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カツセマサヒコ×さえりさんの最強妄想ストーリー! 『恋する妄想クリスマス』第1話 恋のはじまりは坂道を下るスピードで

カツセマサヒコ×さえりさんの最強妄想ストーリー! 『恋する妄想クリスマス』第1話 恋のはじまりは坂道を下るスピードで

Views 18 December 2015 (更新日:
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こんにちは! MTRL編集部です。

いよいよ迫ってきたクリスマスシーズン、皆さんいかがお過ごしでしょうか? え、死にたい? あんなのは単なる平日? 故人の誕生日でイチャイチャするな?

なるほど、そんな卑屈になってしまった方のために、今回はMTRLが激甘企画をお届け!

妄想ツイートで話題のさえりさん(@N908Sa)とカツセマサヒコさん(@katsuse_m)に、大学生がクリスマスまでに付き合うなら、どんなシチュエーションがいい……!? という妄想を展開してもらって、それを実際にやってみることにしました!

なんと18日・20日・22日・24日の連続更新! 第4話が24日という、MTRLからみなさんへのクリスマスプレゼントですね、はい。

それでは、お二人の妄想ワールドを、存分にお楽しみください!

ある日のこと……

 

カツセ「ふと思ったんですけど、大学生の出会いの場って、サークルとかバイト先がほとんどじゃないですか。僕はもっと運命的なやつがいいんですよ」

 

カツセ「たとえばコンビニで同じ商品を手に取っちゃうとか、クラブで同じグラス持とうとして手が触れちゃうとか。なんかそういう偶然から始まる出会いって最高だと思いません?」

 

さえり「いやクラブで同じグラス持つ可能性って限りなくゼロじゃない? まわり見えてなさすぎるでしょそれ。でも、偶然の出会いはいいですね。どこかで一度会ってた人とたまたま再会しちゃうようなやつとか」

 

さえり
もし大学生に戻れるんだったら、友達に誘われてノリ気じゃなかったけど行ってみた友人宅での鍋パで『この人かっこいい……。っていうか……あ……れ? この人どこかで会ったことある……?』 みたいな、そういうスタートがいいです」

 

カツセ「あ、わかる。その再会パターンだったら男の方はぜったい『甘党男子』がいい」

 

 

さえり
「え、なに唐突すぎるし、こだわりが細かい」

 

 

カツセ

「いやわかるでしょ! 初めて会ったのがカフェとかで、めっちゃくちゃ甘そうなケーキとか同時に頼んじゃうの。」

 

 

カツセ「で、女の子が(わあ、本当にこんな甘党男子っているんだ……確かに顔も甘いけど……)みたくトキめいちゃうやつ! で、その後に鍋パで(あ~! あのときの甘党男子~!)って流れが最高でしょ!」

 

さえり「いやまあちょっと引いてるけど、いいよそれで。で、再会していろいろ話してたら趣味とか合って、甘党なのも似てるし、好きな音楽も似てるし、なんかちょー話し合うじゃん! みたいな感じになってお互い急接近するやつね」

 

さえり
「いい、いい、最高、そういうの。そういうのやってみたい」

 

第1話 出会い編

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【登場人物紹介】

主人公 ちひろ:やさしい性格の甘党男子。被害妄想が強め。

ヒロイン ゆか:人見知りだけど、打ち解けると無邪気になる女子。出会いはほしいけど合コンとか紹介はちょっと苦手なタイプ。

主人公友人 ヒロキ:ワイルドなかんじ。甘いものがニガテ。

ヒロインの友人 リコ:男のツテだけはめちゃくちゃ持ってるパーリーガール

12月18日(金)

クリスマスを直前に控えたある日、ちひろは友人のヒロキに「女を紹介してやる」と言われて、鍋パーティーに誘われました。

確かに出会いなんてこの一年ほとんどなかったけれど、でもわざわざ友人から女の子を紹介してもらうほど飢えてるわけでもないし……。少し迷ったちひろでしたが、ヒロキの顔を立たせるために、付き合い程度に向かうことにしました。

