気温も温かくなり、夏に向けてダイエットを始めようとする方も多いでしょう。
しかし、ダイエットしようとしても食欲は減らず、せっかくランニングをしてもその倍のカロリーを摂取してしまっては意味がありません。
今回は空腹を抑える方法について紹介します。
空腹になると胃のなかが空っぽになりお腹が空きますが、空腹感は胃の状態に関係なく脳が作り出すものです。
つまり、空腹でなくても脳より空腹感の指示が出されてしまうことがあるのです。
この空腹感を抑えることで、必要以上のカロリー摂取を抑え、間食などの脂肪の原因になるものを控えることができるのです。
食欲というのは脳にある満腹中枢と摂取中枢のバランスが大きく影響しています。
食事をとると血液が食事内に含まれる糖分を吸収して脳に運びます。このとき糖分の割合=血糖値が上がり、満腹中枢を刺激し、「満腹ですよ」という信号を発します。
それが食欲を抑えることになります。
つまり、血糖値が上がると満腹感が満たされ、逆に下がると空腹感を知らせる信号が発信されるのです。
空腹を感じているときに興奮したストレスがかかると、アドレナリンが分泌されて肝臓に貯めていた等を血液に流して、血糖値をあげる効果になります。
噛む動作は脳の視床下部の神経活動を活発化させ、その結果「摂取中枢」の活動が抑制されることになります。
体内の水分が減ると空腹と感じてしまいます。
食事前に水分をとると空腹感が和らぐことになるので、食事量を抑えたいときに有効です。
ダイエットといってもやみくもに運動をしたり、食事を抑えればよいというものではありません。半端な知識のダイエットは命の危険にかかわります。
ダイエットで大切なことは長期で時間をかけながら行うようにしましょう!