すこし肌寒く感じることも多くなって来た9月中旬。そろそろ秋の始まりかなと衣替えをしたり、秋冬のファッションアイテムを購入したりしながらも、今でも捨てきれない遠い昔の春を抱えていませんか。
高校時代の付き合いから、気が付けば彼女との付き合いも5年をオーバー。何かあった時に支えとなる存在に安心感はあるけれど、例え男女混合のサークル旅行でも気にしなくなり、彼女に対して「なんとなく」「習慣だから」の理由で毎日LINEを送っていることも多くなって来たなぁ……なんてことも。
そこで今回は、長い春を終わらせるメリットとその終止符の打ち方をお届けします。
何度一緒に春を迎えようと、彼女のことが愛おしすぎて堪らない!
と、いうバカップルには、どうぞそのまま永遠にイチャラブこいて下さい✩とお願いするだけですが、明らかに惰性で付き合っているそこのキミ!いつまでもその関係を続けるのでしょうか。
長く付き合うなかで、「言わなくても分かり合える=阿吽の呼吸」のような関係が自然と生まれて来ます。それは長い時間をかけて積み重ねた信頼の証、とても大切な絆ですが、裏を返せば「惰性」と「飽き」のはじまり。
MTRL読者にとって、今という時間はかげがえのないものです。別れと聞くと、どうしてもネガティブなイメージを持ちますが、新しい始まりへの準備と考えれば自然なこと。「彼女」と呼べる存在に安心しているだけかも……と感じたら、ひとりになることで広がる交友関係や自分の為だけに使える時間を楽しむことも悪くありません。
長い春の終止符の打ち方として、最もしてはいけない手法は自然消滅を狙うこと!
こんなにも長いこと切れなかった関係が自然消滅するには、同じくらいの時間が必要となります。
自然消滅のこわいところは、お互いの「別れた」という認識が一致したかどうか確認できない点。
こちらが別れたつもりで久しぶりのガールズハンティングにドキドキしている時に限って、「浮気!?」と面倒くさい事態に陥ってしまいがちです。
また、両親の顔やお互いの友だちを把握済みで、何ならSNSでだって繋がっている場合など、自然消滅では別れを選んだというよりも「彼女から逃げた」ように捉えられ、自分自身も後ろめたさを覚えてしまいます。せっかく新しいスタートを切ろうというときに、次のアクションを起こしづらい選択はしないに限ります。
これから来るクリスマスやお互いの誕生日、特別なイベント前を避けたら、「すこし距離を置きたいんだけど」というクッションは抜きに、直接彼女と向き合って別れたい気持ちを伝えること。長い付き合いだったからこそ、最後はしっかりと言葉にして伝えることが大事なポイントです。
あくまで長いこと春を持て余しているMTRL読者限定ですが、育てるつもりのない恋愛はスッパリ精算してしまった方が今後の為。恋に愛に最高のセックス、勉強や受験や部活動、さらには人間関係までも! 日常生活では考えることややりたいことが想像以上にたくさんあるものですよね。青春時代を「あの時はサイコーだった!」と振り返るためにも、今こそ長すぎた春に終止符を打つタイミングではないでしょうか。