夏と言ったら音楽フェスのシーズンですね。
最近では都内で気軽に楽しめるようなカジュアルなフェスも増えて来て、若者の夏の定番イベントとなりました。
これまで音楽マニアの為だけのものだったフェスが大衆に開かれた存在になり、大量発生したのがビッチです。「流行りの場所にビッチ有り」とはよく言ったもので、常に狩りの場の新規開拓に勤しむビッチは流行の最先端を狩り場として荒らして行きます。
では実際どんなビッチが存在するのか、フェスに出没するビッチを何パターンかご紹介致します。
■見た目:
フェスだというのにヒールがある靴で来たり、動きにくいスカート、汚れたくない高価な服で来たりする。
■特徴:
あくまで男性の付き添い、デートの一環としてフェスに出没。
意中の男性を狩るために仕方なしでフェスに着いて来たが、内心つまらないと思っているし音楽には一切興味ない。
■狩りのスタイル:
意中の男性を狩るためのプロセスとして仕方なしでフェスに着いて来ている。
つまり彼女達の狩りはフェス開催前からとっくに始まっている。
合コン等で音楽に疎いから教えてほしいスタンスで男性に近づき、「音楽が好きなあなたってかっこいい! 」と男性を持ち上げて気持ちよい気分にさせ、意中のままにする。地道な長期戦を好むタイプ。
■主な狩り場:
VIVA LA ROCK(埼玉)、BAYCAMP(神奈川)など少し遠目のお出かけデートに最適なフェス。
■見た目:
アーティストのTシャツに、首からタオルを下げ、とにかく好きなアーティストをしきりにアピール。
■特徴:
自称音楽好き。趣味は音楽鑑賞とか言っちゃう「音楽に詳しい自分」に酔っているタイプ。
といってもギリギリMステに出るレベルの流行りのアーティストをごく最近好きになったただのミーハー。
ただしミーハーとバレることや、にわか音楽好きと思われるのを極端に嫌がる。
■狩りのスタイル
同じアーティストのファン同士で仲良くなる。好きなアーティスト以外は興味ないため、自分の目当て以外の時に同じTシャツを着ている男性に近づく。共通の話題としてアーティストの話で盛り上がり、連絡先を交換。後日再びエンカウントし、そこで狩るスタイル。
■主な狩り場:
ROCK IN JAPAN、京都大作戦、YATUI FESTIVAL! 等日本人アーティストが出るフェス。
■見た目:
足は長靴等で出さないけど、やたらと上半身は露出多め。
サングラスをかけて片手にビールのTHEこなれてる感を出している。
■特徴:
もう何年もフェスに来ては音楽とともに性行為を楽しむベテラン中のベテラン。
メジャーなアーティストからマイナーなアーティストまで一通り網羅し、その豊富な音楽の知識も音楽オタク男子に近づくために生かしている。
女性で音楽詳しいのは珍しい!イイネ!と思う男性諸君、女性の音楽の趣味は9割方が昔の男の影響で形成されている事を念のため伝えておきます。
■狩りのスタイル:
ビール片手にあまり有名では無いアーティストを前列で鑑賞。
フェス独特の観客の一体感を利用し、隣にたまたま居合わせた見知らぬ男性とハイタッチ等ボディタッチを繰り返し近付く。
ライブ中に仲良くなり、ライブ終了後にせっかくなのでと一杯飲む。
昔からフェスに通うベテランなので、野外でのプレイもお手の物。
むしろ開放的になれるフェスならではの醍醐味とさえ思っている。
自分のテントに連れ込むか、野外の暗闇を利用してキャッチ&リリース。
■主な狩り場:
FUJIROCK等往年のフェス。テント持参の為、郊外での連日開催も厭わない。
■見た目:
炎天下でも髪は下ろし、尚且つへそ出し、生足の無防備なスタイル。
友達とのオソロコーデやボディペインティング等フェスを見た目から楽しむお祭りタイプ。
年齢層は若めで大学生、専門学生がほとんど。
■特徴:
元々クラブ通いの女子が流行に便乗してフェスまで足を伸ばした結果、特に音楽もよくわからず暇だから男を漁る。
とりあえずフェスに来てみたけど、男はどこ〜?なスタンス。
クラブへ帰れ!
■狩りのスタイル:
出演アーティストにあまり詳しくないのでドリンク交換場所や飲食スペースでひたすら飲んでいる。
見た目が派手で若く、お酒が入った状態で見ると可愛く見える。その為酔っぱらった男性からのナンパ待ちが彼女達の狩猟スタイル。
クラブのノリで飲みまくり、フェスを途中退出してホテルへ行く、音楽好きの地味めな男子をもはや逆お持ち帰りとも言える行為をくりかえす。
■主な狩り場:
METROCK、SUMMER SONIC等の都市型フェスに出没。
以上がフェスに出没する主なビッチです。お好みのビッチは見つかりましたでしょうか? この夏、予定が無い人はとりあえずビッチに狩られにフェスへ行くのもまた乙なもの。上手にビッチと付き合い、楽しい夏をお過ごしください!
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■ライタープロフィール
イラスト/鬼束二郎