夏休み中の学生にとっては気がつかないレベルに存在感が薄いかもしれませんが、本日は祝日。そう、今年からスタートしたNEW国民の祝日・・・
山の日です!!!!
海→山ときたら次は「川の日」ですかね? なんて次なる祝日の新設に想いを馳せながら、今日は登山をしてみよう!とか、明日の金曜日も休んで6連休にしてしまおう!なんて考えてる社会人の方も多いのでは?
そんな今日は、“山でもモテに余念がない”愛すべきファッションバカ=山ボーイの爽やかさについて研究していきましょう。
山ボーイとは、主に高尾山に生息する「登山が趣味な俺⭐︎」を全面に押し出した趣味爽やか系男子のこと。
ファッションの特徴は THE NORTH FACEやpatagonia、montbellなどの有名アウトドアブランドを着用。もちろん、マウンテンパーカは必需品である。
短パンの下にさらにレギンスを履き、ノルディック柄の靴下がアイデンティティー!
山ボーイの起源は山ガールブームによるもの。女が集まれば男が群がる。山での偶然的な出会い・共通の趣味・大自然。なんだか運命を感じて盛り上がってしまうかもしれない。しかし、山ボーイにとってはこれも戦略のうち。
山ガールのみなさん、季節によって狩場を変える恋愛環境適応型メンズにご用心!
カラダ自慢は海に川にBBQ、色白細身爽やか森ボーイは山を目指します。動機が不純でも自然の中で体力を使う趣味は都会の街でみるジェンダーレス男子の3割り増しには頼りになる存在に見える?
山頂でのフォトジェニックな写真をインスタやFacebookに貼り付け「価値感が変わった」ポスト!
大抵、この手のタイプは山でなくても価値観を変えるし、大学時代にカンボジアあたりにバックパッカーの旅をしていることが多い。その他にも「大自然に囲まれて、自分の悩みなんてちっぽけだって感じた。」とか「やっぱり山の空気は新鮮で美味ぇ。でも虫は嫌い」や「大自然に感謝!」などとポストすることで知られている。少なくとも目的はSNSへの投稿、山はツールだ。
山の掟といえば、すれ違いざまの「こんにちは」の挨拶。コミュニケーションが不足する今の時代には心が温まる瞬間だ。が、しかし!ここでも不純な動機の山ボーイがいる。それは、ピー◯綾部なみの熟女専ボーイだ。山は、そんな広域な守備範囲を持つ男子にとっては天国そのもの。熟女を求めて山ボーイは今日も山頂を目指す。
今や、山は年寄りの趣味だけではない。
山に登ることを目的とした街コンちっくな合コン通称「山合コン」や、高尾山を代表とするビアガーデンやテラスが素敵なカフェなどオシャレなスポットが充実!山も若者を引き寄せる施策をアレやコレやと試みています。
山という共通の言語が男女の距離をぐっと近づけるのかもしれません。
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イラスト/鬼束二郎