豚骨ラーメン発祥の地、福岡。
街の至る所にラーメン屋があり、連日多くの観光客や地元の人たちで賑わっています。そんな聖地にまったく新しいテイストを盛り込んだ新感覚の豚骨ラーメンがあると聞き中洲にある『ラーメン 海鳴 中洲店』に行ってきました。
今回、お邪魔したお店は中洲の川沿いに位置する『ラーメン 海鳴 中洲店』。
テーブル席は8席、カウンター席5席。店内には一人で来ているお客さんも多く、芸能人のサインが所狭しと並んでいました。
王道の豚骨から店の看板とも言える魚介豚骨など美味しそうなメニューが並ぶ中、「究極」とまで称されているのが巷で噂の「ラーメンジェノバ」。早速、注文してみました。
こちらが博多伝統の豚骨にイタリアンの定番である「ジェノベーゼ」のテイストをフュージョンさせた「ラーメンジェノバ」。
不思議な見た目からは、味のイメージが全くできません(笑)。緑に泡立つスープを一口…。
豚骨が煮込まれた白濁色とジェノベーゼのオイルが混ざりあったグラデーション。バジルと豚骨の香りがなんとも言えません!
バジルのハーブ感が強い涼しげな味わいが豚骨特有の臭みをまろやかに中和して上品で気品ある「イタリアン」な味わいに昇華させています。
具材はネギ、チャーシューのみとシンプルに。
しっかりと炙られている香ばしくてジューシーなチャーシューは豚の旨味が引き出されており、ネギのピリッとした辛みがまろやかなスープにいいアクセントを演出していて食べていて楽しくなります!
麺は極細ストレート麺。パスタ麺の一種である「カッペリーニ」のように繊細なまでの細さ。コシがかなり強くスープを最大限に生かす控えめな小麦の風味が◎
「不思議な見た目と、中毒性のある味わいが最高にクセのあるギャップです!」
一見ミスマッチにも思える豚骨とジェノベーゼの異色コラボはまさに絶品。イタリアンとラーメンが大好きな人には、たまらない味なので福岡に来た際はぜひ食べてみてください!
■あわせて読みたい!
■ライタープロフィール