学祭シーズンが終わりを告げる12月。約10年(ミスターとしては約40年)ぶりの復活として話題を集めたミスター法政コンテスト。そのミスター法政コンテストが今、揺れている。
今回の騒動の発端となったのは、11月29日に法政大学側からリリースされたこちらの声明。
ミス/ミスターコン開催の是非については、全国多くの大学で議論されており、明治大学など同様の理由で開催を中止し、有志の非公認団体により名前を変えて開催されているものも多い。
法政大学にミスコンがない理由
4年目にして初認知 pic.twitter.com/y3k3qa4fAe— 今井 将弥/masaya imai (@yyy3gls) November 29, 2019
ミスター法政コンテストエントリーNo.6より応援者皆様へ📣
今回一身上の都合により、ミスターコンテストを辞退させていただくことになりました。急な報告となってしまい、申し訳ございません。
運営の方々、ファイナリスト、そして応援していただいた皆様、約4ヶ月間、ありがとうございました。🙇♂️— ミスター法政コンテスト2019🏆 (@Mr_Hosei) December 3, 2019
辞退者の4ヶ月の努力は何だったのか
何故大学はこのタイミングで発表したのか
「学生センター」がこのように発表したらより大きな問題になることを考慮できなかったのか
まぁ様々ありますが、大学のコンテストに対する偏見に満ちた「多様な人格への敬意」のある声明文に一言その考え、お古いかと。
— 福森研(ふくもりけん) ミスター法政NO.5 (@mrhosei_no5_19) December 3, 2019
朝起きたばかりの僕
『いや、俺絶対就活うまくいかねえじゃん、、、、』#めざましテレビ#フジテレビ#法政大学#ミスター法政#ミスターコン #ミスコン#河野太郎
【@konotarogomame 】 pic.twitter.com/vNV5isAW0D— 中島一 ミスター法政 No.1 (@mrhosei_no1_19) December 4, 2019
てか法政のミスコン、炎上もしてないのに大学が強い語気でメール送るからテレビに取り上げられて、その結果どう考えても以前より問い合わせ増えてそうで草。
慶應みたいに関係ないですくらいでいいやろうに、自らネタ提供しに行くスタイル逞しい。— ミスター近藤bot (@pon_to_non) December 4, 2019
法政大学、非公認でミスター法政コンが開催されることに対して「一切容認しない。ミスコンのように主観に基づき人を順位付けする行為は多様な人格への敬意と相反する」と警告する連絡がきた!ダイバーシティ掲げてるぐらいだし、私は誇るべきだと思っています!
— りっちゃま (@ritchama0610) November 29, 2019
めざましテレビの放送を見て思うことはあります。
その声明文だと色々大学の取り組みに矛盾が生じるのでは、とか(笑)
一つ言えることは大学の声明によって元々興味のない層に認知されその人たちの心ない言葉によってファイナリストやその親族までが不安を感じ、結果辞退者が出たということ。— 福森研(ふくもりけん) ミスター法政NO.5 (@mrhosei_no5_19) December 3, 2019
『SNS賞企画ラスト🌟』
約4ヶ月のミスター活動を通じて
出逢えた他大学のミスター達との写真です✨僕はこれからも人との出逢いを大切にしていきたいです😊✨
皆さん是非!SNS賞最後のツイートに
貴重な『いいね❤️』をお願いします🙇♂️✨#拡散希望 #いいね #リツイート pic.twitter.com/7G4oYeEBOY— 高橋壱成 ミスター法政 No.4 (@mrhosei_no4_19) November 30, 2019
大学に呼び出された時間まで余裕あるので二度寝しますわ
— 福森研(ふくもりけん) ミスター法政NO.5 (@mrhosei_no5_19) December 3, 2019
実際に学生に届いたメールがSNSで拡散され、問題が大きくなり報道番組でも取り上げられるなど、炎上しつつあるミスターコンテスト。関係学生が学校側から呼び出され聴取される中、他大学のミスコン出場者や学生から賛否両論の意見が飛び交った。
大学の声明につきましては後日、作成中のホームページにて運営の見解を発表させていただきます。
— ミスター法政コンテスト2019🏆 (@Mr_Hosei) December 1, 2019
学校側は同コンテストの学内施設での開催を禁止。運営団体SNSによればコンテスト本番は12月6日に開催予定とのこと。
とする学校側の見解。
「ダイバーシティ」を認め合う時代背景も相まってミスコンそのものに対する疑問の声がある中、SNSの普及により学校単位以上の広がりを見せるようになったミス/ミスターコン。
今年、いくつかの大学ミスターコンに協賛したMTRLとしては、これらが単に優劣を競うものではなく、容姿や所属サークルの規模でなく人間性やストーリー・取り組んだ姿勢そのものが出場者の人生においてポジティブな経験になっていることについても言及したい。
また、学校側の対応後に今まで数ヶ月間取り組んできたファイナリストから辞退者が出てしまったことも残念に思います。SNSを使いファンを増やし将来の活動に繋げていくことが可能になった今、こうしたコンテストの数は増加傾向にあります。コンテストの趣旨と大人の考える「ミスコン」のイメージのギャップを感じる令和感のないニュースでした。