とにかく聴いてくれ! 聴いてくれればわかるから!
そんなメッセージをいつも発信し体現し続けるボーカルグループ、CUBERS。
男性アイドルは数多くあれど、正直、ファン以外が見たら差別化されている部分が感じにくいというのは誰しもが根底で思っていることだろう。
しかし、CUBERSとにかく楽曲を聴いてもらうためなら何でもやってしまうグループ。
全額返金キャンペーンや100円をあげるCDなど話題に事欠かない。
そんなCUBERSが2nd EP「マゼンタ」を発売。本人たちによる全曲の解説や、キャンペーンに込めた思いを教えてもらった。
(▲左からTAKA、優、春斗、綾介、末吉9太郎)
——今回のEP「マゼンタ」について教えてください。
9太郎:前回のEP、『シアン』のときはテーマが”青春”だったんですけど、今回は”愛”がテーマとなってるので前回にはなかった恋愛の曲も歌ってます。
今、会えるアイドルがすごく多いですし、僕たち自身もそうではあるんですけど、会えない時間もこのEPを通してファンの方に寄り添えるようにと思って制作・レコーディングをしました。
例えばライブの次の日に、「昨日来てくれたファンの方、何してるかな?」と思うこともあるんですけど、そういうときもファンの方も「CUBERS何してるのかな?」って思うくださることがあると思うんですよね。
そういうときにCUBERSを近くに感じてもらえたらいいなと思って作った1枚です。
——完璧なコメントですね・・・!
TAKA:他のメンバーに入る隙を与えない。
綾介:暗記してるんですよ。いつもメモ帳持ってて。
9太郎:いや、今考えて言ってますって(笑)!
——リード曲の「君に願いを」はMVが、セルカ棒を持って横浜をみなさんが探索しているので、見ている人がメンバーとデート気分で味わえるような感じになっていますよね!
TAKA:そうなんです。僕は、そのなかであえて可愛い感じを狙ってアイスを食べたんですけど、全部カットされてました。
綾介:ただその日の気分でカレーを食べた僕のシーンは使われてました。
TAKA:なんでそっちは使われてこっちは使われないんだっていう(笑)。
歌詞をアンダーグラフの真戸原さんに書いていただいたんですけど、日常生活に寄り添った共感をしてもらいやすいと思うのでぜひ日常に落とし込んで聴いてほしいです。
9太郎:MV中のダンスシーンは夜の大桟橋で撮ったんですけど、観覧車が映るシーンで、観覧車の明るくなったタイミングに合わせてダッシュで撮るのが大変だったよね。
綾介:撮影中に光が消えちゃってカットになったり。
9太郎:トータルで15時間も撮影していたのが思い出だよね。
——セカンドリード曲の「カラフル」も”寄りそう”のテーマにかなり沿った歌詞ですね。
優:歌詞で「愛してる」って言ってるのはこの曲が初めてなんですよ。
綾介:そういえば、「モノクロのPortrait(ポートレート)」って言ってる歌詞があるんだけど、優がレコーディング中、”ポートレート”を”ポターレイト”って歌ってて、みんな「ん? 聞き間違いかな?」ってなったよね(笑)。。
優:・・・ちょっとネイティブすぎことは謝る。
TAKA:うるせえ(笑)。気持ちよさそうに歌ってたから、みんな指摘せず泳がせてそのフレーズばっかり歌わせてたよね。
——「PINK」は綾介さんがダンスの振り付けをしたんですよね?
綾介:はい! この曲は、音数も多くて歌詞も強烈文字数も多くて。音を取って振り付けをするのが得意だった僕にとっては苦手な曲とも言えたんですけど、僕自身の新しい一面も魅せられたらと思って挑戦しました。
ダンスでいうと、今までダンスソロがあるのは僕くらいだったんですけど、今回は見せ場があります!
特に、優と春斗くんに関しては、エグい感じの絶対やらないだろう的な予想外のことをしているので。
優:やらされた・・・
綾介:おい(笑)! イントロではTAKAのソロもあるので注目してもらえたら嬉しいです。
——4曲めの「いつか忘れられるさ」は、歌がないインスト曲なんですね。
春斗:僕のシャラララというコーラスだけなんです。インスト音源なのでライブで披露することはないよね。
綾介:各々、振り付けとか想像してもらえればと思います。
9太郎:え・・・!? そういう想像してもらう感じだと認識してなかったんだけど・・・。
綾介:”寄り添う”がテーマだからこそ、各々が考えた振り付けで僕たちを想像して欲しいです。これ聴いてどう思う? みたいな、考えるほど、聴くほどに味が出るスルメソングになればいいなと。
——ファンの方に託す感じの曲なんですね・・・?
