定期の電子マネーでコンビニのお会計を済ませられるように、日本人にとって、MTRL読者にとっても当たり前に利用している電車。3分遅延するだけでTwitterには「遅延なう」の投稿が大量発生し、30分遅れると怒号が飛び交い、1時間以上ともなれば「渋谷駅がカオスwww」なんて画像付きのつぶやきで溢れかえります。
電車の遅延にはなるべく遭遇したくないものですが、男の子にとって電車の厄介事といえば、もうひとつ。そう、でっちあげ痴漢の存在です!
実際には痴漢をしていないにも関わらず、「わたしは見ました!」など、嘘の証言をされてしまい、痴漢に仕立てられてしまうこと。痴漢の現行犯逮捕では、逮捕状なしで誰でも加害者だと思ったひとを逮捕できてしまうので、でっちあげしやすい。
でっちあげ痴漢を理解したところで、そもそも、何ででっちあげるの? という疑問が生まれます。被害者が痴漢されたと勘違いし、結果的にでっちあげ痴漢となる場合を除くと、実は裏で横行している悪質なビジネスが……!
痴漢ビジネスってのもあるみたいです。 もう人じゃないよ、そんなことするやからは。。
— ジルニトラ@相互フォロー (@zirnitrablog) August 21, 2015
痴漢犯罪の性質を利用して、ターゲットとなる男の人に近づく被害者役の女の人。「この人に痴漢されました!」と騒ぎを起こしたところで、目撃者役の人間が「わたしも痴漢しているところを見ました。」と証言。一瞬にして職も失い、家族も失ってしまう。MTRL読者のように学生であれば、内定先を失い、学校生活も危ぶまれ、友人が去っていってしまう。そんな人生ゲームオーバーの道から逃れるために、積極的に示談金(被害に対してお金で和解を促す)を支払おうとする。
このように人間の心理を利用したのが、でっちあげ痴漢ビジネスの正体です。
示談金目的のでっちあげ痴漢冤罪なんてとてつもなく悪質だからほんと、絶対に「あってはいけないこと」だと思っているよ…。
— 揚羽 (@agehataaan) June 10, 2015
邪な思いは1ミリも無いにも関わらず、ただ電車に乗っているだけで犯罪者にされてしまう恐怖といったら……! 本当にあってはならないことであり、男の身からすれば巻き込まれたくない事件No.1。けれど、痴漢犯罪となると、どうしても被害者の声が大事であり、男の子の立場が弱いのが現状です。
自分の身は自分でしっかりと守れるよう、満員電車では両手を上げるように心がけるなど、防御策を忘れずに乗車タイムを過ごしましょう!