こんにちは、カツセマサヒコです。
先日、「ソーシャルゲームに課金し続ける田中美保にクレジットカードを渡す」という夢を見ました。人は希望と絶望が一度に訪れると、予期せぬ行動を取るようですね。
さて、ひたすら妄想を繰り返す連載も無事に第4回まできました。読者の方々から「とてもためになります!」という感想が一つも来ないのが最近の悩みです。
それでも今回も懲りずに、男子校出身の僕がもしも共学に通うことになったらどうなるかを考えてみようと思います。
いくぜ! エキセントリック・共学・ボーイズ!
共学の学園祭はとにかく華やかでいいですよね。女子はみんな東京モーターショーのコンパニオンみたいな格好をしているらしいですよ。エロすぎ最高。
そんななか僕はクラスで企画した喫茶店の店長になって、装飾がイマイチすぎる店の受付で店番やってるんですけど、お客さんが全然来ないからボーッと座って待ってるだけなんですよ。
するとそこに、髪やや明るめセミロング(スカートかなり短め)のいい匂いがする学園祭副実行委員長がやってくるんですね。
グッドスメル「やっほーカツセ、繁盛してる?」
僕「いんや、全然。おれが店長って時点で負け戦ですよ、このクラスは」
グッスメ「えーそんなことないって、呼び込み頑張りなよ、せっかく装飾頑張ったんだし!」
僕「いやいやこの装飾見てよくそのセリフ言えるわ。さすが副実行委員長、テンション高いねー。……てか、こんなとこで油売ってていいわけ?」
グッスメ「うん! いまは休憩時間! あ、もしよかったら一緒に回らない? あたし、案内できるぐらいには詳しいよ?」
僕「え、さすがに店番しなきゃだめだって」
グ「いいからいいから! ついでに呼び込みもすればいいじゃん! ほら!」
ちょっと強引な感じで手をひっぱってくれるの最高。
普段は化粧っ気ないのに今日に限って爪に薄ピンクのマニキュア塗ってんの最高。
てか指ほっそいしサラサラしてんの最高。
僕「おまえって指細いのな」
グ「え? そうかな? なんか男っぽくない? あんまり自分の手好きじゃないんだけど」
僕「そうかなあ? キレイだと思うけど」
普通に校内で手つないでるの、ちょっと精子出ちゃいそうなくらい最高。
グ「カツセさぁ、いっつも男子とばっかりつるんでるけど、好きな子とかいないの?」
僕「えーいなくね? うちの学校ブスばっかじゃん」
グ「へー、ほんとにそんな風に思ってるわけ?」
僕「いやそんなことでウソつかねーし。ホントです」
グ「……じゃあ、あたしがスキって言っても、断る?」
僕「え?」
グ「あたし、カツセのことスキだよ……? ずっと前から」
僕「え……」
はいストップ最高。カジュアルに告白してくる感じ最高。明け方3時のガストで29歳のおっさんが貧乏ゆすりしながらこの文章書いてますけど最高。
やっぱり共学の学園祭と言ったら、愛の肥え溜め、告白の巣窟、性の大運動会だと思うんですけど、でも後夜祭のイベントで告白とか、そういうド定番な感じはもうやめてほしいんですよね。これからはぜひ、学園祭中にさらりと告白してもらいたい。
で、全国のいい匂いがする副実行委員長(理想は華奢で巨乳でスカート短め)は、学祭中に彼氏ゲットしたら、後夜祭もそこそこにして学校から2番目に近い公園の滑り台の上でキスとかしてほしいです。最高じゃないですかこれ? もうセンチメンタル過ぎてときめきメモリアルですよね? ときメモわかります? わからないの? なんでよ??
さて、最後ちょっとよくわからないテンションになりましたが、今回はここまでになります。現役高校生のみなさんは、ぜひハッピーな文化祭シーズンにしてくださいね。
それでは、第五回でお会いしましょう。
みなさんが明日もえっちですてきな青春時代を過ごせますように。
■アーカイブ■
【カツセマサヒコ連載】第1回『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』
【カツセマサヒコ連載】第2回『大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』
【カツセマサヒコ連載】第3回「大切じゃないことは全てポエムが教えてくれた』
■ライタープロフィール
下北沢の編集プロダクション・プレスラボのライター/編集者。
1986年東京生まれ。明治大学を卒業後、2009年より大手印刷会社の総務部にて勤務。趣味でブログを書いていたところをプレスラボに拾われ、2014年7月より現職。
趣味はtwitterでのふぁぼ集めとスマホの充電。
Twitter@katsuse_m