こんにちは。MTRL ライターのM♀です。
あと1か月で夏がやってきます。
私は夏が大好きなので、もうすでに予定がパンパンです!(笑)
海にプールにBBQに花火大会……楽しみがいっぱいですね!
ですが、夏の遊びって何をするかより、誰といるかに左右されませんか?
かくいう私も、夏には苦い思い出がたくさんあるんですけどね(苦笑)
というわけで、今回はとある一夏の淡いコイバナをしたいと思います。
あまり遊びを知らなかった当時、夏休みを利用して沖縄へひとり旅に行きました。
沖縄旅行2日目の深夜のこと。
私はひとり、まっくらな砂浜で波の音を聞いていました。
ひとりの観光は意外と飽きっぽくて、「なにやってんだろなー」という虚無感のほうが強い印象でした。
熱帯夜と同じように、私の心はジメジメしていたのかもしれません。
砂浜に座ってぼーっと海を眺めていたら、可愛らしいプードルが私にすり寄ってきたのです。
「え?どこからきたの?」
と思いながらも戯れていたら、飼い主さんらしきすごいイケメンがこっちにやってくるではないですか!
なにかの縁かも!と胸を膨らませていると、彼は何も言わずに横に座ってきたのです。
それからいろいろな話をしました。
なんと彼はバリバリの社会人で、沖縄には長期出張できてるらしく(ここ学生からするとポイント大)、寂しさを紛らわすために愛犬も連れてきたとのこと。
そんな感じで旅先の勢いもあり、すぐに打ち解けて仲良くなったのです。
その日私は彼の家にお泊まりすることに。
価値観とか趣味とか、出身地も一緒だったりとかで、すっかり心を許しちゃったんですよね……。
うっすら明るくなってきた空を背に、コンビニで買ったお酒をのんでお互いぐったり(笑)。
そしたら彼は、「寝よっか」って言ってきて。自然な流れで同じベッドで寝ることになりました。
こんな経験初めてだったので、歳上さすがだな〜って関心(笑)。もう流れが自然すぎるの。
雰囲気作りがうまいっていうかなんかもうね……。
ベッドに入った瞬間、タオルケットを一緒に被せてきてそのままキス。
彼の柔らかい唇が、そのまま首をつたってどんどん下にいって……。
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朝起きると、彼が朝ごはんつくってくれていました。
朝ごはんはフレンチトーストだった。
あまくて柔らかくて美味しかったけど私の心は複雑。
あーあワンナイトなんだろうなきっとって、正直身体の関係持たなきゃよかったかもって、後悔していました。
そんなことを思ってたら、彼が付き合おうって言ってくれたの。
なんかもう、その言葉が嬉しくて嬉しくて。
その日から、毎日沖縄案内してくれたの。彼の仕事が終わるまでが、退屈だったけど。
そして、私が東京に帰る日に、空港まで送ってくれた。
こっちに帰ってからたまにLINEはするけど、お互い忙しくて頻繁に連絡とったりとかはない。
正直付き合ってるのかもわかんないかな。
だけど、心のどこかで、私は彼を求めているのかもしれません。
会いたいなって。
とまあ、そんなかんじの一夏の思い出でした!
いかがでしたか? MTRL読者のみんなも旅先の恋とかあるかも!?
なんか退屈だなって思っているなら、ひとり旅はおすすめかもしれません。
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【第1回】MTRLライターのピンク日記 ~高二の夏、先輩と〇〇した話~