3月1日(金)から、2020年卒就職活動(以下、就活)が解禁と成りました。
そこで、30~60代の上場企業新卒採用担当者を対象に、就活生の身だしなみと態度に関する調査を実施しました。
就活の第1ハードルとなる「履歴書」や「エントリーシート」。就活生向けの証明写真サービスやフォトスタジオが増えてきている昨今、履歴書やエントリーシートの写真が選考に与える影響が明らかとなりました。
採用過程において「学生の履歴書の証明写真から受ける印象は選考にどの程度影響しますか?」と聞いたところ、18.9%が「大いに影響する」、48.5%が「やや影響する」と回答。約7割の新卒採用担当者が、証明写真から受ける印象が選考に影響すると感じていることが明らかになりました。
また、「履歴書の証明写真から感じ取ることができる印象(容姿を除く)」については、65.8%が「清潔感」と回答し、最も多いという結果に。選考過程の第一ハードルとなる履歴書やエントリーシートの段階から、「清潔感」のある身だしなみを意識することがポイントになりそうです。
「採用面接において、履歴書の証明写真と、実際の姿にプラスのギャップを感じたことがありますか?」と聞いたところ、25.5%が「よくある」と回答、「ときどきある」も含めると約9割の新卒採用担当者がプラスのギャップを感じていることがわかりました。
一方マイナスのギャップに関しても聞いてみたところ、20.6%が「よくある」と回答、「ときどきある」も含めると約8割の新卒採用担当者がマイナスのギャップを経験していることがわかりました。証明写真では伝わりきらない本来のその人らしさが感じられる面接において、多くの採用担当者が証明写真と実際の姿にギャップを感じた経験があるようです。
「履歴書の証明写真と実際の姿にプラスのギャップを感じた場合、選考にどの程度影響しますか?」と聞いたところ、20.1%が「とても影響する」と回答、「やや影響する」も含めると7割以上が選考にプラスに影響すると回答しました。
一方、マイナスのギャップを感じた場合の選考への影響も聞いてみたところ、22.3%が「とても影響する」と回答、「やや影響する」も含めると8割以上が選考に響くと回答しました。
採用担当者の多くはギャップが生じた場合に選考に影響すると回答しており、特にマイナスのギャップが生じた場合の方が、影響の度合いが高いことも明らかになりました。
採用の過程において、採用担当者は履歴書の証明写真も選考における評価の判断基準としており、また、面接での評価にも影響する可能性があることが示唆される結果となりました。
選考過程において第1ハードルとなる履歴書、エントリーシート用の証明写真から得られる印象は、選考に影響する手を抜くことができない重要なポイントです。
一方、良く見せようとしすぎても、面接へステップアップしていった際に、リアルな自分とのギャップがあるとマイナス評価に影響する可能性があります。証明写真の撮影時から面接まで気を抜かずに、清潔感のある身だしなみを心掛けることが、就活を有利に進めることに繋がると言えそうです。
本調査に関するお問合わ先:ギャツビーPR事務局(ビルコム株式会社 内)
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