味わってください!
「ap bank fes ‘05」で初披露された「to U」の続編ともいえる曲が到着です。櫻井さん(from. Mr. Children)とSalyuの声の相性が抜群で、とにかく胸に染みる染みる。楽曲収益は「平成30年7月豪雨」の災害復興支援金に充当されるので、募金のつもりでダウンロードするのもいいかも。
amasarashiの秋田ひろむさんの作詞・作曲により、菅田将暉さんの光と闇を味わえる1曲が生まれました。夢を叶えるために壁を越え、進化しこうという意志がにじむ歌詞は、映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄(ヒーロー)~』の主題歌にもぴったり!
映画「青夏 きみに恋した30日」の主題歌は、青春のキラキラを凝縮したサマーポップ。セミの声や風鈴の音など夏っぽさ満点のサウンドが、夏の思い出をさらに彩ってくれること間違いなし!!
MTRL読者のファッションアイコンである赤西仁さんがアルバムを発売します。「あなたの感じてることを教えて」とひたすら訴えてくる彼の姿は、色気むんむんで尊い! 全部英語歌詞ですが難しい単語も出てこないので、カラオケで女の子を落とす曲にもオススメです。
この夏の泣き曲はコレに決まり。好きな人をマリーゴールドに例えた恋の歌は、けなげで愛しくて胸がギュッと締め付けられます。大切な彼女がいる人には響くはず!
4th フルアルバム『PULSATE』のリードトラックは、切ないラブソング。川谷絵音さんの中性的な声が、楽曲のくぐもった世界をより鮮明に描いています。失恋した人は、涙腺崩壊必須かも!!
ORANGERANGEのヒットチューンがXOXによってカムバック! 本家とは一味違ったライトなサウンドが最近っぽい仕上がりになってます。ナイスバディの女の子がたくさん出てくるMVも必見すぎ。
人気Vtuberキズナアイちゃんが満を持して歌手デビュー。EDM調の楽曲はある種2.5次元の彼女のキャラクターと絶妙にマッチしてます。Spotifyではウィークリーバイラルチャート1位も獲得しているので、知らないと乗り遅れちゃうので必ずチェック!
細田守監督の最新作「未来のミライ」主題歌は、軽やかなリズムが耳に心地いい1曲。「山下達郎って誰?」なんていうことなかれ。日本のポップス史において、超すごいアーティストなんです。こういう人も知っておくと「音楽詳しい人アピール」をちゃんとできるよ!
宮城県石巻市にあるスケートパーク”Onepark”と、そこでスケートライフを送っている子どもたちへの思いを込めて作られています。「閉鎖してしまったOneparkを再開させたい」という彼らの真っすぐな思いは、音楽にそのまま表れています。違う地域で生きていると震災なども過去にしてしまいがちだけど、こういった曲をきっかけにふと思い出して行動に起こせたらかっこいい!
RO69での優勝をきっかけとして人気に火がついた、おいしくるメロンパン。独特なけだるい雰囲気は、この曲でも健在です。特徴的な声に注目してしまいがちだけど、楽器の演奏も上手いので意識を置く場所を変えて何度でも聴いてほしい!
青春のすべてを濃縮したようなアルバムである『若者たちへ』のリードトラックがこちら。キラキラしているだけでない大人になっていくことへのモラトリアムを感じる曲は、社会人へのリミットを刻んでいくMTRL読者にも響くのでは。知る人ぞ知るバンドとして名を挙げてきている彼女たちは、今のうちに知って聴きこんでおこう!
TikTokの人気ソング「#投げキッス体操」の生みの親、あさぎーにょ。MVの衣装であるパジャマを発売した際には即完させてしまうなど、アンテナが高い人にはすでに常識なアーティストなのです。可愛らしい歌声とポップな曲調は、テンションをあげたいときのプレイリストにも◎。
米津玄師を筆頭に、目が離せないニコニコ動画出身アーティスト。その中から、今回は夏代孝明をピックアップです! 優しくもちょっとクセがある声や歌い方は、一度聴いたら病みつきになっちゃうかも。メロディーがかっこいいのでカラオケ用に練習して「誰の曲?」なんて女の子に質問させるのもありですね。
色気たっぷりのヒップホップシンガーにもニューカマーが登場。グルーヴィーでオシャレな曲調は部屋のBGMにも深夜のドライブにも行けちゃいます! これから熱いアーティストなので、いまのうちからプレイリストに仕込んでおきましょう。
読モ系女子が好きな人、集合です! SNSでのセルフィー発信を活動のひとつとしていることもあり、ガールズバンドの中でもビジュアルが抜群。新宿LOFTでのワンマンもソールドアウトし、これからの活躍が注目される4人組です。サイサイみたいに有名になってしまう前に、ぜひライブへ!
彼らの15thシングルは、トロピカルサウンドのアクセントが利いてるさわやかな1曲。東京では渋谷駅、大阪では梅田駅の構内に歌詞広告を出したことでも話題になりました。風が吹くイメージのあう爽やかな曲なので、日中のドライブにも最適です。
世界の音楽シーンにおいて、欠かすことができないアーティストであるChance the Rapper。自分のことを不当に書くメディアに対して中指をたてるリリックは、後ろで流れるトラックとは対照的に鮮烈です。意味はわからなくても音がかっこいいので、聴いてたらなんとなくかっこがつきます!(笑)。
BBQにドライブなど、センスのいい音楽が大活躍する夏。
夏休みで好きな人に会えないなんて時は、お気に入りの1曲をきっかけに連絡してみてもいいかもしれないですね。短い夏の記憶を、色褪せない音楽と一緒に、悔いのない平成ラストサマーを過ごしてください!
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