ジョン・レノンがオノヨーコに惹かれるきっかけとなったものは、彼女の作品にあったYESの文字を見たときだったと言います。もしも作品にあった文字がNOだったら興味を持たなかった、と語っていたそうです。実は恋愛において、この「YES」はかなり強みになることがわかっています。今回は、その「YES」を使った誰にでもできる、ちょっとした会話テクニックをご紹介します。
人はYESと言い続けることによって、そのYESを言い続けた対象に好意や好印象を持つ性質があります。YESの法則はその性質を利用して、相手に何度も「はい(=YES)」と言わせることで、相手の無意識の内に(自分に対して)好印象を抱かせる、というものです。
YESの法則を使うのは決して難しいことではありません。相手が「はい(=YES)」と答えられるような簡単な質問を会話中に、何度か組み込ませればいいのです。
例:「明日○○課題提出日だったよね?」「もうすぐテストだね」など
また、人は何度もYESと答えることによって、その流れを保ちたくなり、続けてYESと言ってしまいやすくなります。これをうまく使えると、会話中相手に好印象を抱かせるだけではなく、頼み事をしたい場合やどこかへ誘いたい場合など、こちらの要求を通しやすくすることもできます。このとき、本当に要求したいことは6回目にするといいと言われています。
例:相手を食事に誘うのが目的の場合
1回目「最近夜になると寒いよね」
2回目「寒いときって温かいもの食べたくならない?」
3回目「寒いときに食べる鍋とかって美味しいよね」
4回目「そういえばご飯食べてないね」
5回目「お腹すいたよね?」
6回目「よかったら鍋食べに行かない?」
いかがでしょうか?
法則を使うための質問も、相手が同調できそうなことや、わかりきったことを聞けばいいだけなので、全く難しくありません。相手に無意識のうちに好印象を抱かせるYESの法則。これを会話中にうまく使えれば、もうワンランク上の男性になれること間違い無しです! これを使わない手はないのでは? MTRL男子なら実践あるのみ!