女の子が彼氏やセフレ・ワンナイトの相手と盛り上がって期待値大でエッチをしたけれど、それはないよ…と引いてしまった場面を男子の皆さんは想像ができますか?
今回は、おそらく誰よりもそんな経験が豊富な百戦錬磨の素人ビッチ達に、これまでのエッチでの(悪い意味で)忘れられないドン引きエピソードを聞いた。笑いあり涙なしの経験談である。
3代目にいそうな強めイケメンに渋谷のクラブでナンパされた時のことです。
実家が世田谷区のボンボンで、大学生の割に羽振りもよく、これは良い出会いかもしれない!とそのままラブホに流れていざズボンを脱がすとヨレっとしたしなびたトランクスが…。イトーヨーカドーとかで売ってそうな地味なチェックの柄でした。しかも微かにフローラルな柔軟剤の匂いが残っており… 実家でお母さんが洗濯を干している様子が目に浮かびました。
きっとトランクス自体もお母さんが買ったんでしょうね。急に気持ちが萎えて、お情けで一度寝た後泊まらずにそそくさタクシーで帰ってきました。(大学生・21歳)
金持ちボンボン故の落とし穴だ。きっと家では母親想いの良い子なのであろう。それであれば見た目もオラつかず、大人しめの格好をして欲しい。いらないギャップを見せつけることになってしまった残念な男である。
渋谷で女友達2人と飲んでいた時にナンパされた同い年のサラリーマンと意気投合し、まあーーべろべろに酔っ払ったんです。ほとんど記憶もないくらい。
でも顔がタイプだったし、徒歩圏内に住んでると言っていたので、ここは流れに任せて素直に持ち帰られました。渋谷に住んでるなんて今後も使えるかも、なんて薄れゆく記憶の中で思っていたのですが、到着したのは大きめの一軒家。
既に家を買ったのか、まさかの実家なのか一瞬焦りましたが恐る恐る中に入るとさらに驚き。玄関に靴が5足以上。遠くのリビングには人影が。小声で「シェアハウスだから静かにしてね」と言われ、軽くパニック。
それでも今更後に引けず忍者の如く足を忍ばせリビングを通り、向かった部屋はなんと二段ベッド。「下の人、今日帰ってこないから」とやたら冷静な相手はサイコパスかな?と思いました。
いそいそとコトを始めるも、天井に頭は付くはベッド狭いわでなかなか盛り上がれず。しかも途中で下の人が帰ってきたんです! さっと何もなかったのように一瞬で布団に入りましたが、状況が理解できませんでした。酔っていることもあり、そのまま朝まで眠り、共用のシャワールームを借りてそーっと帰宅しました。(会社員・24歳)
渋谷なら周りに沢山ラブホテルもあっただろうに何故敢えてシェアハウスに持ち帰ったのか…。数千円のラブホ代も惜しかったのか、もしくはスリルを楽しみたかったのか…。当たり前だがその後一切連絡は取ってないとのことなので真相は謎である。
会社の同期と飲んだ帰り、1人と帰りの方向が一緒だったので2人でこっそり飲み直しました。うっかり終電を残してしまい、彼の家に泊まる事に。
前から一人暮らしで猫を飼っていることは知っていたので、私の中では下心9割、1割は猫見たさなところもありました。家に着くと既に猫は寝ていたのですが、いざセックスを始めてそろそろイきそう…というところおもむろに猫が起きてベッドの周りをウロウロ…。 赤ちゃんの泣き声のような鳴き方で大興奮していました。
私はもう全く目の前のセックスに集中出来なかったのですが、彼は全く気にせず1人で盛り上がりイってました。(銀行員・25歳)
まさかの乱入者である。飼い主の方は慣れているのか気にする様子がないというのがまた凄い。ペットは家族のようなものなので気まずく感じたりはしないのだろうか。その猫が去勢手術を済ませているのかだけが心配である。
ヴィジュアル系バンドの追っかけ、所謂バンギャをしていた頃の話です。
打ち上げに参加して、お目当てのバンドマンに持ち帰られることに成功したんです! 歌舞伎町のラブホだったんですけど、もうこっちのテンションは最高潮! だって私にとってのアイドルと寝れることになったんですから。
彼がシャワーから出てくるのも待ちきれないくらいドキドキしてました。さあいよいよとシャワーから出て来た彼を見て………愕然としましたた。
そこには少し頭の薄い青髭の貧相なおじさんが立っていたんです。
え、誰このおじさん? と一瞬時が止まりました。でも声はたしかにあの私のアイドルの彼なんです。
彼曰く汗で化粧が落ちるからセックスの前は化粧を落とすんですって。こんなの詐欺です。頭の中で必死に彼のステージ上の姿を思い出しながら一晩を過ごしましたが、私がバンギャを上がるきっかけになる出来事でした。(26歳・接客業)
やはりステージ上の人物をベッドに持ち込んではいけないと教訓となるエピソードだ。彼女はその後ヴィジュアル系の掲示板にこのエピソードを書き込んだところ他のファンからも同じ告発が相次ぎ、すっかり萎えてしまったという。追っかけの終焉は突然訪れるものである。
こないだの出来事なんですけど、まだ腹が立ってます。
六本木のクラブでオリラジ藤森のようなザチャラ男にナンパされたんですよ。さすが藤森(仮)だけあって盛り上げ上手の飲ませ上手で本当楽しく飲んで。ホテルの誘い方も回りくどくなくスマートだったので、断る理由も無くホイホイ着いて行きました。
でもタクシーに乗ってる時から嫌な予感はしたんですよ…。彼の目が座り始めてウトウトしていて、ホテルに着いて降りる時には半分寝てましたね。チェックインも何故か私がして部屋に連れてくと倒れこむように一人で寝始めたんです。
こうもしてられん!と急いで彼のモノを口に含め、再起の支援を始めたのですが、ここで彼が寝言交じりに放った一言に驚き。
『俺、飲むと勃たないんだよね…』
じゃあホテル誘うなよ! 家で一人で寝かせろよ!腹が立って仕方なかったです。(26歳・コンサル業)
彼女は戦力外の彼と何故か添い寝する羽目になったが、いびきがうるさくて寝付けなかったという。しかも彼からは何事もなかったかのように今でもLINEが来続けるという。今度はアルコール入ってない状態でヤリたいという誘いだ。アルコールの無いパリピに需要などなし!