TAKA:あくまで個人の感想ですよ、みなさん。
9太郎:男性アイドルの音源にインスト音源が入ることってないと思うので、人にっては人生初のインスト曲だったり、「え、歌わないまま終わっちゃったんだけど!?」ってびっくりすると思うんですけど、作品として楽しんでもらえたらなと思います。
——続いて、「今日はどんな日だった」はどんな曲ですか?
春斗:サビに「泣いて 笑って 泣いて」というフレーズがあって、人生観を歌っているというか、生き方について言っている壮大な曲ですね。
9太郎:・・・春斗くん、絶対言葉足りなくない・・・?
これ、春斗くんが喋ったことにしてもいいんですけど、生まれたときに人って泣きながら生まれるじゃないですか。
死ぬときは周りの人に泣かれながら死んでいくと思うんですけど、始まりも終わりも泣いているから、せめて「生きてる間だけは笑っていたいよね」っていう歌詞になってるんです。
でも、最後の部分だけ「泣いて 笑って 泣いて」だったのが「泣いて 泣いて 笑えたら」になっていて。
“笑ってばかりじゃいられないよね”っていうことも言ってくれてホッとするというか。泣いてもいいんだなってところに落ちてることによって成り立ってる曲だと思います。
春斗:ここまで僕が言ってたってことにしておいてください。
9太郎:最年長なのに日に日にぼけぼけになってる。だから僕がこんなしっかりしちゃったんだよ!?
——「ボクラチューン!!」はみなさんで振り付けされたそうですね。
春斗:そうなんです。全員で振り付けをしている曲で、イントロも踊りが5パターンあるんですよ。歌詞やメロディー含め、僕らの全部を入れて表現した曲でもあります。
綾介:普通の曲より5倍楽しめるので、ライブに通う楽しみがある一曲だよね。
TAKA:振り付けをするのは、「TOKYO HERO」以来だったんですけど、歌詞がない間奏の部分だったので、音をヒントに考えるのはすごく大変でした。
優:振りを考えるのはもちろん、5人でパートに分けてやっているので、個々のものを合わせることでずっと踊らない振りが続いたり、全部ポップになったり、調整するのにも苦労したよね。
9太郎:実は、イントロを5パターンやらない? って言い出したのは優なんですよ。それを聞いて、みんなめっちゃいいじゃん! って。
優:CUBERSのライブに来てくださるファンの方って、すごく一緒に踊ってくれるし、ちゃんと踊れているんですよ。
だから、5パターンあっても覚えられるだろうな、それくらいの方がやりがいあるんだろうなって思って。そんなこと誰もライブでしてないはずだし。
9太郎:本当にみんなめちゃくちゃすぐ覚えてくれるんですよ。
2、3回披露するとすぐ踊り出すよね。振り入れ動画もらってるのか疑うくらい(笑)。
なんなら僕たちより振り入れの速さはいいかもしれないです!
TAKA:9太郎は振り覚え悪いから見習わなきゃだよね。今回も笑顔でできないって笑顔でごまかしてたし。
綾介:裏でちょっと泣いてたよね。悔しがって。
9太郎:泣いてないよ。10代の女子アイドルかよ! 現実は、24歳の男性だから!
——TOKYO MXのスポーツ番組「F.C.TOKYO 魂!」のエンディングテーマだった「TOKYO HERO」は4月に発表してから念願の音源化ですね!
春斗:はい! 当初はCD化する予定はなかったんですけど、今回収録させていただきました。
満を持して出せた感があるので、僕らも聴いてもらえる機会が増えて嬉しいです。
——いろんな人に聴いてもらえるといえば100円もらえちゃうCDが話題ですね!
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生写真は6000枚で終了予定でしたが、ご好評につき追加封入させていただきます。展開は10月9日(祝月)迄!
是非、タワーレコード渋谷店へ👟
(本日パネルは春斗👀)#CUBERS#100円貰えちゃうCD pic.twitter.com/dJqRkyfspX— CUBERS(キューバーズ) (@cubers_official) October 5, 2017
9太郎:今ってYouTubeやアプリを使えば、無料で音楽が聞けちゃう時代じゃないですか。
例え「無料で聴けます!」って言っても男性アイドルってだけで偏見があったり、アイドルでしょ結局。っていう考えでその分野に興味がある人からしか聴いてもらえないですよ。
だから100円払うのでせめてワンコーラスだけでも聴いてください! っていう気持ちがこの企画を産みました。
綾介:事務所も通すとは思わなかったよね。タワレコには僕らの等身大パネルも設置してあります。
9太郎:9日までメンバーも結構行くと思うんで会った時は遊んでやってください。
——11月にはワンマンライブがありますが、意気込みを教えてください!
