大学生は飲み会&交際費、毎日の通学のための服代など、なんだか金が掛かりそうな印象ですよね…。しかも、ひとり暮らしを始めるとしたら、生活費までかかってくる。「金がねえ」が口癖の大学生、余裕を持って大学生活をエンジョイするためには、果たしてどのくらいのお金がかかるのでしょうか?
ということで今回は、男子大学生に「1ヶ月の家計簿」をつけてもらいました。金銭感覚のズレから金を借りまくって疎遠になる学生もいるので、家計簿を参考に使うお金は先に逆算しておきましょう。
まずは横浜住みひとり暮らし・都内大学通い・ゆるいバスケサークル所属のアキラくんの場合。早速家計簿を見せてもらいましょう。
アキラくん「僕は学校から少し離れたところに住んで、家賃を下げたのですが、そのぶん交通費がかかったような気がしていて、今考えたら大学の近くに住めばよかったなあと思っています…。
基本的にいつも貯金とかはないのですが、人からお金を借りたことはありません。長く付き合っている年下の彼女がいるので、デートの時の飲食代と、服が好きなのでけっこう買ってしまうのが出費の原因…。
バイトは古着屋なのでまかないなどがなく、自炊しないので食費もけっこうかかっていたかも。でもサークルはゆるかったので、他のサークルの子と比べると飲み代はかかりませんでした」
どちらかといえば落ち着いた生活を送っているアキラくんは、飲み代がかからない分服代にお金を振っているようですね。バイトは週4ということなので、わりと働いているほうかも。
次は都内住み、インカレサー所属のユウくんの場合です。
ユウくん「もう気づいたら酒に金が溶けてることが多すぎて!! 家にあまり帰らないのと、大学の近くに住んでいるので光熱費とか交通費はあんまりかかりませんでした。
でも財布も何回か無くしてるし、朝起きたらなぜかラブホにいるなどの”想定外の出費”で、削らざるを得なくなってくるのは服代とか、光熱費を1ヶ月払えなくなるとか、そういうところでしたね。
彼女ができても、デート代とかにあまりお金をかける余裕はなかったです…。居酒屋バイトしてたので、週3でもまあまあバイト代をもらっていましたが、ピンチの時は友達にけっこうお金も借りてます…」
想像どおりの出費(笑)! 賃貸によってはインターネット代がタダなのは、けっこう助かるかも。タダなら未払いで止まるようなことにはなりませんしね。飲み代は月によるようですが、お財布にお金が入っていると、朝起きた時には全くなくなっているとのことです。お酒、怖い。
次は23区外住み、軽音サークルのタケオくんです。
タケオくん「インドア派なので、家にいることがほとんど。飲みも基本宅飲みなので、あまりかかりません。
使うのは軽音サークルの練習に使うスタジオ代や、機材を買う時にけっこう大きな出費があることと、ゲームが大好きなのでそこに課金しちゃうか、ですね…。一番怖いのはゲーム課金で、気づくと新しい武器のためにめちゃ課金してるので、そういう時は服代を削ります。
あとは付き合っている子はサークルの子なので、あまり遠出のデートなどがなく、そこにお金を使わないで済むのは助かりましたね。麻雀が強かったので、それが軽いお小遣い稼ぎになってますね(←※違法です) バイトはゆるっと、最寄りで塾講師をしてました」
文化系のサークルや趣味があると、どうしても趣味代がかかってくるよう。また、インドア派の人はゲーム課金のしすぎにも注意が必要です。
学生に話を聞いてみると、都内でひとり暮らしするなら、奨学金やバイト代を合わせても最低15万円くらいは欲しいところ。
そして交際費や趣味代にお金を使いすぎた時に、真っ先に我慢を強いられるのは服代! 家賃や光熱費は削りようがないところなので、結局は採算をとるために、自分にかけるお金を少なくするしかないんです。
気づいたら使ってしまうのはやはり交際費や趣味費。好きに使っているとすぐに家計を圧迫してしまいます。現金をあまり持たないようにする、など工夫しても良さそうですが、逆にカードを切りすぎて払いきれず、消費者金融や学生ローンへ…なんてことにはならないようにしてくださいね!
服代も月に最低10,000円くらいはかけたいところ。オシャレに大学生活を楽しむなら、非生産的な飲み会をしない、考えなくスマホゲームに課金しすぎないなど強い意志が必要です。
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■ライタープロフィール
フリーライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。