話題のダンスボーカルグループの超特急が、6月10日(金)にパシフィコ横浜 国立大ホールにて『超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism~Body&Groovin’~FINAL』を開催した。
この日は、彼らにとって史上最大規模(約35,000人)を動員する全国ツアー『超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism』の最終日となる。本ツアーは8号者(リスナーの愛称)の声と、超特急の全力のパフォーマンスで”ありのままの彼らの姿”を堪能することができる「Short&Body」、生バンドを引き連れたサウンドに合わせたグルーブ感を楽しむことができる「Body&Groovin’」、2つのテーマを掲げて開催された。
▲3号車・リョウガ
ライブの1曲目「No1」は、原曲とかけはなれたアレンジにより大胆なスタートを切った。コーイチ・タカシの透き通る歌声を会場内に響かせ、8号車の心を一気に掴んだ。続けてステージにライトがあたると、バックダンサー5人の姿が露わになる。瞬間、会場内には悲鳴のような歓声が響く。間髪入れずにマイクスタンドを生かし「STYLE」などを歌い上げ、MCへ。
リョウガは、ツアータイトルに込めた”シンクロ”に込めた想いを語ると、タクヤの「シンクロしましょう!」というかけ声で会場内は一体感に溢れた。
▲1号車・コーイチ
ファイナル公演を迎えた彼らだが、今回のステージは別格だった。ライブが進行するたびに違う顔を魅せ、ダンス・歌とともに、メンバー全員による圧巻の”シンクロ”率を見せつける。「Rush Hour」「Secret Express」のようなスピーディーなダンスナンバーを華麗に歌い踊りあげたと思うと、次曲ではバンドサウンドを活かし、「Keyword」「FLASHBACK」といったスローテンポなバラード曲を可憐に歌う。
分かってはいても、美しすぎる生歌に声を殺して涙を流す8号車も散見していた。超特急の楽曲のクオリティの高さと、彼らのポテンシャルの高さを改めることとなった本編は「Synchronism」で締めくくられた。
▲7号車・タカシ
今回のライブでは、ポップ、ジャズ、テクノ、R&B、ヒップホップなど、「Body&Groovin’」のテーマに順じた多様な音楽性を展開し、超特急のダンスや表情を豊かなものとしていた。それらは彼らが成長していく過程で掴み取ったパフォーマンスの真髄なのかもしれない。
そして、終わらないツアーファイナル。アンコールでは「走れ!!!!超特急」「Signal」を披露した後、サプライズ発表が行われた。(※詳細は後述)
セットリストは以下
Overture
1.No.1
2.DJ Dominator
3.STYLE
4.Star Gear
5.panipani
6.Kiss Me Baby
7.Beautiful Chaser
8.Time Wave
9.Turn UP
10.Starlight〜Billion Beats
11.スターダストLOVE TRAIN
12.EBiDAY EBiNAI
13.メドレー
▲2号車・カイ
Rush Hour
Secret Express
Shake body
Drive on Week
14.バッタマン〜BAND紹介〜
15.Keyword
16.FLASHBACK
17.refrain
18.Burn!
19.OVER DRIVE
20.fanfare
21.Yell
22.Synchronism
23.チェイサー
アンコール
1.走れ!!!!超特急
2.Signal
▲4号車・タクヤ
▲6号車・ユースケ
▲5号車・ユーキ
シベリア×超特急
以下、コメント
リョウガ:第一弾はマレーシア。そして今回は、ロシア。本当に違った文化なので、新しいことに挑戦していきたいなと思います。シベリア超特急というものもありまして、僕たちにふさわしいですよね。
カイ:シベリアといえば超特急ですもんね。
リョウガ:僕たち7人がシベリアの色に染まって、いい写真を撮ってきたいなと思います。
※詳細未定
以下、コメント
リョウガ:1枚目のタイトルが『RING』というタイトルで出したわけですが、今回は・・・・秘密です!
絶対に素晴らしい一枚にしますので、楽しみにしていてください。
タクヤ:今までの超特急と新しい超特急をMIXした、進化したアルバムになるかと思います。期待していてください。
12月17日(土)神戸ワールド記念ホール、12月24日(土)国立代々木競技場第一体育館
以下、コメント
タクヤ:前回僕たちの目標だった代々木というものを成功し、今回神戸にも行くということで、僕たちを知ってもらういいキッカケだと思います。昨年の代々木よりも大きくなったなあという実感をさせたいなと思うので頑張ります。
——前回から、変わったなと思う部分はありますか?
ユーキ:変わったというか変える予定はありますね。前回はステージが8の字だったので、今回はまた違う演出で8号車さんが超特急の一員だなと感じてもらえるようなステージにしたいと思います。
カイ:絶対に昨年よりもパワーアップしたものをお届けするので、お前ら全員来いよ!!!!!!!
ダンスミュージックをベースにした楽曲と、フォーメーションダンスを取り入れたパフォーマンスで観客を魅了する今もっともホットな音楽グループ。
メインダンサーのカイ(2号車)、リョウガ(3号車)、タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)、ユースケ(6号車)。バックボーカルのコーイチ(1号車)、タカシ(7号車)からなる7人組。