『クローズZERO』といえば男のバイブルと言っても過言ではないですよね。茨城のヤンキー学校出身の筆者小諸の地元では、中学時代は男子全員が「クローズ」と「ウシジマくん」と「浦安鉄筋家族」を貸し借りして読んでたなぁ。
そんな『クローズ』の舞台が満を持しての東京公演です! 大迫力の喧嘩シーンの殺陣は絶対に舞台でナマで体感すべし! 今回は、手に汗握る舞台の紹介と、それに先立って行われた会見の様子をお届けします。
原作を読んでいないという人のために『クローズZERO』はヤンキーたちが学園の”テッペン”を競う物語。ケンカが強いヤツが、頂点に立てる。男の戦いに手に汗握ります。
ゆーても殴り合いのケンカなんて映画の中でしか見たことない、という人がほとんどだと思いますが、実際にケンカシーンの殺陣は舞台で見ると迫力と激しさがありアツイ!
ヤンキーにもケンカにも無縁だったゆとり時代のキミも、一発誰か殴ってみたくなるかもしれません。落ち着いて鑑賞してくださいね。
出演者たちの制服の着こなしにも注目。スタイルの良さが際立つ短ランスタイルはやっぱり強そうに見えます。
記者会見では、司会からの「初演に比べてパワーアップしたところは?」という質問に対して、滝谷源治役の松本大志は「再集結した、メンバーは初演版から1年半たち、それぞれが経験をつみ、人間力や男気が増している。それがそのまま、作品の底上げにもつながっている。殺陣にも注目してほしい。」とコメントした。
また、登壇者10名が舞台「クローズZERO」を漢字2文字で表すと?というお題に対し、それぞれの熟語を色紙に手書きで披露。
桐島ヒロミ役の安井一真(XOX)は「錯覚」と書いた意義は、舞台にのめり込みすぎて、毎日が役との錯覚のようでした。そのくらいのパワーで打ち込んでいます。とのこと。
三上豪役の二葉要はこの舞台をもって劇団番町ボーイズ☆を卒業しますが、過ごしてきた年月はまさに「青春」この舞台にも「青春」が詰まっています。とコメント。
主演の滝谷源治役の松本大志は、このクローズZEROという人気作の舞台化をこのメンバーでできること、また、今日という日にお客様がお越しいただけるということ、そのすべてが奇跡なので、すべてに感謝して臨みたい。とコメント。
『舞台クローズZERO』は福岡、大阪と全国を回り東京公演が最後です。東京では赤坂・草月ホールにて6月14日〜16日の間公演になります。最強の不良のサクセスストーリーを見逃すな!
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■ライタープロフィール
フリーライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。