前回はしみけんさんのうんこ好きが幼少期から尋常ではなかったというエピソードが飛び出しましたが、今回はうんこについて真面目に語っていただきます。どんなクソトークが展開されるのでしょうか。
――:このインタビューもそうなんですが、なんでうんこの話ってこんなに面白いんですかね。
しみけん:それはうんこがタブーな存在だからだと思うんですよ。人間はいつの時代もタブーなものに興味をそそがれるんです。例えば死体とか、見てはいけないものって顔を手にあてながらも見ちゃうじゃないですか。
それの最たるものがうんこ。みんな毎日してるけど、要らないって思って流してしまう。要らないと思われてるのに、他人のうんこって一番手に入りにくいものですからね。不思議ですよ。流して捨てるくらいならうんこ頂戴よ!って言っても絶対に断られますしね。
――:わはははは、そりゃ断るでしょ!
うんこってどうしてタブーな目で見られるんですかね。
しみけん:みんな多分、本当はうんこが好きなんですよ。
好きなのに、自分の置かれてる地位や立場とか世間体を気にして「うんこうんこ」と言えないんだと思います。
――:人間の性欲発達段階の二番目として肛門期(排泄時の肛門刺激で快感を得だす段階)とかありますしね。
しみけん:そう。フロイトが言ってましたよね。人間は本能的にうんこが好きなはずなんです。
――:うんこは生まれてからはじめて生み出す最初の生成物だったり、うんこをキチンとすると親からほめられるとか、物心つく前からうんこにはいいイメージを植えつけられてるはずですしね。
しみけん:あと、うんこっていう言葉も面白さには関係してると思うんですよ。うんこって響きが可愛らしいじゃないですか。まんこも可愛らしいですよね。そうそう、ま行の名前の女の子ってヤリマンの子が多いんですよ。
――:僕の姉も名前がま行なので当たってますね。
MTRLメンバー:(知らんがな…。)
しみけん:うんこの名称がタッカラットポッポルンガプピリットパロだったら
こんなに愛着持って言われないですよ。本当、うんこって天才だよね。
MTRLメンバー:(何言ってんだ、この人・・・)
――:本当、天才ですね。
MTRLメンバー:(何言ってんだ、こいつも・・・)
(ドン引きするMTRLモデル和也と通りすがりのはあちゅう)
――:ところでうんこってどういう味なんですか?
しみけん:それが、味ってそんなに覚えてないんですよ。
うんこって口に含むとまず、強烈なにおいが鼻と脳天をつきぬけるんです。
それから食感がきて、そこからの味なので覚えてないことが多いんです。味を感じる前にドーパミンがドバドバ出るんです。僕、今やうんこを口にふくんだ瞬間に射精しますからね。
――:パブロフの犬みたいですね。
しみけんさんは以前、いつでもうんこが食べれるように冷凍庫にうんこをたくさん入れてたじゃないですか。冷凍うんこと生うんこってどう違うんですか?
しみけん:カップラーメンと職人の作ったラーメンくらい違いますよ。
――:これまで食べてきたうんこの中で印象に残っている味とかはありますか?
しみけん:一番美味しかったのは、ト○ポのつぶつぶイチゴ味を前日に食べた子のうんこですね。いちごのぷちぷちの食感と甘さがあってめちゃくちゃ美味かったです。そして一番まずかったのがとんこつラーメンを食べた女の子のうんこでした。食わせてもらった身なのに「君、うんこすっげぇまずいよ」って文句言ったら「麺だけに面食らっただろ!」とか駄洒落を言ってきて。「この野郎!(笑)」って思いましたね。
――:しみけんさんは自分のとかは食べないんですか?
しみけん:僕は女の子のしか絶対に食べないです。
――:ピュアですね!
さて、今日はしみけんさんのためにうんこ味のカレーを作って持ってきたんですが、しみけんさんはうんこ味のカレーとカレー味のうんこなら、どっちを選びますか?
しみけん:笑止千万ですよ。僕はうんこ味のうんこに決まってるじゃないですか。
――:いや、うんこ味のカレーとカレー味の・・・。
しみけん:・・・・・・。
――:・・・・・・。うんこ愛好家の方に大変無礼な質問をしてすみませんでした。
うんこ味のうんこについてお聞きしますが、うんこって健康状態と不健康状態では全然味が違うとしみけんさんから以前聞いたんですが、ここにあるうんこ味のカレーはどうですか。
しみけん:うわっ、くっせー!
あー、これはうんこですね。不健康なやつです。不健康なうんこって苦いんですよ。逆に健康なうんこって甘みがあるし、弾力もあって臭みもないんですよ。
――:みんなも食べた方がいいんじゃない?
MTRLメンバー:絶対に嫌です。
しみけん:こういうのは経験しておいた方がいいですって。
しみけん:うんこを食べたことがない人でもこれがうんこの味だってわかるからすごいよね。
――:しみけんさんにも嫌いな食べ物ってあるんですか?
しみけん:たくあんが苦手なんですよ。だって臭いじゃないですか。
――:たくあんに謝れ!
――:これ、モテるためのメディアなのでお聞きしますが、うんこが好きな人ってモテますか?
しみけん:うんこが好きかどうかではないんですが、うんこの扱いがうまい人は女の扱いもうまいんですよ。
扱いの難しいものをてなづけられる、忌み嫌われているものを笑いに転化できる、これがすなはち、うんこ力=モテる力です。
――:うんこ力!
しみけん:何でも自分の味方にできる男、マイナスを考え方ひとつでプラスに変えられる男が真のモテる男なのではないでしょうか。
うんこってすごく人間味にあふれたモノだと思うのです。アイドルは人を超越した完璧な存在として「アイドルはうんこしない」というイメージが作られている一方で、そういう子がうんこをするっていうのが分かる状況が見えたらすごくグっとくると思うんです。
そして、しみけんさんのウンコ話には照れるところがなく、堂々と話されるため清々しさを感じてしまうところがあります。どんなことでもそうですが照れたりすると中途半端に見えてしまいますし、どこかでカッコつけようとしているようにも思えて逆効果になります。
突き抜けることが大事だということがこのうんこインタビューでもうかがえました。
まさかMTRL読者の皆さんも、うんこの話なのに、こんなに真面目な内容になるとは誰も思わなかったことでしょう。これが、うんこ力です。
是非、皆さんもうんこ力を身に着けてモテましょう。ただし、責任は持ちません!
・うんこ好きはうんこ好きの人間を嗅ぎ分ける能力がある。
・うんこの語源はうーんと踏ん張ってすることから生まれた。
なお、うんことうんちの違いは、硬めのものがうんこ、柔らかめのがうんちと広辞苑で定められている
・楊貴妃はうんこのにおいを利用して周りの皇帝を惚れさせて天下をとった
・傘やハイヒールの普及※もうんこが影響を与えている
※17世紀のフランスでは、街中で2階以上のところから糞尿を投げ捨てられることがあり、それを避けるために傘が必需品だった。
また、そのような状態だったため道路が糞尿だらけだったので、それを踏まないようにハイヒールが広まった。
・うんこ好きはキレイ好きな人が多い。テーブルとかに落ちた食べ物とかは汚くて食べられないくらいキレイ好き。
・うんこの味が気になった人はレシピが存在するのでコチラを参考に作ってみましょう。
また、しみけんさんがうんこを食べるきっかけとなった話は著書「AV男優しみけん 光り輝くクズでありたい」に詳しく載ってるのでそちらをお読みください。
【抱かれたいAV男優No.1】しみけんアレにまつわるロングインタビュー前編https://mtrl.tokyo/interview/5965