綾介:内容に関してはまだ打ち合わせ中なんですけど、今までのライブで一番大きい渋谷WWWという場所でやるので、僕らの覚悟みたいなものが伝わると良いなと思います。
いつも、ライブの最後に必ず「目標の武道館、夢の味の素スタジアム」と言ってるんですけど、それの一歩につながるようなものにしたいです。
・・・すみません、9太郎と違って全部アドリブなんでコメント力がなくて。。
——(笑)。それでは最後に食欲の秋、読書などありますが、みなさんそれぞれどんな「○○の秋」にしたいか教えてください!
9太郎:インスタ映えの秋にしたいと思っています。TAKAが先輩でいつも映えてんな〜って思っていて。自分と比べると全然ダメなので最近は加工とかすごい頑張ってます。最近ファンの方にも映えてきてるって話題なのでぜひチェックしてみてください!
春斗:僕は笑いの秋ですね! ライブでは滑りがちなんですけど、みなさんを笑顔にしてなんぼということで。最近YouTuberの方のサポートとして入ったので、YouTuberな秋にもしたい!
TAKA:親目線で大丈夫かなってソワソワして見ちゃうけどね。でも今日2回くらい見ちゃった(笑)。
綾介:俺も今日帰ったら見ておくわ。
春斗:見てねーのかよ!
9太郎:あんなにタイムラインに出てたのに見てないの(笑)!?
綾介:僕はパリピな秋にしたいですね。
TAKA:ずっとじゃん!
9太郎:もうよくない・・・?
綾介:年々パリピ度が落ちてるし、今年は夏らしいことをプライベートで何もしてないので12月31日を迎えるまで夏として爪痕を残していきたいです。
メンバーみんなでパリピしたい!
全員:(・・・・)
TAKA:筋トレの秋にします! 夏に鍛えて秋に休みがちな季節ですけど、あえてそこで鍛えて自分磨きしようかなと思います。
優:僕は真面目になっちゃうんですけど、ライブの秋かなと思っていて。
11月にWWWのワンマンがあって、今までで一番大きなステージだからこそ、そこまでの期間が勝負だと思っていて。みんなに楽しんでもらえることをできるようにします!
(▲Type-A)
発売日:2017年10月4日
タイトル:2nd EP「マゼンタ」
レーベル:Bermuda Entertainment japan
品番:BMEJ-0042/ BMEJ-0043/ BMEJ-0044(Type-A/B/FC東京コラボ盤)
価格:2,000円(税込)
※Type-Aに音楽ジャーナリスト高橋芳朗によるライナーノーツ収録
※Type-Bにメンバーによるセルフライナーノーツ収録
※FC東京コラボ盤にメンバーによる「TOKYO HERO」解説収録
※FC東京コラボ盤はCDショップでの販売はございません。FC東京イベントでの会場販売、通販サイトのみとなります。
<収録内容>
(▲Type-B)
01. 君に願いを
02. カラフルにしよう
03. PINK
04. いつか忘れられるさ
05. 今日はどんな日だった?
06. ボクラチューン!!
BT. TOKYO HERO (TOKYO MX「F.C.TOKYO 魂!」エンディングテーマ)
※FC東京コラボ盤のみBTが07表記に変更。
・CUBERSワンマンライブ ~今年EP2枚リリースしたのに、大きなワンマンしてないよね?~
日程:2017年11月5日(日)
会場:渋谷WWW
(※〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町13−17 ライズビル地下)
開場/開演:15時45分/16時30分予定
チケット:¥3800(当日券販売の場合 ¥4300)
主催:つばさプラス/ Bermuda Entertainment Japan
問い合わせ:渋谷WWW TEL03-5458-7685
◆一般発売
受付期間:2017年10月7日(土)10:00~11月4日(土)
ローソンチケット:Lコード 71935 http://l-tike.com/order/?gLcode=71935
チケットぴあ:Pコード 343140 http://w.pia.jp/t/cubers/
Yahoo!チケット:https://ticket.yahoo.co.jp/tour/00002439/
e+:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002240698P0050001P006001P0030001
(※Yahoo!チケット/イープラスのみ10月10日(火)より販売)
TAKA(タカ)
優(ユウ)
春斗(ハルト)
綾介(リョウスケ)
末吉9太郎(スエヨシキュウタロウ)
CUBERS official Twitter