まいど!! インターンのおまつですッ!
少し前にSNS界隈で「仮氏(かりし)」というワードがトレンド入りするほどバズっていましたが、最近「思わせぶりで彼氏ズラするな」と告ってもいないのに振られた僕からしますと、友達以上恋人未満な都合のいい彼らの方が恋愛カースト的には上位にいるのかなと分析しております。
恋愛に必要なスキルは一途さよりも「柔軟さ」だと昔助けた鶴が言っていた気もするので、「仮氏」というワードを不本意に感じた時点で少し負けた気分です。
恋愛には、時代とともに定義できない関係性を言い表す都合のいいワードが生まれてきました。「セフレ」「ソフレ」「ハフレ」そして「仮氏」。
仮氏・・・?
やはり、どうしても解せない部分があるわけです。そもそも、仮氏ってなんぞや? と思っているチェリーボーイ向けに遅くなりましたが用語解説です。
そもそも仮氏とは何なのか。仮氏とは、仮り免彼氏でもカリの張った彼氏でもありません。そう、(仮)の友達以上恋人以下の彼氏候補生のこと。
女としてもうダメかも…。そんなネガティブ思考になりそうなあなた!もしくは、もうそんなネガティブ思考に陥っているあなた!“仮氏”を作って、自信を取り戻しませんか!?
出典:ハウコレ
上記のように、仮氏とは”女性としての魅力を上げる”ための道具のような存在と読み取ることができます。まるで男をアクセサリー感覚に扱う言い方に普通の感覚を持つメンズからしますとドン引きレベルなのですが。
「セフレ」と呼ぶにはヤり目っぽいし、かと言って無難な言葉が見つからない。そんな時の便利な言葉。逆の立場ですと女性の権利を主張する団体がヒステリックを起こし炎上しそうなテーマですよね。
仮の彼氏「仮氏」っていますか?
※回答対象は恋愛対象が男性である方。
※2次元不可。心の「仮氏」も不可。(記事用短時間アンケートです)
— おたくま経済新聞 (@otakumatch) November 24, 2016
上記は、仮氏というワードの認知度についてTwitter上でアンケートをしたツイートです。255人の投票中62%の人が「初めて聞いた」と答えています。
でも、可愛い子ほど「彼氏っぽい」人いますよね。
そんな疑問を持っていたある日のこと、編集長がTwitterでこんなアンケートを実施していました。
【女の子にアンケート】
可愛い子にはあるあるな気がする友達以上、彼氏未満の存在。ぶっちゃけ仮氏(かりし)っている?
— 佐野恭平@MTRL (@kyohei_sano) November 19, 2016
これを見るに、1,650人の投票者のうち半数が結果をみたい男、そして驚くべき事実は33%の人が仮氏的な存在が「いる」or「いた」と解答しているのです。
皆さん、これが日本の恋愛事情です。
20代男性の交際経験ナシの割合が50%を超えたという衝撃的なニュースが今年ありましたが、きっと(仮)の試用期間中にクビになった彼氏候補が多いのでしょう。
なんだか、「交際経験なし」と答える男女の割合の差と「仮氏いる/いました」と答える女性の割合に軽い相関関係を勘ぐってしまいますね。
長々と仮氏について述べてきましたが、女性がこうしたワードをつくり新たな関係を定義してくる背景には、男性の草食・小食化があるのかと思います。
仮氏を作ることのメリット3:幸せオーラが出てモテるようになる
出典:ハウコレ
女性サイドは上記のように、「仮氏作ったらええで〜」という誇大広告を打ち続けるので、男性サイドは黙って見守り、隙あらば仮氏に立候補するのです。
そう、これは戦略。「俺といたら、モテるようになるで」そう言って近づき無害アピールからの仮女喰いをするのです。一周まわって、結局この関係を「セフレ」と呼ぶのですが、女とは恋人以外とのセックスに「言い訳」を作りたい生き物。なので、男は黙って言い訳を与え、そして、それを許すのです。