就活生の皆さん、こんにちは。
3月に就活が解禁となり、説明会に参加している内に少しずつ就活モードに切り替わってきた今日この頃。来たるべく選考に向け、不安と緊張でソワソワしていませんか?
そんな就活生の皆さんに、今回は就活セミナーや就活本では教えてくれない、企業の人事が選考で見ている意外なポイントを、実際に人気企業で働いている女性人事に聞いてみました。
選考前にこれを読むことで他の就活生に差をつけましょう!
B子(26歳・マスコミ系企業人事):大手マスコミ企業の子会社勤務。マスコミならではの自由な雰囲気の社風。最初の2年は制作部門で働き、人事へ異動。人事歴2年目。
C子(27歳・自動車メーカー人事):グループ企業も合わせたら社員数数万人規模の歴史ある日本企業勤務。比較的お堅めな社風。新卒時から人事部に所属しており、今年で人事歴5年目。
D子(28歳・商社人事):社員数数千人規模の大手商社勤務。最初の3年間は営業として働き、人事へ異動。人事歴3年目。
・「都市伝説かと思うかもしれませんが、説明会の態度で選考に進めるか見ています」(A子・人材系人事)
・「特に気を抜きがちな受付こそ見ています。うるさくないか、きちんとマナーを守っているかが重要です」(B子・マスコミ系人事)
参加人数も多いし、どうせ見ていないだろう…と思ってしまう説明会でも実は選考は始まっていることが多いです。
特に人気企業は全員を面接しきれないので説明会の態度で振るいにかけて落としてしまうことも。
また受付での態度もしっかりチェックされており、受付でマルバツをつけている企業もある程。
笑顔で、愛想よく、受付票は両手で開いて渡すのが基本です。
・「筆記試験中の態度、休憩中の態度もすべて見ていて、選考材料になっています」(C子・自動車メーカー人事)
例えば筆記試験が早く終わったからと言って寝るのはNG。
学生気分が抜けず、社会人をナメてると見なされ、面接まで進めません。
また筆箱などの持ち物が汚いと、悪目立ちし、人事の目にも悪い印象で覚えられてしまいます。
・「スタバでバイトをしていたエピソードは聞き飽きました。その話をされただけでもう印象に残りません」(D子・商社人事)
スタバ店員というと、一般的に就活ウケが良いとされてるバイト。
しかし、それ故にアピールする就活生があまりに多く、人事としてはどうでもいいエピソードの堂々一位にランクイン。
他にもサークルの副代表、海外ボランティア、バイトリーダーなども同様に、いかにも就活ウケしそうなエピソードは人事も聞き飽きており、印象に残りずらいです。
・「おでこを隠す方が盛れているのか知りませんが、絶対におでこを出した方が明るく見えて印象が良いです」(C子・自動車メーカー人事)
本人的には盛れていようと、人事から見たらその少しの違いは全くわかりません。
それならばおでこを出して明るく見える方が好印象で断然お得。
就活中だけは無駄なプライドは捨てましょう。
・「営業職の場合、会社の顔としてお客様の前に出てもらう為、ある程度見た目も見ています」(A子・人材系人事)
・「いくら自由な職場とはいえ、社会人として恥ずかしくない見た目をしているかはチェックしています」(B子・マスコミ系人事)
人事だって人間、もちろんルックスも選考通過の判断材料です。
ただし絶望することはありません。人事は顔の良し悪しではなく、社会人としての清潔感を見ています。
肌が汚い、寝癖がひどい、爪が伸びている等は悪印象。
好きな子とのデートの前並に入念に全身をチェックし、きちんとしている雰囲気を作り込んで選考に臨みましょう。
以上が人事に聞いた就活生に対する本音です。
・説明会の受付、筆記試験中でも気を抜かない。就活に関わるイベントはすべてが選考対象と思おう。
・量産型エピソードよりも正直に自分の本心を語ろう。
・何はともあれ清潔感第一。デート前並みの身だしなみを心がけよう。
誰だって就活は初めての経験です。
最初から慣れている人はいません。
ちょっとしたポイントを押さえて、楽々選考を突破しましょう!
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