ダメージデニムというと、ブルーデニムのものを想像しがちですが、ブラックスキニーってあまり見かけなくないですか?
そしてあったとしても高い・・・。
ならば作ってしまえばいいじゃないか! ということで蓮さんが挑戦したよ!
「できて当然ですよ」という蓮さんレクチャーの元、早速やってTRY!
GUで購入した1990円(税抜き)のデニムです!
デニム、カッター、紙やすり、そして写真には写っていませんが下敷き用のダンボール!
蓮さん曰く、紙やすりはあってもなくてもいいとのこと。
実際にパンツを履いてみると、平置きしていたときより微妙な位置の違いがあるもの。
ベストな位置に加工をするために、穴を開けたい位置を確認したら、マジックやボールペンで印をつけておこう! 黒なのでマジックで書いても分からないし、どちらにせよその部分には穴を開けるので心配せず書いてOK。
パンツの裏まで穴が開いてしまわないように、ダンボールを中に入れて下じき代わりにしたら準備完了!
※本やペットボトルでも代用可能
それでは、行っちゃいまーす!
えい!
几帳面にまっすぐでなくとも味が出るので定規は使わず、そのまま刃を入れてしまってOK。
「横幅を開けすぎも膝がぱっくり開いちゃうんで、8cmくらいがいいですね!」
穴を開けたい幅にもう1本同じくらいの長さの切れ目を入れて
その間を埋めるように長さのランダムな長さの切り込みを入れていこう。
細かくほじっていくような感覚。
ちなみにこれは初心者向けの切り方なので、慣れてきたらもう1本の線は入れなくてもOK。
デニムはこのように縦と横の糸で編まれているので、縦糸を切って横糸を残す。
さらに横糸の量を好みで調整して空間を作るイメージだよ。
ほどよく切り込みを入れることができたら、縦糸を取ろう。最初は手で、細かい部分ガムテープで取り除けば、一気に完成間近!
仕上げ加工はいくつかあるけど、まずはカッターの刃を立て、スライドさせていくパターン。
どうしても自分で切り込みを入れると切り口がキレイすぎてしまうけど、刃の部分をスライドさせていくと・・・
このように自然なほつれた感が出せるんだ。
同じようにポケットの部分も加工。
※ちなみに、前ポケットに加工をする場合は、内袋を出しておかないとポケットから物が落ちてしまうことになるので注意。
紙やすりでこすることで、摩擦で穴の周りも上手く毛羽立ちができる!
▲赤丸の部分がやすりをかけたところ
ということで完成!
こんな感じの穴が開きましたー!
幅がある隙間の部分は、横糸もまとめてカットしたところ。
そしてさすがプロダメージデニム加工師の蓮さん!(?)
もう片足はランダムな長さや幅の穴を作ってくれました!
両足並べるとこんな感じ。
完成したデニムを早速履いてみたよ!
なんということでしょう・・・!
あんなに淡白だったスキニーが、本気で売り物みたいな仕上がりに。
2000円の商品だったとは思えない!
簡単ですよ、と言ってた蓮さん。上手くやるコツはあるの・・・?
「ないです。笑笑 だって誰でもできるものなんですもん!
でも、どんなダメージを入れたいか、事前にネットで理想のデニムの画像を探しておくと、加工がしやすいと思います。あとは糸がランダムでない部分があるとそれっぽさがでます」とのこと。
もし家に、もう履いていないデニムがある人は、まず練習をしてからやってみると失敗しないはず。自分好みのデニムにできたら、愛着200%!
目指せ、イブ○ン○ーランのデニム!
■ あわせて読みたい!