しかし、鍋パが始まるまでの時間つぶしに寄ったカフェで、運命は少しずつ動き始めていたのです。

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ちひろ「え! これうまいわー!」

ヒロキ「いや、めちゃくちゃ甘そうじゃん! お前よくそんなの食えるな!?」

ちひろ「しょーがねーじゃん、甘党なんだもん」

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子どものころからとにかく甘いものが好きだったちひろは、この日もカフェでヒロキがドン引きするぐらい甘いケーキに反応していました。

このとき、すでに彼女がちひろに気付いていたなんて、思いもしないまま。

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ゆか「ごめんね~、お待たせー!」

ヒロキの友人であるリコの家に着くと、ほどなくしてゆかが現れました。

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ゆか「こん…ばんは……(あ、さっきのカフェにいた人……)」

……

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ちひろ「はじめまし……て(なんか、見たことある気がする……てか、かわいい……!)」

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みんな:「かんぱーい!!

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4人はお酒が入るとすぐに打ち解け始めました。

お互いのことや最近ハマっているもの、ちょっとマジメに将来の話などをしているうちに時間はあっという間に過ぎて、ゆかの終電の時間が近づきます。

ちひろ「あ、おれも時間そろそろだから、送ってくよ」

ゆか「え! ありがとう……!」

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ちひろ「楽しかったねー」

ゆか「うんほんとに! わたし、あんまり初対面得意じゃないんだけど、今日は思わずたくさん話しちゃった……」


ちひろ
「えっ、そうなの? 全然そんなふうに思えなかった! でも楽しかったなら、うれしい」

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ゆか「あ、ねえ、さっき、ここのカフェにいたでしょ?」


ちひろ
「え! なんで知ってんの!?」

ゆか「うん、実はわたしもいたんだよね。それで、ちひろくんがケーキに反応してたの見てた(笑)」

ちひろ「え、めっちゃ恥ずかしいんだけど(笑)」

ゆか「ううん、わたしもそれ食べたいって思ってたの。あれ食べたいって言ってる男の人なんてめずらしいなって思って、勝手に覚えちゃってた」

ちひろ「だからか~! 俺もちょっと見覚えあるなって思ってた」

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その後も二人はいろんな話をしました。好きな食べ物や音楽、嫌いだった教科、よく読んでいる本。中でもいちばん気に入っている映画については、二人とも同じ作品を挙げました。

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ゆか「すごい! あんな作品が好きなんて信じられない!」

ちひろ「ね! 超マイナーなのに! おれも初めて会ったよ、あれ好きな人!!」

ゆか「ちょっと感動してる」

ちひろ「あの作品、ロケ地が渋谷だって知ってた? 今度一緒に巡ってみない?」

ゆか「え、それぜったい楽しい! やろやろ!」

こうして次は二人で会う約束をして、この日は解散しました。

ちひろとゆか、二人の運命の歯車がしずかに動き出したのです。


つづく……

……。

…。

 

カツセ

 

「っていうかんじ」

 

さえり

 

「思ったより甘いな? 糖分高めで胃もたれしそう」

 

カツセ

 

「ふつうに美男美女すぎるから、ちょっと割増されてるなこれ」

 

さえり

 

「これ次どうなるの」

 

カツセ

 

「ぜったいロケ地でベロチューするでしょ」

 

さえり

 

「引いた。なんなの、ほんとやめて」

 

カツセ

 

「いいでしょ。大学生だったら付き合う前にキスぐらいするでしょ」

 

さえり

 

「そういうリアルいらないから。次の展開どうするか、また考えよ」

 

カツセ

 

「はい、そうしましょう」

 

ちひろとゆかのロケ地巡り、一体どうなるのでしょうか? 第2話は20日(日)に公開。乞うご期待!

SPECIAL THANKS!

衣装協力 VANQUISH
36332
ヴァンキッシュのスカジャン2万2000円、ニット1万円、ロングサーマルTシャツ7000円、スラックスパンツ1万円、ハット7000円(すべてせーの)、スニーカー(スタッフ私物)

撮影/Saru スタイリング/甲斐修平
モデル/奥谷知弘(ちひろ役)、河村友歌(ゆか役)

続きはこちらから!

第2話 通じる気持ちと元カレの影

第3話 元カレの出現と途絶えた連絡

第4話 カツセマサヒコ×さえりさんの最強妄想ストーリー! 『恋するクリスマス』 ハッピークリスマス

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