こんにちは、妹尾ユウカです。
東京都内は連日最高気温が30度を超え、いよいよ夏本番です。花火大会やナイトプールなどイベントたくさんのこの季節。インフルエンサーの画像編集時間よりも短い夏だからこそ、予定を詰めて思い出とカメラロールを埋めたい女子大生。人のインスタのストーリーに通行人として写り込んじゃう切なさよ。
そんな関東の夏の代名詞と言えば、湘南。
普段は生シラスと水族館のほか特にアピールポイントのないこの地だけど、気温の上昇とともにウジャウジャと沸く民度の低い連中をみて風流を感じます。
今回は、夏の湘南にいる偏差値の低そうな珍獣について紹介したいと思います。いいですか、夏の湘南はこの4タイプで成り立っています!
無駄に締まったカラダにオイルをテカテカに塗り、悪趣味なタトゥー、蛍光色の派手な海パンにミラーサングラスをしているのが特徴。まるで深夜のドンキホーテを擬人化したみたい。車は必ず北関東 or 埼玉ナンバーの黒のミニバン。EDMを爆音で流して、いまだに『Booyah』で大盛り上がり。何を話しても「イエーイw」を連発する為、会話にならない連中。あーい。
焼けた肌にかきあげた前髪、レンズデカめのサングラス、ZIMAを持ってパラソルで寝そべってナンパ待ちをしているのが特徴。肉食系を気取るけどサングラスをかけたモアナを想像してもらうのが分かりやすいでしょう。
ナンパ待ちをしているとはいえ、モアナ達のお目当ては基本的に外国人男性。イルマニア系男子からのナンパはNo Thank you.
ちなみにサングラスはマスクに次ぐブス隠しアイテムなので、男性諸君は、ナンパの際には要注意です。
夏の湘南には街に生息する妖怪フォトジェニックたちが「#海」「#beach」という餌を求め大移動を開始する。「いいね!」の為ならなんでもする妖怪フォトジェニックのこの夏のマストアイテムは、風変わりなサングラスに、フラミンゴやユニコーン、貝殻などの大きな浮き輪にiPhoneの絵文字のビーチボール。
海には入らず、セルカ棒やGo proなどあらゆる機材を駆使して、同じ写真を様々な画角から何十枚も撮影しているのが特徴。中にはパイナップルを持参して撮影しているインスタお化けもいた。
海でこの妖怪達に話しかけられた際は、ナンパではなく、写真撮影を頼みたいだけなのでご用心を。
おそらく普段は大学の体育会に所属しており、部活動で鍛えられた肉体を惜しげもなく披露するNO MUSCLE NO LIFE集団。
一見、ムキムキBODYでオラついているように見えるが、日頃、女性と関わることがない為か女性に対して小心者で、ナンパのつもりで海に来たのに男同士で集合写真を撮って夏の思い出を締めくくる。イルマニア系男子にはなりたくてもなれない性格。
女の子をお姫様抱っこしてイキるイルマニア系男子を見て、羨ましいと思いつつも男同士、海の中で互いを持ち上げたり、投げ合う彼らこそが青春。
SAVAS飲んで朝練頑張れよ!
以上、夏の湘南4大勢力を紹介しました。その他にも、コンビニに砂まみれの濡れた体で入店する奴や、駅のトイレの洗面所をシャワー代わりに利用する奴など、最盛期の湘南は24時間モラルが低い。ちなみに私はもちろん夏の海が嫌いだ。
「類友の法則」が悪い意味で発揮されている湘南。海は汚いけれど、努力次第でインスタ映えは狙えるので、皆さんもこの夏、足を運んでみてはいかがでしょう。
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