バレンタインも終わりましたが大きなラブイベントもなかった人は、新学期が始まるまで暇を持て余しがち。
大きな出会いもないと思うので、春休みシーズンはクラブが学生でにぎわいますね。
クラブは出会いを求めるのには最適の遊びスポットですが、その分ライバルもうじゃうじゃいます。
ちょっとやそっとの声掛けじゃ、女の子たちは5分と話してくれず他の猛者たちのところにフラフラ…なんてことも。
そこで今回はナンパの時に女の子の心に響くモテワードを、クラブ好きの大学生に教えてもらいました。
ナンパのような行きずりの出会いだと、大体の人が「かわいいね」「タイプだわ~」とほめちぎってくるんですが…これ、女子的にはもう聞き飽きてるんです。
5人中5人に「タイプだわ」って言われたら「そんなわけねえだろ…」って思うんですよ。要するにこのあたりの褒めワードはもう“お世辞認定“してしまうので「はいはい、また言ってるわ」くらいにしか女の子の心に響かないんですよ。
さて、つまりここで重要なのは「お世辞じゃなくて本音です」感を出すことなのです。
そのためにはただ褒めるだけではだめなんです。
「ここはダメだけど、こういうところはすごくいいね」
こんな風に落としてあげるの誉め言葉くらいが「あれ、まじで褒めてもらえてる?」と女の子の心にクリーンヒットするわけです。
説明しても分かりづらいと思うので早速セリフを見ていきましょう。
はい、このセリフですが、100点満点ですね。ナンパに褒められてうれしいのはやはり外見なのは間違いないのですが、「カワイイ」だけだとお世辞認定になってしまうので“声“というコンプレックスになりづらいところをディスる! 計算されつくされています。
特にクラブだとお酒も入っているので「いや酒のせいだから!」という返しにもつながりやすいです。そう返してくれたら「じゃあ酒飲んでない時のSランボイスも聞きたいから、また今度外で飲もう?」とLINEまで聞き出せる、と。流れが超スムーズなのでおすすめです。
女子の会話の中でありがちな「デブネタ」。
「やばい~もう1杯飲みたいけど…それはまじデブでしょ~」
この会話たぶん東京中のラブホで1夜に500回くらい登場してると思うんですね。そこですかさず、男性がよく言うのが「全然太ってないじゃん!」というセリフ。
「いやいやまじ無理、腹とかやばいから!」
「え~全然そんな風に見えないんだけどな…」
…ってお世辞空中分解してますから。もう女性の中で「痩せてる」って言われたら「いやいや」って言わなきゃいけない流れができちゃってるんですよ。
そう言うよりは絶対これがおすすめ、デブとかぽっちゃりとかっていうネガワードをムチムチというポジワードに昇華させる!
これならそのあと「いやいや~」の常套文句が来たとしても、「男的には絶対痩せすぎよりいいから!」みたいなヨイショにつながりやすいし、女性的にもそっちの方が受け入れやすいんですね。
見た目年齢の話は20歳前後の女性だと若く言っておけば響くというものではありません。
必死でセクシーに魅せようと努力している人もいるので「子供扱いしないでよ!」と思われてしまう危険性が…。
かといって大人っぽく見えた、も人によっては「老けてるって意味?」と捕らえられるので非常に難しいところ。
なので、「いや肌年齢若すぎるから年下に見えたわ~」は年齢から褒めるワードとしてはベストなアンサー。肌質だけは何歳だろうが若見えした方が嬉しいですからね。
「お姉さんいくつ?17くらい?」
「そんなわけないじゃん(笑)21歳だよ!」
「あ、高校生かと思ってたわ…肌年齢若すぎでしょ」
はい、この流れでつかみはもうオッケー。
「俺は肌年齢と見た目年齢はアラサーだけど、○○歳だよ」という返しで笑いを誘いにいきましょう。
クラブやナンパストリートでは女の子が男性を選ぶ立場。同時に色んな人からアプローチされるので、つかみで興味を持ってもらえないとすぐに逃げられてしまいます。
見た目に気を使うことはもちろんですが、声掛けの最初の会話にユーモアセンスを凝縮させるのがクラブナンパのポイント。いくらイケメンでもクラブという戦場ではつまらない男はモテません。
今目の前にいる女子に一番響くセリフはどれか? と選べるくらい、一言目のセリフはバリエーション多めに用意していくことをおすすめします!
■ライタープロフィール
フリーライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。