いつだって何か楽しいことはないかと探しまわっている大学生にとって、憂鬱な梅雨のシーズン中に思いを馳せることといえば、夏! もうすぐやってくる夏休み! ではないでしょうか。
「大学生=人生の夏休み」なんて揶揄されがちですが、夏は楽しんだもん勝ち!
人生の夏休みのなかでも特に休暇期間が長い夏休みは、旅行にうってつけのタイミングです◎ 今回は、常日頃お財布がさみしい大学生でも安心。お手頃価格で旅行が楽しめるLCCの賢い利用方法と注意点をお届けします。
LCCとは、Low-Cost Carrierの略称で「格安航空会社」のこと。
名前からも分かる通り、LCC唯一のメリットはその安さ! JALやANAなど大手航空会社と比べてとにかく安く航空機を利用できるのです。スカイマークを筆頭に、peachやJetstar、Vanilla Air、Air Asiaなど数社あり、それぞれ就航路線が異なるので目的地によって使い分けましょう。
航空券の購入は、旅行日程から逆算して早ければ早いほどお得です! 先の予定が立てやすい大学生だからこそ、今の時期に夏の計画は立てるべき。東京から沖縄まで一般的には往復10万近くかかりますが、LCCであれば3万以内で行けちゃうなんてことも……!スカイマークの前割なら、急な予約変更にも対応できるのでおすすめです◎
LCCでは、通常機内で提供されている無料サービスがありません。飲み物や食べ物などすべて有料なので要注意! 空港の保安検査場を通過すると自販機のドリンクでさえも「空港価格」に設定されているので、搭乗手続きを済ませたら空港内のコンビニなどで飲み物や必要なものを購入しておきましょう。
「これだけ安いんだから仕方がない……。」そう思うしかありませんが、LCCは離着陸の遅延が日常茶飯事! 目的地に着いてからの予定はかなりユルめに計画しておきましょう。また、悲しいことに度々欠航してしまうのもLCCのお約束。代替の便を用意してくれますが、数時間は空港待機になってしまうのでトランプやゲーム機などみんなで時間を潰せるアイテムをひとつ用意しておくと役立ちます。
LCCの最大の注意点は、ほとんどの会社が成田国際空港発着であること。都内在住だと往復3000円ほど電車賃がかかります。同等の値段で便利な交通手段は、新宿周辺と成田国際空港を結ぶリムジンバス! 重たい荷物を持って駅の乗り換えをする必要もなく、新宿駅西口を出てすぐの場所に乗り場があるので、団体旅行の集合場所としても使えます。
MTRL読者なら気になるのは、「LCCを使った旅行って女の子受けはどうなの?」という疑問。LCCの機内は席数が多く、席同士の間隔もかなり狭いです。べったり密着しながら過ごしたいというバカップルには是非オススメですが、ちょっとは男としての見栄を張りたいという初旅行時には避けた方がベターかもしれません。
いかがでしょうか。
とにかく安い!LCC旅行。遅延したって欠航したって、時間だけは有り余っている大学生にとって大したことはありません。男友だち同士でワイワイと北は北海道から南は沖縄まで。もしくは、【想像を絶する!】死ぬ前に「絶対イキたい」香港、マカオの風俗で人生経験を積んでみたり。この夏はLCCを賢く使って、だれよりも最高な夏の思い出をつくりましょう!