たまには歳下と遊びたいと思い、マッチングアプリで有名私大のイケメンを捕まえて、飲み代を奢ったんですよ。金で釣れるかなと思ったらまんまと釣れて。歳上は初めてです! なんて言うからかわいくて仕方なかったんですけど、家に着いたら狭小ワンルームで…。久々に男のワンルームに足を踏み入れました。
まあ学生だから仕方ないかなと思っていたのですが、その日は雨で、ベッドの上には洗濯物が干しっ放しだったんですよ。その子も緊張しててそれを下ろすタイミングも見つからなかったのか、そのまま押し倒されてしまい。騎乗位をすると頭上に湿ったタオルが当たるんです。正常位の時も洗濯物の柄ばかり気になってしまって、なかなか集中できなかったですね。(会社員・27歳)
年下男子の可愛さでは片付けられないエピソード。部屋に女性を連れ込む前にはある程度片付けてセックス仕様に整えておくのは最低限のマナーである。
短いパターンは経験があったのですが、細いパターンは初めてでした。
歌舞伎町で声を掛けられたイケメンスカウトとノリで飲むことになって、その流れでホテルまで行った時、こっちが前戯する前にいきなり挿入されたんです。でもなんというか入ってるかどうかもわからなくて、私がビッチだからゆるゆるなのかな?!って焦りましたが、一旦抜いてみたらビックリ。鉛筆レベルのアレだったんです。
見られるのが恥ずかしくていきなり挿入してきたみたいです。もちろん全く気持ち良くなかったです。(派遣社員・25歳)
ビッチの評価は実に厳しい。鉛筆に例えられた男性の気持ちと、必死に隠そうとしている様子を想像すると物悲しく、哀愁が漂うエピソードだ。
高校の同窓会で久々に再会したクラス一のイケメンだった同級生といい感じになって酔いに任せてホテルに行ったんですけど、モテてきた割にセックスはとっても淡白。
前戯も少なければ、基本無言。どう思ってるかどこが感じてるのか全くわからなくてどうしたものか悩んでいたら急にゴムをつけ始め、何も言わずに勝手に挿入され勝手に出されてたんです。
射精する時は言ってくれないと女はわからないって知らないんですかね? 変なタイミングで勝手に終わられてものすごく消化不良でした。(美容関係・24歳)
イケメン故にこれまで誰からも指摘されることなく大人になってしまったのであろう。このまま歳をとっていくのは不憫である。男性陣に勧告だが、イく時は絶対に宣言して欲しい。挨拶は小学生でも出来る礼儀の基本だ。
思えば要所要所でケチの片鱗はあったんですよ。3つ上で社会人のセフレだったんですけど、最初に出会った合コンでも謎に3000円要求されたし、デートもチェーンの安い居酒屋で割り勘でした。
極め付けのホテル選びがとにかくいつも安さ重視で。金曜日の夜でも少しでも安いところがないかいつも渋谷のホテル街を歩かされました。3000円台のラブホばかり使わされるのでいつも2時間のショートコース。しかも割り勘ですよ?!
備え付けの冷蔵庫から飲み物を飲むと露骨に嫌がられ、飲み物代は割り勘じゃなくて私の自腹でした。(大学生・20歳)
彼は年下に対しての見栄という概念は一切ない真っ直ぐな男性なのかもしれない。それにしても数百円の飲み物ぐらい奢ってあげた方がお互い気持ち良く過ごせると思うのだが…。いくらセフレでもあまりにケチ過ぎて、彼女はたった3ヶ月で関係を解消したという。
今付き合っている彼のことなので言いにくいのですが、彼がとにかくワキガなんです。それ以外は全部好きだから付き合ってるし、体の相性もバッチリなんですけど、どうにも辛いのが腕枕される時。
終わった後に賢者モードに入らないで会話も続けてくれるし寝ないできちんと私と向き合おうとしてくれる気遣いは嬉しいんですけど、腕枕されると直に臭いが鼻にくるんですよ。
でも彼の善意を断ることも出来ないし、理由も言えないし…。彼が寝た頃を見てさっと脇を閉じてます。(専門学生・20歳)
当の本人が一番気付かないワキガ。指摘もしづらいし、難しい問題である。
またワキガでなくても腕枕越しに見る男性の顔は鼻毛であったり、顎のたるみであったりがくっきり見えて実は絶妙に萎える視界である。男性が急に賢者モードに入らない心意気は素晴らしいが、無理に腕枕はしない方が得策かもしれない。
いろんなエピソードを聞いていると相性が良い方が奇跡なのではないかとさえ思う男性も女性も今一度自身のセックスを振り返り、相手をドン引きさせない素敵なセックスライフを送って欲しい。
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