最近よく耳にする「CBD」。大麻草の茎から抽出された成分で、正式名称を「カンナビジオール」と言います。元々海外では、日本の「漢方」的な薬未満、健康食品以上の立ち位置として数年前から流行していました。
日本でも、そのリラックス効果などが注目され、オーガニックブームの新流派としてじわじわと浸透中。「CBD食品」専門のカフェもオープンしています!
しかし、気になるのが「大麻だし違法じゃないの?」という点。
一般的に「大麻」と呼ばれる日本で違法なのは「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という成分。これは花穂、葉、根から抽出され、いわゆる「ハイ」な状態を導きます。
一方、CBDは大麻草の茎から抽出されていて、「ハイ」になる成分は含まれていない。もちろん日本でも合法とされているので、ご安心を。
では、どんな効果があるのか。
主に、頭痛や腰痛などの痛みの緩和や、ストレスや不安感の軽減、不眠の解消といったリラックス効果が期待できるとされています。また摂取に年齢制限もないので、もちろん未成年が使用しても問題ありません。
摂取方法としては、植物油と混ぜた「CBDオイル」が一般的。舌の下に垂らして舐める方法の他、食品に入れたり、飲み物に混ぜたり、「CBDグミ」としてお菓子のグミのように甘いものも。その他、美容液やクリームといった化粧品としても販売されています。
CBDは一般的に1日10mg~30mgの摂取が最適とされています。ということで筆者も「CBD15mg入りのコーヒー」を実飲。
さすがに値段は800円と、やや高め。見た目は普通のコーヒーと変わらず、CBD独特な香りを消すために、ミントなどのオイルと混ざっていることもあり、とても飲みやすいです。
飲んで数分後から身体が軽くなる感覚と、心地よい眠気が襲いました。当たり前ですが、いわゆるドラッグの「キマる」感覚はない。ハイにはならない分、スムーズにリラックス効果を得らます。
まるで夜に1人でまったりとアルコールを飲んだ時の感覚。1日の終わりにリラックス目的でアルコールを飲んでいる人はいいかも。依存性もなく、もちろん「二日酔い」などの反動もない。明日も仕事な日こそCBDを選ぶ習慣にしようかと思います。
人によっては短時間で深い眠りに付けるので、仕事や勉強の休憩時間に摂取して、短く濃く眠って体力を回復するそう。
原宿のCBDカフェHealthyTOKYOでは、CBD入りのナッツバーやブラウニーも販売していました。チルしたい時のおやつにぴったりです。
合法なので、もちろんネット通販や百貨店、専門店などで買うことが可能です。ただし海外通販だと日本では違法な「THC」が含まれていることもあるので要注意。必ず日本国内で「THC」が一切含まれていないものを選びましょう。
上手に取り入れることで心や体の悩みが解消するCBD。「うちにCBDあるから飲みに来ない?」なんて誘い文句もオシャレかも。まずはカフェなどで試してみては?
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