両思いの確率は極めて少ないです。実は数百分の1とも言われています……。ですから、気になる相手が別の人を好きだということの方が多いのではないでしょうか。
しかし、世の中にはカップルがたくさん成立しているのが実情です。実は、初めから両思い同士で付き合う方が珍しいとも言われています。となると、相手に好きな人がいても、恋愛対象に昇格して付き合う可能性だって残っているはずです。
女性は、“2人同時に好き”になるということも多いですから、恋愛対象に昇格する方法を探っていきましょう。
好きな人はついついみてしまう男性も多いと思いますが、実はこれはとても効果的です。2002年に行われたリード・モンタギュー氏の研究で、見つめ合うと脳がシンクロすることが明らかになりました。また名古屋大学などの研究によって、脳がシンクロすると瞬きの回数が増え、瞬きを通じて2人の結びつきがより強固になり、好意が生まれやすいことが判明しています。
さらに、好きな相手には瞳孔が開き、無意識に相手はその行為をキャッチすることが言われており、好意を感じることで、相手にまで好意が生まれやすくなるという恋愛心理学研究まであります。これは「好意の返報性」という、自分に好意がある相手に対して嫌いになることができないという心理によるものでしょう。
じっと見つめるというのは、科学的に考えると思った以上に効果があったのです。目があうと恥ずかしくてそらしてしまう人もいると思いますが、5秒間は我慢してみましょう。
ネガティブな話題よりも、誰でもポジティブな話題の方が楽しいですよね。実は、言葉というのは脳へ強い影響を与えると言われており、ネガティブな言葉は脳に強い悪影響を与えます。逆に脳科学研究では、ポジティブな話題を話し「快」感情を生むことで、その人にまで好意を抱くことが言われています。
心理学界においては、「ポジティブゴシッピング」という言葉がありますが、ポジティブな噂話をすることで、周囲からの好感が上がることが言われています。気になる人の好きな人を持ち上げすぎると、「彼と付き合おう」という後押しにつながってしまう可能性もあるため要注意ですが、大学の共通の知り合いなどを褒めてみてはいかがでしょうか。
彼女との恋愛がうまくいっていないときに、彼女が相談していた男友達と浮気、もしくは別れた後に付き合っていた…という最悪の経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。実は女性は脳科学において、辛くひどく落ち込んでいるときほど、共感してくれる相手に好意を寄せると言われています。
彼女がちょっと悩んでいそうなときなどは、すかさず相談に乗るといつの間にか好きになってくれることもあるでしょう。常日頃から聞き上手に徹し、彼女から些細な悩みなどを引き出すのも重要です。この際、アドバイスや改善策を考えるのではなく、「大変だね」「辛かったね」とその子の気持ちに寄り添ってあげることを意識してください。
ただし、「優しい人」「良い人」止まりになってしまう危険性もあるため、人畜無害すぎるのではなく、たまには男らしさを見せる必要があります。強引な態度をとるとびっくりしてしまいますので、頼り甲斐や男性的魅力をアピールするのがオススメです。
女の子は2人同時に好きになることもあるので、まだチャンスはあります。彼女が好きな人との関係でモジモジしているうちに、自分に好意が向くようアプローチをしていきましょう。
どうしてもタイムリミットが迫ってしまったりと難しそうであれば、玉砕覚悟で告白するのも最終手段です。特に女性に多いですが、好きな相手が自分に好意が向いていると確信できない状況で告白されると、誰とも付き合えなくなる可能性を考えて、告白を応じる可能性があります。
相手の性格によりますが、告白する段階で、相手が「付き合ってもいいかな」と思ってくれる段階にあるのであれば、勝ち目はまだあるということです。
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